本好きなら一度は行ってみたい。東京都内の美しい図書館7選

出典：RAN_GLAYERさんの投稿

予定のない午後。どこかでゆったりとした時間を過ごしたいと思った時、あなたならどこへ出かけますか？きっと、近所のカフェや公園などが定番スポットだと思いますが、たまには図書館に出かけてみてはいかがでしょうか。

出典：scorさんの投稿

無数の本が並ぶ図書館は、本好きにとってはたまらない空間ですよね。それだけでなく、都内にはさまざまなこだわりを持った図書館があるんです。今回はそんな素敵なこだわりを持つ図書館を厳選してご紹介します。

明治42年に東京市立図書館として設立された「江東区立深川図書館」。東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄大江戸線「清澄白河」駅より、徒歩約7分の場所にあります。この図書館の魅力は、なんといってもその建物。歴史ある建物は、外観も内観も、設立当時の趣を感じさせる魅力あるデザインをしています。「江東区立深川図書館」の周辺には緑もいっぱい。木々の爽やかな緑と白い外壁の対比が、目に鮮やかに映ります。

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大きな窓やステンドグラスから陽光が差し込む館内には、長い時間を経た木材の香りが漂います。美しくカーブした階段を一段一段上りながら、その歴史に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

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「日比谷図書文化館」はただの図書館ではなく、「旧・都立日比谷図書館」と「千代田区立四番町歴史民俗資料館」の機能を併せ持った文化施設です。場所は、東京メトロ丸の内線／日比谷線「霞ヶ関」駅B2出口より徒歩約3分。読む・調べる・学ぶ・楽しむ・交流する・創造する…そのすべてが詰まった「知識への入口」となる。それが「日比谷図書文化館」です。

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「日比谷図書文化館」では、不定期にさまざまな展示会が開催されています。広い館内には、本にちなんだ作品がずらり。本を楽しむだけではなく、こうしたアート作品にも触れられるのが「日比谷図書文化館」の特長です。

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図書館と言えば昼のイメージが強いですが、「日比谷図書文化館」は夜の姿も美しいんです。都会のビル群に囲まれて輝く「日比谷図書文化館」は、まるでおしゃれな商業施設のよう。黄色みを帯びた電灯があたたかいですよね。

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「旧・都立日比谷図書館」の蔵書を引き継ぐ形で1973年に設立された「東京都立中央図書館」。東京メトロ日比谷線「広尾」駅1番出口より徒歩約8分の場所にあります。その蔵書数は202万冊にのぼり、国内の公立図書館としては最大級の規模を誇ります。

そんな「東京都立中央図書館」は「有栖川宮記念公園」の一角に設立されており、館内からも色鮮やかな公園の景色を堪能することができます。お気に入りの一冊を片手に眺める美しい景色は、まさに格別の一言です。また「東京都立中央図書館」には展示コーナーが設けられており、不定期でさまざまなアート作品が展示されています。東京を象徴するかのようなアートは、一見の価値ありです！

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「国際子ども図書館」は、その名の通り、国内外の児童書およびその関連資料に関する図書館サービスを担う施設。JR「上野」駅公園口より徒歩約10分、東京メトロ日比谷線／銀座線「上野」駅より徒歩約15分の場所にあります。すべての子どもが読書の楽しみを享受できる環境を整理し、真に豊かな社会を実現するべく、日々活動を続けている図書館です。

出典：トライ＆エラーさんの投稿

そんな「国際子ども図書館」は、明治39年に設立された「帝国図書館」を基盤としています。貴重な建築遺産を保存利用しつつ、新しい機能と空間を付け加えた様子は美しいですよね。歴史と新しさが融合した建物は、つい写真を撮ってしまいたくなる人気スポットです。

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「国際子ども図書館」には、高い天井のホールも併設されています。「帝国図書館」時代の図書館用品などが収められているほか、音楽会や各種催しも行われています。本に触れるだけではなく、子どもが見て・聴いて・触れて学べる空間となっているんですね。

出典：みけ@さんの投稿

東京都北区にある「北区立中央図書館」は、北区の子どもや住民に寄り添う図書館です。JR京浜東北線、東京メトロ南北線「王子」駅から徒歩約15分、JR埼京線「十条」駅南口から徒歩約12分、JR京浜東北線「東十条」駅南口から徒歩約12分の場所にあります。館内では定期的に「おはなし会」が開催されるなど、地域の活性化のための事業をいくつも展開しています。

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そんな「北区立中央図書館」は、これまでにさまざまな賞を受賞しています。前述の「おはなし会」などが高く評価された「平成22年度子どもの読書活動優秀実践図書館文部科学大臣表彰」や、「第5回日本ファシリティマネジメント大賞『奨励賞』」。歴史的価値のある建物を保存・活用していることを評価され、「第27回日本図書館協会　図書館建築賞」も受賞しているんですよ。

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大きな窓ガラスからたっぷりの陽光が差し込む明るい館内には、数も種類も豊富な蔵書がずらり。その魅力のため、全国から見学や取材、テレビドラマの撮影依頼が絶えないそうです。

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歴史ある建物を利用した図書館を数多くご紹介してきましたが、次にご紹介する「武蔵野プレイス」は、打って変わって近代的なデザインが特徴的。白い壁に等間隔で並ぶ円形の窓…ひと目では図書館と感じさせない外観です。場所はJR中央線、西武多摩川線「武蔵境」駅南口より徒歩約1分。

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内観も外観同様、白を基調とした壁に曲線が印象的なデザインをしています。図書館と言えば棚や机による直線的なデザインのイメージが強いですが、「武蔵野プレイス」はその真逆をいきます。一部の本棚まで曲線で構成されているので、なんだか近未来的な印象を受けますね。また季節によっては、盆踊りなどのイベントが開催されることも。近未来的なデザインの「武蔵野プレイス」と昔懐かしい櫓の対比が、チグハグなようでいながら妙な一体感を醸し出しているのがなんともユニークですね。

JR中央線／武蔵野線「西国分寺」駅南口より徒歩約7分の場所にある「都立多摩図書館」では、「東京マガジンバンク」という雑誌の特性を活かしたサービスを提供しています。ほかにも「児童・青少年資料サービス」も展開されていますよ。木の香りが漂う書架には、無数の雑誌がずらり。「東京マガジンバンク」では、休刊や廃刊となった懐かしの雑誌も手に取ることができます。雑誌とともに歩んできた過去に思いを馳せながら、一枚一枚ページを繰ってみるのも一興ですね。2017年1月に移転オープンした「都立多摩図書館」。建物周辺には緑が植えられ、ちょっとした散歩にもぴったりの空間が広がります。晴れた日のお出かけにうってつけですね。

出典：ゆめおちさんの投稿

今回は都内にあるこだわりの図書館7選をお届けしました。長い歴史を重ねてきた建物を活用した図書館や、近代的なデザインを取り入れた図書館など、さまざまなタイプの図書館がありましたね。ゆったりとした時間が流れる図書館。ぜひ晴れた日にお出かけください。