倉敷の子連れ旅は好奇心をくすぐる♩ファミリーにおすすめのホテル12選

倉敷川を挟んで、揺れる柳と歴史の面影を残す白壁の建物群。風情あふれる美観地区の景色が有名な倉敷市は、新旧が絶妙にミックスされた美しい街。倉敷駅を降りると北側には大型ショッピングモール「アリオ倉敷」があり、南側の美観地区には日本最古の美術館でもある「大原美術館」などの歴史を感じる建物があり、時間を忘れて夢中になれる見どころがいっぱいです。そんな倉敷は大人も子供も楽しめる観光旅の目的地にぴったり！でも、滞在を考えると、子連れ旅での宿選びは考えることがいっぱいですよね。

駅や観光地近くなどの便利な立地のホテルに泊まりたいけれど、子連れで快適な宿選びは難しい？いえいえ、倉敷には子連れステイをサポートする嬉しいサービスが揃ったホテルが、数多くありますよ。今回は、赤ちゃんプランやファミリープランがあるホテルから、子供のアメニティが豊富なホテルなど、子連れでの宿泊におすすめのホテルを厳選してご紹介していきます。

「倉敷アイビースクエア」は、ホテルやレストラン、体験ブースなどがある複合施設。美観地区内にあり、明治時代の紡績所跡をできる限りそのまま再利用した趣ある外観が特徴です。国の「近代化産業遺産」に指定されており、赤レンガに緑の蔦が映えてとてもおしゃれ。子供たちもワクワクする施設です。

2020年10月に宿泊棟（2号棟）をリニューアルしており、美しく快適な客室空間へ。木のぬくもりを感じるナチュラルな雰囲気です。ファミリールームは45㎡の広さで畳スペースもあり、家族みんなでのびのびと寛げます。ベビーベッドの貸し出しのほか、歯ブラシやスリッパなど子供用のアメニティがフロントでもらえますよ。

館内には男女別の大浴場あり、男女ともジェットバスを備えています。ステンドグラスから光が舞い込む気持ちの良いお風呂で、こちらは2019年2月にリニューアルされました。洗面脱衣スペースはモザイクタイルを使ってとてもおしゃれ。こちらに化粧水などのフェイスケア用品も備えてあり、忙しいママをサポートしてくれます。ちなみに、客室はスタンダードとエコノミーを除いてバストイレ別の仕様になっています。

朝食は「レストラン蔦（つた）」で、和洋折衷のビュッフェスタイル。紡績工場の面影を感じる、クラシカルで穏やかな雰囲気のレストランです。レトロな空間を満喫しつつ、瀬戸内でとれた美味しい食材をたっぷり味わってくださいね。

「NAGI Kurashiki Hotel & Lounge」は、倉敷駅から徒歩で約2分の場所にある、8部屋のみのホテルです。2020年3月にオープンしたばかりで、ゲストハウスのようなアットホームさが魅力。全室が37㎡以上と広く、子供ものびのびと過ごせます。倉敷名産のデニムが印象的な青をベースとした空間です。畳付きのツインスイートルームは45㎡と十分な広さで、ベッド幅も160㎝あり、添い寝も楽々ですよ。

倉敷デニムのウォールアートや、藍染檜のアートなど、地域のカルチャーを取り込んだ洗練されて落ち着いた空間。客室にはアレクサが備わり、快適な滞在をアシストしてくれます。バスアメニティは植物性オイルの液体せっけんと刺激の少ないアミノ酸系洗浄成分を配合した「リーフ＆ボタ二クス」です。華やかなラベンダーの香りに癒やされましょう。スリッパや部屋着はフロントで借りてくださいね。

すべての客室がお風呂と洗面台、そしてトイレがセパレート。モザイクタイルをあしらった洗面台は広くて使い勝手が良いのがポイント。お風呂もしっかりと洗い場があるタイプで、寛げるバスタイムを楽しめます。

※写真はイメージです。

お部屋に持ち帰って食べられるように、パンなどの軽食が用意されています。ロビーにはウォーターサーバーがあり、子供のミルク作りに便利！離乳食を温めたい方は、電子レンジが使えますよ。

「センチュリオンホテル＆スパ倉敷」は駅から徒歩で約3分の場所にあり、贅沢な露天風呂付き客室が魅力のホテルです。家族で気兼ねなくテラスの露天風呂を楽しめる快適宿ですよ。館内や客室は上質なモダンインテリアが揃い、エレガントな雰囲気。ベッドは英国王室御用達のスランバーランドのマットレスを使用しており、快眠を約束してくれます。

こちらのホテルでは、事前に連絡をしておけば、子供用のアメニテイがもらえます。子供用の歯ブラシやスリッパなどがセットになっていますよ。館内に有料のコインランドリーもあり、もしもの時にも安心です。さらに、ママにも嬉しいメイク落としや洗顔料、化粧水、乳液などのアメニティがあるので、ばっちりスキンケアもできちゃいますよ。
※画像はイメージです。

ホテル内には天照ラジウム温泉の大浴場が男女1つずつあります。街なかにありながら大きな窓から緑が見える工夫がされていて、とても開放的。サウナもありますよ。日本を感じる天井画や富嶽三十六景がデザインされた大迫力のロッカーにも注目です。

朝食は、1階の和洋ダイニング「GIN（ジン）」でビュッフェスタイルでいただきます。地産地消をコンセプトにした健康的な朝ごはん。倉敷ブラックカレーなど3つの味を楽しむ本格カレープレートの朝食もあります。

「ロイヤルパークホテル倉敷」は、2020年11月25日にオープンしたホテル。倉敷駅前の商店街アーケードと直結の好立地にあり、倉敷駅からは徒歩で約5分、美観地区までは約9分の場所です。宿泊に特化したホテルでありながら、倉敷観光のコンシェルジュを兼ねて情報発信を行うラグジュアリーなホテルです。倉敷のまちを意識したカーペットやインテリアにも注目してみてくださいね。

インテリアだけでなくお部屋のアメニティにも注目。まず、アメニティは名産の倉敷帆布の生地で作られたポーチにセットされています。さらに、ベッドスローやクッションは、倉敷帆布と名産の倉敷デニムのパッチワークデザインが使われており、伝統に包まれる空間です。おすすめの客室、くらしきツインは広さが29㎡、バスとトイレがセパレートです。赤ちゃん用にベビーベッドのレンタルができますよ。

ホテルには男女別の大浴場があり、体の芯から温まって旅の疲れを癒すことができます。男性風呂にはサウナが、女性風呂には壺風呂がついていますよ。さらに女性風呂には、水回り製品で世界最大級のシェアを誇るグローエ社製のレインシャワーが備え付けられています。

朝食は、11階にあるビューラウンジ「シルク」で。ホテルの中でも一押しスペースで、倉敷の街を一望する気持ちの良い眺めが魅力。天気の良い日は親子でテラス席で朝食をいただきましょう。地元の食材をたくさん使った朝ごはんを食べて、元気に観光へ出かけましょう。

暮らしの宿てまりの「おいとま」は、1日1組限定の一棟貸しホテルです。2015年に二階建ての古い一軒家をリフォームして誕生しました。アイビースクエアの裏手にあり、風情のある路地裏を通って宿へ。まるで倉敷に暮らすかのようにステイできる古民家ホテルです。畳の空間がメインで、お布団でもベッドでも寝られますよ。

2階には、秘密基地のようなキッズスペースがあり、絵本やおもちゃなどがたくさん用意されています。子供なら絶対嬉しくなるかわいい空間。さらに、赤ちゃん用のお布団や丸形まくら、オムツなどの用意も。オムツはメーカーの要望まで受け付けてくれるので、事前に相談してくださいね。かさばるオムツを持たなくても良いのはとても助かりますね。

1階にあるお風呂は広々としており、清潔感があります。シャンプーなどバスアメニティのほか、化粧水などのフェイスケアアイテムも備えていますよ。さらに、子供用のシャンプーなどの準備もあり、至れり尽くせりです。

お部屋には、調理器具が揃ったキッチンがあるので、離乳食づくりにも便利。まるで家で過ごしているかのような、穏やかな時間が流れていきます。また、食事付きプランでは、桃太郎ポークのしゃぶしゃぶか、たこ焼きを楽しめます。どちらも家族でほっこり楽しめるメニューなのが嬉しいですね。きめ細かく柔らかい肉質の桃太郎ポークは、地元の塩ポン酢やごまだれでどうぞ。

「倉敷国際ホテル」は、倉敷駅から徒歩で約8分、美観地区の大原美術館隣にあるホテルです。客室はラグジュアリーをコンセプトにしており、淡い配色の落ち着いた空間。トリプルの利用では28.4㎡のツインルームに90cm幅のエキストラベッドを1台用意して利用します。また、3世代でも大丈夫な洋室2間のコネクティングルームの利用も可能。

大人向けアメニティも充実しており、本館ではPOLA SHOWER BREAK（シャワーブレイク）のバスアメニティが、アネックス館では、DHCオリーブグリーンシリーズが利用できます。ママも日頃の忙しさから解放され、お肌をいたわってあげましょう。

お風呂は基本的にユニットバスタイプですが、コンパクトながら広くて使いやすいと宿泊者に好評です。子供と一緒だと、まとまった水まわりが何かと使い勝手が良いですよね。親子で楽しくバスタイムを楽しんでくださいね。

朝食は本館1階のレストラン「ウイステリア」で、高梁川流域の食材をふんだんに使ったビュッフェをどうぞ。老舗精肉店のソーセージやベーコン、ホテルオリジナルカレーなど約40種類の和・洋の品々が並び、子供が好むメニューもきっと見つかります。ホテルメイドのパンも並ぶので、パン好きなお子さんに嬉しいですね。希少糖を使ったパティシエ特製プリンも要チェックです！

「倉敷ロイヤルアートホテル」は、美観地区まで徒歩約1分の好立地に建つラグジュアリーなホテル。全室が40㎡と広く、小さいお子様連れでも寛げる和室もありますよ。また、洋室なら通常のベッド幅でも140cm、ダブルは180cmとゆとりあるサイズなのも嬉しいポイント。

子連れ旅に嬉しいサービスが豊富なところもメリット。子供用のパジャマや歯ブラシにうがい用コップ、さらに子供がぐずった時に助かる絵本やパズルなどの準備があります。ベビーベッドは1泊1,000円でレンタルでき、おねしょが心配な夜にも安心の防水シートの用意もあります。

こちらは、和室タイプの客室バスルーム。御影石を使用した贅沢なスペースで、シャワー付きの洗い場も備えています。洋室タイプの客室バスルームも贅沢な造りで、イタリア産総大理石を使用。重厚感たっぷりで、ちょっと非日常を感じる入浴タイムに。子供と一緒でも余裕な浴槽の広さは、宿選びのポイントになりますね。

朝食は、カフェ「ラヴェンナ」でビュッフェスタイルでいただきます。小学生未満の子供は無料のほか、子供用のメニューもありますよ。

「ベッセルホテル倉敷」は『家族サイズで旅しよう』がテーマのコスパ優秀なホテル。倉敷駅の隣駅、中庄駅から車で約2分、倉敷I.C.からは車で約8分で、88台収容可能の無料駐車場があります。全室に幅150cmのクイーンベッドがあり、子供との添い寝でも窮屈を感じません。

子連れでの滞在をサポートする無料のレンタル用品が多いのもポイント。小さい子供と一緒でも安心のおしりふきやオムツ、哺乳瓶消毒や、少し大きくなった子供も楽みしながら滞在できる絵本など、いろいろ揃っていますよ。他にもたくさんあるので、レンタル品の詳細はホテルの公式HPを事前に確認してくださいね。連泊の際に嬉しいコインランドリーもあり、24時間利用可能です。

全室が、バス・トイレとは別に独立洗面台を設置しています。子連れでの宿泊では、さっと手や物を洗いたいことが多いから、洗面台が独立していて部屋の中にあるのは便利で嬉しいですよね。

朝食は1階のラウンジで、ビュッフェスタイルでいただきます。こちらは宿泊者全員が朝食無料。大人数での滞在でも、朝からみんなでモリモリと食べられそうですね。岡山の郷土料理や特産品が勢揃いの贅沢な朝食です。

「倉敷ステーションホテル」は、倉敷駅から徒歩で約3分のところにあり、観光などに便利なホテルです。ビジネスホテルですが、ファミリーでも滞在できる21m²のトリプルルームはコンパクトかつリーズナブルな滞在ができます。

旅先の客室で気になる乾燥などは、貸出グッズで対応可能。フロントで加湿器や空気清浄機のレンタルを利用することもできますよ。また、ホテルの1階がコンビニなので、なにか足りないものがある時にすぐに買いに行けるのもメリット。ホテルには有料コインランドリーがあるので、子連れの急な洗濯物が出た場合にも安心です。

お風呂はユニットバスタイプでコンパクトな造り。客室には必要最低限のアメニティのみが置かれています。なので、備わっていないアメニティ類に関しては、フロントロビーでご自由に。バリエーションもあるので、是非チェックをお忘れなく！

朝食は豪華な和朝食がいただけます。岡山県産のご飯に一夜干し、きんぴら又はひじき、納豆に炊き合わせ、湯豆腐（季節による）など、子供が食べやすい和惣菜が並ぶのが嬉しいですね。まるで旅館の朝ごはんのようで宿泊者に大好評。ボリュームがあるので、子供とシェアしても良さそうです。

親子の好奇心を刺激する新旧のスポットなど、家族で楽しめる場所がたくさんある倉敷。子連れにやさしいホテルが駅や美観地区周辺にも豊富にあるので、利便性も抜群です。子供向けのアメニティやおもちゃ、そしてオムツ等の準備がホテルにあると、環境の違いに戸惑う子供とのステイも安心感を持って過ごせそう。子供の年齢や家族構成などに合うホテルを選び、倉敷への子連れ旅を満喫しましょう！