2022年10月16日
子どもと行きたい!絵本がいっぱい都内の子ども図書館4選
子どもの想像力を磨くのにも効果がある読書。せっかくならたくさんの本に囲まれて、どんどんと興味のあるものを読む姿を見てみたいですよね!そんな時におすすめなのが親子で図書館デートです。何かと不安な子連れでも安心していける子どもが主役の図書館をご紹介します。
子どもの成長と共に、あそびの内容も変化していきますよね?子どもはあそびながら学習し、大人の何倍ものスピードで成長していきます。そんな子どもの成長に欠かせないのが【目と耳からの情報】です!絵本の読み聞かせをすることで、子どものあらゆる感覚を刺激し、発達に良い影響を及ぼすのだとか。
“読み聞かせ”の時間は、親子のコミュニケーションタイムとも言える非常に大切な時間です。実は幼い頃から“読み聞かせ”で脳を刺激されていた子どもは、学校の成績や将来の就職にまで良い影響を及ぼすと言われているのです!
■コミュニケーション能力が上がる
■表現力が広がる
■考える力が身につく
■ボキャブラリーが豊富になる
■想像力が豊かになる
■人の気持ちが分かる子になる
という効果が期待できるのだとか。
“読み聞かせ”が発達に良いのは分かるけど、たくさんある本の中から「どうやって、その子の年齢や好みに合わせて絵本を選べばいいの?」と迷われるママも多いのではないでしょうか?そんな時に便利なのが図書館なんです。図書館でさまざまな本を読んでみて、その子の反応を見ながら、気に入ったものだけを後日購入すれば良いのです!
でも実際、図書館のように静かな場所に子連れで行くには抵抗がありませんか?「騒いで周りに迷惑をかけてしまわないか」「オムツ替えや授乳はできるの?」など、心配しだしたらキリがありませんよね。そんなママ達の悩みを解消すべく、今回は、お子様連れでも安心して行ける都内の図書館を厳選してご紹介します!
上野公園内にある「国立国会図書館」は、日本中の本が集まると言われています。その中に、子ども専用図書館が併設されているのをご存知でしょうか?その名も【国際子ども図書館】。「子ども専用図書館」と言うだけあり、児童書の数は普通の図書館とは比べ物になりません!さらにここでは、定期的に「おはなし会」が開催され、子ども達に本の素晴らしさを伝えています。
「子ども達に読んでほしい本」を揃えた【子どものへや】。主に小学生を対象とした、約9、000冊もの児童書が収蔵されています。本棚やテーブル・椅子がアーチ型になっていて、本に囲まれた空間で読書ができるのが魅力的ですね。さらに小さなお子様向けに、靴を脱いで、座って絵本が楽しめるように「ちいさな子どものための絵本コーナー」も併設されています。
世界の国々の地理・歴史・文化などを学び、国際理解を目的とする【世界を知るへや】。このコーナーには、世界のさまざまな国のことを知るための本と、外国語で書かれた本などを合わせて、約1、800冊も収蔵されています。机の上に置かれた地球儀が、子ども達の探究心をかきたてます。
・専用の授乳スペースがある。
・靴を脱いで上がれる休憩スペースがある。
・「休憩室」でのみ、お弁当など飲食も可能。
・「カフェテリア」では、軽食だけでなくお菓子や飲み物も販売している。
国際子ども図書館の詳細情報
イタリアのボローニャから寄贈された絵本を所蔵していることから名付けられた【いたばしボローニャ子ども絵本館】。以前は板橋区の小学校跡地を利用して開館していましたが、現在は板橋区立中央図書館内にあります。約85ヵ国・25、000冊もの絵本を取り揃える、日本でも珍しい「海外絵本の図書館」です。貴重な本が多いので、個人への貸出は行っておらず、館内での閲覧のみとなっています。
日本ではなかなか見る機会のない、外国の絵本を読むことができるのはここだけ。また、季節に合わせておすすめの絵本や展示物も変えており、四季折々のイベントを肌で感じることができる貴重な図書館となっています。さらに、毎週開かれている「世界の絵本おはなし会」は、参加無料!お子様だけでなく親御さんも楽しめる内容ですので、ぜひ親子で参加してみてはいかがでしょうか。
いたばしボローニャ子ども絵本館の詳細情報
写真はイメージです。
都営地下鉄大江戸線 新江古田駅A1出口より、徒歩約10分の「東京子ども図書館」。中野区の閑静な住宅街にある子どもの本専門の私立図書館です。【児童室】には絵本や児童書など、約7,700冊の本が所蔵されており、【資料室】にはさらに、海外絵本や児童文学などを合わせて約18,000冊もの本が所蔵されているので、子ども達はたくさんの本に触れることができます。膨大な本の中から何を選べば良いか迷ってしまった時は、子ども好きの図書館コンシェルジュが、その子に合った1冊を探すお手伝いをしてくれます。
写真はイメージです。
元々は、個人が書庫を開放して行っていた「家庭文庫」でしたが、そこから口コミで評判が広がっていき、今では年間1万人以上の利用者が集まる人気の図書館となっています。子どもの本を専門に所蔵されているので、館内は子どもの目線に合わせた優しい作りになっています。
写真はイメージです。
定期的に開催される読み聞かせの会「おはなしのじかん」は、薪ストーブのある「特別な部屋」に3歳以上の子どもだけが入ることができ、そこでさまざまな絵本のお話を聞くことができます。また、小さな子どもには、身体を動かして遊んだり歌ったりすることができる「わらべうたの会」が大人気です。
写真はイメージです。
「こどもバザー」も定期開催されています。大人は入れないので、子ども達が自分で考えて買い物をします。少し大人になった気分を味わうことができるので、参加する子ども達はとても嬉しそうです!
・「わらべうたの会」で楽しく言葉に触れることができる。
・各トイレにオムツ交換台完備。
画像はイメージです。
東京メトロ半蔵門線・都営地下鉄新宿線住吉駅A1出口から徒歩約7分の「こどもプラザ図書館」。こどもプラザ内にあります。子育て中の保護者や乳幼児から18歳向けの図書を主に取り扱っており、2階は絵本や児童書のコーナーが設けられています。
画像はイメージです。
2階に29席、3階に51席と閲覧席13席あり、子ども達はここでゆっくり読書をすることができます。館内ではWi-Fiを利用できるので、区立小中学校等で貸与されている情報端末を認証なしで接続できます。2階には赤ちゃんコーナーや、プレイルームもありますよ。低学年、高学年の利用コーナーが分かれていて利用しやすです。
こどもプラザ図書館の詳細情報
都内には、子どもの五感に刺激を与える図書館がこんなにもあったのです!子育ての悩みは尽きませんが、絵本には夢がたくさん詰まっています。親子であそぶ感覚で、気軽に読み聞かせをはじめてみてはいかがでしょうか?