神戸観光のついでに運気もゲット♪女子旅で訪れたい「パワースポット」8選

交通の拠点になっている繁華街「三宮（さんのみや）～元町（もとまち）」を中心に、異人館が並ぶ「北野エリア」や、海辺の絶景ビューが広がる「ベイエリア」まで、おしゃれなスポットが盛りだくさんの神戸。これからご紹介する神戸のパワースポットは、神戸観光のテッパン的なエリアを中心に選んでいます。女友達と神戸観光をしながらパワースポットめぐりも楽しみましょう♪

神戸港と六甲山（ろっこうさん）との間にある三宮、異人館エリアは坂道が多い街です。地下鉄三宮駅、JR新神戸駅をはじめ、元町や異人館など神戸市内の観光スポットを循環する定期観光バス「シティループ」がありますので、効率よく利用をして神戸観光を楽しみましょう。

「生田神社」は1800年以上の歴史があり、神戸では湊川神社、長田神社と並ぶ3大神社とされています。三宮駅から歩いてすぐの場所にあり、都会のオアシス的な存在。“御縁結びのいくたさん”と呼ばれ、恋愛成就や安産祈願で有名な神社です。生田神社の本殿には稚日女尊（わかひるめのみこと）という女の神様が御祭神として祀られています。ここでは、恋愛の縁結び、仕事の縁結びなど思い思いの願い事を神様に伝えましょう。

生田神社の鳥居をくぐるとすぐに左に猿田彦命（さるたのひこのみこと）を祀る「大海神社（だいかいじんじゃ）」と、右には大山咋命（おおやまいくのみこと）を祀る「松尾神社」があります。松尾神社の周りには杉の木が右手に2本、左手に1本あります。この杉の木が、縁結びのパワースポットとして有名です。この杉の木の下で縁結びを願うことで、自分の思いが清浄に成長し、実らせてくれると言われています。特に右側一番手前の杉の木に願い事を唱えると良いと言われていますので、本殿に向かう前に足を運んでみましょう。

生田神社の本殿を参拝した後は、生田神社本殿の後ろにある鎮守の森「生田の森」へ行ってみましょう。森の中には、地元でパワースポットとして有名な「縁むすびの水占い」ができる池があります。水占い用のおみくじを水の中に浸して引き上げると、文字が浮かび上がってきます。どんな占い結果がでるのか楽しみですね。

「縁むすびの水占い」に使うおみくじは、社務所で授与してもらいます。可愛らしいピンクのおみくじは桜の花びらがデザインされていて、とってもキュート♡

「北野天満神社」は、神戸の人気観光スポット異人館エリアの高台にあります。こちらの神社は、学問の神様として有名な菅原道真公が祀られています。神戸市の山手エリア「北野」の地名になったと言われる神社で、平清盛が京都から神戸へ都を移した際に、祀られたのが始まりと言われています。

拝殿の奥には、勉学の神様として有名な菅原道真公を祀る本殿があります。勉強のほか資格試験を受けられる方も合格を祈願してくださいね。

北野天満神社は、参拝する前に利用する手水処がパワースポットとして有名です。「鯉」と「恋」をかけたもので、こちらにある鯉の石像に願い事を唱えながら水をかけると願い事が叶うと言われており、良縁、縁結びを願い多くの人が訪れています。まっすぐに天を向く躍動的な鯉の姿を見ると運が開けてくるように感じますね。

手水処では、水占いもできます。北野天満神社の水占いの紙は、梅の木との伝説が数々ある菅原道真公を祀る神社らしく紙全体に梅がデザインされています。

「坂の上の異人館(旧中国領事館)」は、神戸市北野で公開されている異人館の中で唯一の東洋系異人館です。明治後期に建てられたオリエンタルなムード漂う異人館で、関内には中国の家具や調度品、美術品が展示されています。

こちらのパワースポットは、入り口にある一対の口を開けた「阿形」の狛犬です。狛犬の間を通ると幸運が降り注ぐと言われていますよ。通りぬけながら、大事なお願いごとをしてみてくださいね。

北野異人館の中でも代表的な観光スポッとして人気がある「うろこの家」は、神戸で一番最初に公開された見晴らしの良い高台にある異人館です。場所は、「坂の上の異人館(旧中国領事館)」から見ると西に位置しています。「うろこの家」の名前の由来は、外観に貼り付けられた約3,000枚の天然石が魚のうろこのように見えることからつけられました。

うろこの家のパワースポットは、庭にある「カリドンの猪」というブロンズ像です。猪の鼻をなでると幸運が訪れるといわれており、訪れた来館者により撫でられた鼻先は色が変わってピカピカに光っています。“ポルチェリーノ”という愛称もつけられているこちらの像は、スタイルもユニークで可愛らいですよ。ぜひ女友達と写真を撮ってみましょう。

「山手八番館」は、塔状の家屋が3つ連なる少し変わった建築（チューダー様式*）の館です。館内には、ロダンの彫刻をはじめ、ガンダーラの仏像、さらにマンデコ民族の木彫りなど原始美術も展示されています。

*･･･イギリスのチューダー王朝時代（15世紀から17世紀）に確立した建築様式

普段なかなか見ることのできないアフリカのマンデコ民族の美術は、個性的でユーモラス。写真撮影もできますので、友達と展示されている美術品のベストショットを撮影してみましょう。

メディアにも取り上げられたパワースポット「サターンの椅子」は、館内にあります。サターンと言っても悪魔ではなく、農耕の神様なのだそう。椅子は2客あり、右側は女性が、左側は男性が座って願い事を唱えると叶うと言われています。1人では写真撮影もままなりませんが、サターンの椅子に座った記念写真を友達にとってもらいましょう。

「神戸トリックアート不思議な領事館」は、明治時代に建てられ、戦後は旧パナマ領事館として利用されてきた異人館。トリックアートが楽しめるようにリニューアルした館です。館内は、錯視の世界、錯覚・脳のトレーニング、名画の世界、迷宮の部屋の6つのテーマに分かれていて、見て、触って遊ぶことができます。館内の写真撮影もＯＫ！

神戸牛のステーキに潰されそうになったり、背の高さが変化してみえる部屋など、館内には今にも飛び出してきそうなトリックアートがいっぱい！アートに合わせて体の位置を調整したり、表情を変えたり、友達とアドバイスしあって渾身の一枚を撮ってみてくださいね。

入口にはギリシャ神話でに登場する海馬「シーホース」の彫刻があり、頭をなでると幸運が訪れると言われています。楽しいトリックアート施設にあるパワースポット。忘れずに訪れたいですね。

神戸市兵庫区にある「氷室神社」は、恋愛成就のご利益がある神社としてじわじわ人気の高まりつつあるパワースポットです。平清盛が兵庫七弁天の一社として、市杵嶋姫命（いちきしまひめ）を祀ったとされる神社で、1800年の歴史があります。こちらの神社へは長田町駅から徒歩15分、神戸市バス石井町または夢野3丁目バス停から徒歩約5分の場所にあります。また長い坂道や階段を上りますので、歩きやすい靴で行くのがおすすめです。

こちらの神社では本殿へお参りをした後、社務所で「愛の手紙」を授与してもらい、境内にある「愛のポスト」へ投函します。できるだけ、自分の理想の人を具体的に書いたほうが良く、また下書きをしていくこと、愛用のペンを持参されることをおすすめします。

「布引（ぬのびき）の滝」は、布引渓流にある4つの滝の総称。栃木県日光市の華厳滝、和歌山県那智勝浦町の那智滝とともに「三大神滝」とされ、日本の滝百選に選ばれています。こちらは、三宮駅から一駅の「新神戸駅」から遊歩道が整備されていて、気軽にハイキングすることができます。遊歩道は階段などがありますので、スニーカーなど歩きやすい靴がおすすめです。

新神戸駅横から発着する「布引ハーブ園（ぬのびきハーブえん）」へのロープウェイを利用すれば眼下に布引の滝の景色が楽しめます。新神戸駅からの遊歩道は登り坂となっていますので、こちらのロープウェイに乗車し、一番上流の雄滝から順番に滝の景色を楽しみながら散策するのもおすすめです。

布引の滝は上流から順に、高さ43ｍの「雄滝（おんたき）」をはじめ、「夫婦滝（めおとだき）」、「鼓ケ滝（つつみがだき）」、「雌滝（めんたき）」という4つの滝から構成されています。布引で一番大きな滝「雄滝」の高さは43ｍ、滝壺の深さは6.6ｍほどあり、滝の横には水の浸食によって生じた円形の穴が開いています。この穴は、乙姫様がいる竜宮城に続いているという伝説があるんですよ。とっても素敵なお話ですよね。

神戸への女子旅にプラスしたいパワースポットの特集はいかがだったでしょうか。仲の良い女友達と神戸の観光地を旅する際には、あわせてパワースポットめぐりも楽しんで運気をあげましょう！