【栃木・佐野】女子一人旅でレトロ散歩＆グルメめぐり♪おすすめ観光スポット11選

栃木県南部の「栃木市」と「佐野市」。隣り合う2つの町には、栃木の魅力を満喫できるスポットがたくさんあるんですよ♪ 車はもちろん、電車＋徒歩でも気軽に観光できるこのエリアで、気ままな一人旅を楽しんでみませんか？

今回は栃木市と佐野市のおすすめ観光スポットを、女子一人旅の観点でご紹介します。蔵の街「栃木市」は歩いて行ける観光スポットを中心に、グルメタウン「佐野市」は絶対に食べたいご当地グルメをピックアップしました。ぜひ旅行計画の参考にしてみてくださいね！

小江戸と呼ばれ、かつては商人の町として栄えた栃木市。当時の蔵などの歴史的建造物が立ち並んでいます。その一帯を歩いていると、タイムスリップしたかのような気分に♪ 観光スポット歩いてめぐれる範囲にまとまっているのも魅力です。ぜひ散策し、レトロな雰囲気を楽しんでくださいね。

まずは、「巴波川（うずまがわ）」に沿って歩いてみましょう。川沿いの遊歩道を進むと蔵が現れます。栃木市は、江戸時代に交易で栄えた町。巴波川はその舟運の重要な航路で、蔵は大事な保管庫でした。川沿いに並ぶ蔵たちは、そんな昔を偲ばせてくれます。

巴波川に来たならば、遊覧船に乗るのがおすすめです。船を操る船頭さんは語り部でもあり、蔵の街の昔話や歌で楽しませてくれます。笠をかぶり、ゆったりと波に揺られて眺める蔵を見上げれば、心穏やかにリフレッシュできますよ。

とちぎ蔵の街美術館は、土蔵を改修して作られた観光スポットです。栃木市ゆかりの美術品や歴史的資料を楽しめますよ。たまには仕事の忙しさを忘れ、アートにじっくり触れてみてください。

蔵自体にもぜひご注目！ 3つ並んだ蔵は、栃木市に現存する最古の土蔵群なんです。また、「おたすけ蔵」という通称で呼ばれることも。土蔵の持ち主である善野家が、貧しい人々のために銭や米を与えたり、失業対策事業を行ったりしたのが由来といわれています。歴史を知った上で見学する蔵の姿は、さらに味わい深いですよ。

栃木市役所別館は、国の登録有形文化財にも指定された洋風建築です。大正時代に町役場として建てられました。設計は、町の技師だった堀井寅吉氏です。

パステルグリーンがきれいで、時計塔のデザインもおしゃれ！ 側には錦鯉が優雅に泳ぐ川もあり、フォトスポットとしてもおすすめです。のんびり散歩をしながら、ぜひ記念写真を撮ってみてくださいね。

散策の後は、素敵なカフェで一息つきましょう。古民家を改装した「cafe Bazzar」は、思わず見落としそうな場所にある隠れ家的なお店。Bazzar（バザール）とは、レトロモダンな内装がおしゃれな、心地のよい空間です。

メニューも豊富で、スイーツやドリンクだけでなく、おいしい多国籍料理も味わえますよ。散策の合間にホッと一息つくのにぴったりです。

しっかりランチを食べるなら、建物自体が国の有形文化財に登録されている「ALWAYSカマヤ」がおすすめ！ ノスタルジックな雰囲気の中でランチタイムを楽しみましょう。

栃木県産の食材にこだわったメニューをいただけます。名物は、栃木牛と味噌を使ったハヤシライス。具がたっぷりで、正統派のおいしさです。他にも、ハンバーグやひつまぶしなどもありますよ。

素朴な雰囲気が好きな方には、自家製造のうどんや栃木の郷土食「モロ」などを味わえる「なすび食堂」がおすすめ。昭和レトロな建物で、まったりと食事を楽しめますよ。

「モロ」というのはサメのこと。栃木は海がないため、運ぶ途中で腐りにくいサメがよく食べられたそうです。「モロのフライ」は定食や丼で味わえますよ。サクッとした衣と、独特の味わいのモロのコンビネーションを味わってみてください！

お腹が満たされたら再び散策へ。風情ある町並みと栃木の歴史を辿ってみましょう。見世蔵や土蔵などの歴史的建造物が多く残る「例幣使街道（れいへいしかいどう）」は見所たっぷり。

江戸時代、京都から栃木県の日光東照宮へ使わされた人々がいました。それが「例幣使（れいへいし）」です。彼らが通った道が「例幣使街道」と呼ばれ、周辺は宿場町として賑わったそうです。その一部が、今もこうして大切に保存されているのです。

ぜひ駅などでパンフレットをもらい、建造物を一軒一軒訪ねて回ってみましょう。現在も続いている商店や記念館などもあり、積み重なってきた歴史を感じられますよ。

栃木市から電車で15分ほどの「佐野市」は、佐野ラーメンをはじめとするご当地グルメの宝庫！ 果物も有名で、「佐野フルーツライン」と呼ばれる道路もあるほどです。キュートなゆるキャラ「さのまるくん」も要チェック♡ お店が点在しているので、車やバス、レンタサイクルなどを使って周るのがおすすめですよ。

市の代名詞「佐野ラーメン」店の中でも、行列できる超人気店です。モチモチの麺とやわらかいチャーシューが絶品！ サイドメニューの焼き餃子や水餃子もおすすめです。リーズナブルで、お腹も心もホカホカに満たされますよ。

様々なフルーツ狩りを楽しめる、人気の観光農園です。定番はやっぱり、栃木名物の「いちご」狩り！ 季節によっては、ブルーベリー狩りやもも狩りなどもできますよ。他にも、ジャム作り体験ができたり、新鮮な地元産の野菜や果物が安く手に入ったりなど、フルーツラインらしいお楽しみがいっぱいです。

名物が店名にもなっている「いもフライ 厄除け大師通り」さん。B級グルメとして有名ないもフライがいただけます。衣はサクサク、中身はホクホク！ 手軽に食べられるいもフライは、ちょっと小腹が空いたときのテイクアウトにもぴったり！

味の決め手となる「マドロスソース」は酸味が絶妙。店内で販売しているので、家でも佐野名物の味を楽しみたい！ という方はお土産にいかがでしょうか？

郷土食「耳うどん」で有名な、明治40年創業の老舗です。「耳」の形は「魔除け」を意味しているのだとか。“悪魔に家の話を聞かれなくて済む”とか、“耳を食べることで悪口が聞こえなくなる”など由来は諸説ありますが、こちらのおいしい「耳」を食べれば魔除けになって、運気が上がるかも知れませんよ♪

いかがでしたか？ 今回は女子一人旅にぴったりな栃木市と佐野市のおすすめ観光スポットを紹介しました。どこも女性だけでもめぐりやすいスポットなので、ぜひ旅の参考にしてみてくださいね。