2019年03月24日
【中国地方】心やすらぐ非日常の旅を。宿泊できるおすすめの古民家7選
鳥取県や広島県を含む中国地方は、日本海と太平洋に面した県がそれぞれある自然ゆたかなエリアです。それぞれの気候や文化の違いによって、まったく形の違う古民家滞在を味わえます。のんびりした空気のただよう中国地方で、古民家に滞在してほっこりとくつろぐ旅はいかがですか。
都会の便利さにちょっと疲れちゃったな…と思う時は、思い切って中国地方まで足を延ばしてみませんか。海や山に囲まれた中国地方は、日本人のイメージする里山の風景そのままです。そこにいるだけで心がおだやかになるような景色にひたり、しっとりとした古民家の旅でいやされましょう。
中国地方の古民家は、商家や神様の場所がある家、武家屋敷など多種多様。ここでは特徴的な3種類をピックアップ。用途によって家の形が違うということがよくわかる古民家です。
岡山県倉敷市の伝統的な「商家」は、本瓦ぶきに「倉敷窓」「倉敷格子」があるのが特徴です。建物は本瓦ぶきの二階建てで、壁は白い漆喰塗。二階には「倉敷窓」と呼ばれる四角い窓を作り、窓には3本または5本の木の格子が入っています。通りに面した入り口側には「倉敷格子」という上下に通る格子のあいだに、下部分にて短い格子をいれたものがあります。独特の形の優雅な古民家です。
山口県の萩には、「武家屋敷」が残っています。江戸時代の藩士の住宅で、とくに警備を重視したつくりになっているのが特徴です。表門の片潜門(かたくぐりもん)のよこに門番所があり、侵入者をチェック。母屋の座敷と奥座敷の間には、二畳の「相の間」があり、ここは「武者隠し」のお部屋で、主人の警護のために家臣が隠れていた場所です。
なまこ壁の商家、通り庭のある町家などなど、中国地方の古民家は長い伝統と歴史・風土を感じることができます。都会とは全く違う環境で古民家に滞在して、身体も心もゆっくり解放する旅を楽しみましょう。
「湯宿・草菴(ゆやど そうあん)」は、出雲大社にちかい「湯の川温泉(ゆのかわおんせん)」にある温泉旅館です。築120年の古民家を島根県内の雲南市などから移築した離れが女性に人気です、館内あちこちにヨーロッパアンティーク家具を配置し、年月を経てあめ色になった柱や梁とぴったりマッチ。重厚ながらモダンな古民家滞在を楽しめます。
客室は全部で17室、中でも人気は離れの「明治」です。明治時代の古民家をよみがえらせた一棟建ての離れが、庭園のなかにひっそりとたたずんでいます。時代の流れを強く感じられる離れです。
食事は、べンガラ*の赤さが印象的なレストラン「すゞ奈」でいただきます。「すゞ奈」は、飛騨高山の築111年という古民家を移築した建物で、かつて養蚕農家だったため天井が高く開放感があります。冬の豪雪に耐えるため立派な木材をふんだんに使用した落ち着きのある古民家です。
*ベンガラ・・・酸化鉄を原料にした赤色顔料の一種
こちらの宿は、日本三美人の湯のひとつ「湯の川温泉」の源泉を掛け流しています。泉質はナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉で、メタケイ酸を含むお湯はお肌の保湿効果があると言われます。貸切にできるお風呂にのんびりとつかりませんか?
公式詳細情報
公式詳細情報
福間館
島根県 / 松江 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 中国自動車道、米子ICよりR431にて40分JR境港駅から車にて20分、山陰自動車道松江JTより車にて30分
- 宿泊時間
- 16:00(IN)〜 10:00(OUT)など
「西山別館(にしやまべっかん)」は、瀬戸内海を望む眺望の良い旅館です。昭和18年に創業した老舗で、広い芝生の庭園には、かやぶき屋根や茶室スタイルの古民家などが点在しています。どの離れも当時の建築技術や様式が感じ取れる建物で、センス良く古民家の雰囲気を味わえます。
こちらの旅館のシンボルともいえる古民家「離れ 藁の家」。一軒が丸ごと客室になっていて、入り口は小さいのですが室内はゆったりとしています。
詳細情報
公式詳細情報
旅館 芳和荘
閉業や休業等の理由により施設情報が存在しないか、一時的な障害で施設情報が取得できませんでした。
公式詳細情報
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のんびりした里山の風景や、武家屋敷の街並み、町家の残る門前町など、中国地方の古民家は土地によって雰囲気が大きく変わります。一か所では物足りなくなり、あちらこちらの古民家に泊まりたくなるほど。ゆったりと心を解放する旅をしたいなら、中国地方の古民家はいかがですか♪
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宿泊日
未指定
宿泊者数 / 部屋数
大人2名 / 1室