【倉敷】町家の宿も！カップルで泊まりたい「和の風情あふれるお宿」5選

普段、大都会のビル群に囲まれて過ごしていると、休日にはあえていつもと違う景色を見たくなりませんか？江戸時代の街並みが残る岡山県・倉敷の「美観地区」は、そんなカップルにおすすめの旅先です。

倉敷川沿いに立ち並ぶ柳の木と、川を進む笹舟、瓦屋根の建物。和の魅力が詰まった街はフォトスポットだらけ。二人でゆったりお散歩しているだけで、心が癒されていくような気がします。初めて来た場所なのになぜか懐かしい…この街には不思議な魅力が詰まっています。

美観地区の周辺には、レトロな街に溶け込んだ「和の風情あふれるお宿」も点在しています。せっかく倉敷を旅するのなら、宿泊先も「和」にとことんこだわってみてはいかがでしょう？そうすれば、この街で暮らしているような気持ちになれるかもしれません。それでは早速、美観地区を旅した際に利用したい“和風の宿”をご紹介します。

倉敷駅から徒歩10分ほど。なんとあの坂本龍馬が泊まったという「吉井旅館」は、歴史好きなカップルにおすすめのお宿。江戸時代後期に建築された民家を活用した建物は、気品に満ちあふれています。白壁と木製の格子窓を備えた外観は、まるで江戸時代の小説から飛び出してきたような雰囲気。彼と二人きりでタイムトリップ気分にひたりませんか？

江戸時代中期の商家を改装した「料理旅館 鶴形」は趣のある白壁の宿で、倉敷で最も古い建物の一つです。江戸時代から使われている柱や大梁（おおばり：柱の上の横木）、格子窓、丁寧に手入れされた中庭など、いたるところに施された和のしつらえにホッと心が落ち着きます。静かな場所で二人きりの時間を楽しみたいカップルにおすすめですよ。

倉敷駅から徒歩約18分の「暮らしの宿 てまり「おいとま」」は、2階建ての古民家を改装したお宿です。1日1組限定の貸切宿なので、倉敷に暮らすように泊まれますよ。モネやゴーギャン、青木繁ら国内外の巨匠の絵画がそろう「大原美術館」まで徒歩約7分で行けるため、芸術を中心に観光したいカップルにも◎。

倉敷駅から徒歩15分ほど。江戸らしい面影を残した「あぶと倉敷館」は、瀬戸内海のグルメを堪能したいカップルにおすすめです。調理の直前に生け簀（いけす）から上げられるお魚に、清涼な三原市・沼田東の水で育った広島のお米「ヒノヒカリ」、地酒「荒走り/森田酒造さん」など地元のうまいもんが勢ぞろいしていますよ！

倉敷美観地区の中心部に位置する「旅館くらしき」は、伝統建築に癒される料理旅館。2024年には約300年の歴史的建物を大規模リニューアルしました。歴史の重厚感を感じながらも快適なステイが叶いますよ。

最後に、美観地区で春に毎年開催されている「倉敷春宵（しゅんしょう）あかり」をご紹介しましょう。こちらはライトアップされた和傘やキャンドル、町家に投影された影絵などを楽しめるイベント。暖かな灯りを眺めつつ川辺をしっとり散策すれば、思い出に残りそうですよね♡イベントの開催日程は年によって異なるので、気になる方は倉敷市公式観光サイト「倉敷観光WEB」で確認を。

昼間はもちろん夜や朝も美しい景色を見せてくれる倉敷の美観地区。とにかく見所満載なので日帰りデートではもったいないです。二人で和の風情あふれる宿に泊まって、倉敷の魅力を味わい尽くしませんか？