2019年06月19日
本州のジメジメから脱出!梅雨のない北海道のおすすめスポット8選
雨が降ってジメジメした季節は、どこかに出掛けるのって億劫になりますよね。そんな季節は、いっそうのこと北海道へ行ってみてはいかかでしょうか。北海道には梅雨がありません。そして、北海道の観光シーズンは6月からが本番。今回は、本州が梅雨本番に突入すると観光シーズン開始の季節となる北海道のおすすめスポットをご紹介します。
6~7月は、日本の大半の地域が梅雨になります。旅行は好き。でも、梅雨の時期はどこへ行っても雨の可能性が高いから旅行はいつも諦めていたという方に、北海道旅行をおすすめします。その理由は、北海道には梅雨がないから♪
梅雨前線は、沖縄県から徐々に北へ移動していきます。ところが、梅雨前線は北海道に到達する前に消滅してしまうことがほとんど。だから、北海道には梅雨が基本的にはないのです。ただ、梅雨にそっくりな“蝦夷梅雨(えぞつゆ)”というものが2週間ほどあります。しかし、降水量は本州の梅雨の半分以下。本州で旅するよりも断然、旅を楽しめるんです。
街角がリラの花で彩られる6月からは、晴れの日が20日前後あり降雨量が少ない爽やかな天候が続くのが北海道。天気が安定していて、初夏の陽気を感じる日が増えます。まさに、北海道の短い夏の始まり。1年を通して北海道を旅行するのに最適な季節が、本州の梅雨の時期にあたるわけです。それでは早速、この時期におすすめの北海道の観光スポットをご紹介します。
テレビドラマ「北の国から」のロケ地で一気に観光地となった富良野。広々とした丘陵地帯には様々な花畑があります。6~7月にかけては、ラベンダー、ビオラ、マリーゴールド、ポピーなどの花々が咲き誇り丘陵一帯がとても華やかに。特に地平線の彼方までラベンダーが咲く時期の富良野の風景は、まるで外国の絵葉書のようです。そして、辺りに漂うラベンダーの香りにとってもリラックスできます。
北海道のほぼ中心にあたる富良野は、札幌から車で2時間ほど。現地発着のツアーやレンタカーを利用するのがおすすめです。人気のお花畑は「花人街道」に集中。「花人街道」をドライブしながら、TVロケ地を巡ったり、乳製品工場を見学したり北海道の初夏を楽しみましょう。
「ファーム富田」は国内最大のラベンダー畑。ウッドデッキからの眺めは筆舌に尽くしがたい美しさと評判です。
ラベンダーエキスの入った“ラベンダーソフト”は、口の中に広がるラベンダーの香りと濃厚なのにさっぱりとした後味がいいと人気のソフトです。富良野に来たら食べておきたい一品。
ファーム富田の詳細情報
ファーム富田
中富良野、西中 / ソフトクリーム、カフェ、おにぎり
- 住所
- 北海道空知郡中富良野町北星
- 営業時間
- [月] 08:30 - 17:30 [火] 08:30 - 17:30 [水] 08:30 - 17:30 [木] 08:30 - 17:30 [金] 08:30 - 17:30 [土] 08:30 - 17:30 [日] 08:30 - 17:30 ■ 営業時間 【7・8月】 8:30~17:30 【6・9・10月】 9:00~16:30 【11~5月】 クローズ ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
北海道といえば酪農が盛んなところ。「富良野チーズ工房」は、富良野チーズの試食ができたり、チーズやバター、アイクリーム作りを体験できたりと乳製品のテーマパークのような場所です。
自分で作ったチーズやバターをお持ち帰りできるので、北海道のお土産として作ってみては♪
富良野チーズ工房の詳細情報
富良野チーズ工房
富良野 / その他
- 住所
- 北海道富良野市中五区
- 営業時間
- [月] 09:00 - 17:00 [火] 09:00 - 17:00 [水] 09:00 - 17:00 [木] 09:00 - 17:00 [金] 09:00 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 09:00 - 17:00 ■ 営業時間 4月~10月 9:00~17:00 11月~3月 9:00~16:00 ■ 定休日 年末年始 11月末4日間
- 平均予算
- ~¥999
JR美瑛駅の北西側に位置する「パッチワークの丘」。春から夏にかけて農作物が育てられ、季節が進むにつれて様々な色に変化する様子が、パッチワークのように見えることから「パッチワークの丘」と呼ばれています。
「パッチワークの丘」のある丘陵地帯には、複数の道路があります。車で巡ると1~2時間、自転車なら3時間で巡ることできるので、ドライブやサイクリングでその美しさを堪能するのがおすすめ。「パッチワークの丘」には、TVCMのロケ地となった場所が数多くあるので、ロケ地巡りをしてみましょう。
6月下旬から7月上旬には、白いジャガイモの花が見頃を迎えます。濃い緑の葉をバックに白く可憐なジャガイモの花が咲く様子は、とても爽やか。そして、どことなく郷愁を誘う美しさに心の緊張が解きほぐれます。
1本のそびえ立つポプラの木は“ケンとメリーの木”。1972年、日産自動車「愛のスカイライン」のCMに登場した場所です。まだ生まれていないイコット世代でも、この景色を見たら、なぜここがCMに使われたかがわるはず。私有地なので立ち入りは禁止です。遠くから眺めましょう。
丘の上に立つ1本の柏の木。こちらは、1976年の観光たばこ「セブンスター」のパッケージに使用されて有名になった景色です。こちらも立ち入りは禁止。周辺は綺麗な夕日が見られるスポットとしても人気が高いので、夕日の時間に訪れるのがいいかも。
5本の木に小さな木が1木。2013年、人気アイドルグループ“嵐”が主演した冬のJAL先特のCMに使用された景色です。“嵐”と同じ景色を見ているかと思うとドキドキしちゃうかも。嵐ファン必見のスポットです。
パッチワークの路の詳細情報
「サッポロガーデンパーク」は、北海道を代表する観光スポット。園内には、レトロな雰囲気の赤レンガの建物「サッポロビール博物館」があり、サッポロビールの歴史について知ることができます。夜にはライトアップされて、ロマンチック気分に浸れます。
「サッポロビール博物館」では、有料でビールの試飲ができます。北海道限定ビールの“クラシック”や“開拓使麦酒”など珍しいビールが飲めますよ。
園内には、複数のレストランがありビールと北海道グルメをたっぷりと楽しめちゃいます。どのレストランでも北海道名物のジンギスカンと種類豊富なビールが楽しめるので、お店選びに困っちゃうかも。
人気の「ジンギスカン館ホール」では、大きなビールタンクを眺めながら食事を楽しめます。北海道名物のジンギスカンの食べ放題プランがあるので、ビールとジンギスカンを思いっきり堪能しましょう。
サッポロガーデンパークの詳細情報
アップル社のiOSの壁紙として使われた「青い池」。立ち枯れていく白樺と透明なコバルトブルーの水、そして緑が生い茂る背景の木々とのコラボレーションが、とても神秘的な景色と話題に。このことをきっかけに一気に美瑛町の名が世界へと知られるようになりました。世界を魅了する「青い池」は、美瑛屈指の観光スポットであることは間違いなし。ひと目見ておきたい絶景です。
「青い池」を訪れる観光客の大半は写真目的。「青い池」が絶景になるかどうかは太陽の角度が非常に重要なんです。なので、美しい写真を撮るなら午後一番がおすすめ。ベストポジションは散策道突きあたりの角地。SNS映えする写真を撮ってみましょう。
肉眼でじっくりと美しさを堪能するなら、早朝か午前中がおすすめです。まるで童話の世界に入り込んだような絶景に出会えるはず。
「青い池」から車で10~15分ほどの場所にある「白ひげの滝」。川底まで見通せるほどの透明度の高い美瑛川上流にある滝です。透き通った水が、入浴剤を混ぜたかのような水色の川へと向かって流れ落ちていきます。ザーと流れ落ちる滝の音が心地よくて癒されます。滝の流れる爽快な風景にきっと心が洗われるはず。
「青い池」とは違って、こちらは季節、午前午後を問わずいつでも透明感のある青を見ることができます。駐車場から歩いて3分ほどのところの「ブルーリバー橋」からは滝がよく見渡せるのでおすすめ。
白ひげの滝の詳細情報
「サロベツ原野」は、北海道北部の日本海沿岸に広がる湿原です。6月の下旬からは黄色花のエゾカンゾウが満開に。天気の良い日には、黄色い花が一面に咲くエゾカンゾウ越しに利尻富士という絶景を眺めることができます。
稚内市方面に向けてサロベツ原野を走る“オロロンライン”と呼ばれる県道106号線があります。ドライブやツーリングに最高と人気の道路。北海道の爽やかな初夏の風景を眺めながらオロロンラインを走れば、気分爽快になれること間違いなし。
オロロンラインには、道の駅「ほっと・はぼろ」があります。この道の駅には、日本海を眺めながら入れる日帰り温泉があるので、ドライブやツーリングの疲れを取るのに立ち寄ってみては。
サロベツ原野の詳細情報
道の駅 ほっと はぼろの詳細情報
道の駅 ほっと はぼろ
- 住所
- 北海道苫前郡羽幌町北3条1丁目29番地
- アクセス
- 沿岸バス本社ターミナルから徒歩で10分
- 営業時間
- 7:00〜22:00 売店 11:30〜21:00 レストラン(ランチ11:30〜15:00、ディナー17:30〜21:00)
- 定休日
- 年中無休
スケールの大きな北海道を楽しむなら知床半島がおすすめ。世界自然遺産にも指定されている知床半島では、初夏になると様々な野生動物に出会えるチャンスがあります。鯨やイルカ、シャチを羅臼沖に見に行くホエールウォッチングのクルーズは、ぜひ参加して欲しいアクティビティ。特に春から初夏にかけては、シャチとの遭遇率が高まるベストシーズンです。エキサイティングな体験ができるはずですよ。
知床半島の北西側の中心地・ウトロから車で約30分のところにある「知床五胡」。知床八景*のひとつに数えられる景勝地で、知床観光をする人なら真っ先に思いつく人気のスポットです。初心者でも気軽にトレッキングを楽しめる往復1.6kmほどの木道を歩いて、湖と峰々の雄大な風景を楽しんでみては。
*知床八景…知床の中でも名勝として知られている8箇所。知床五胡、オシンコシンの滝、オロンコ岩、夕陽台、プユニ岬、フレぺの滝、カムイワッカの滝、知床峠。
「カムイワッカ湯の滝」も知床八景のひとつ。活火山の知床硫黄山の中腹から湧き出る温泉が川に流れこんで、滝自体が温泉にようになっている全国的にも珍しい滝なんです。夏場の滝つぼの水温は30℃。水着を持ってきて入浴する人も多いので、入ってみては。
カムイワッカ湯の滝の詳細情報
“花の島”と呼ばれる礼文島。本州だと高山に行かなければ見ることのできない花を、低地にもかかわらず礼文島では気軽に見ることができます。それらの花が6月中旬から下旬にかけて一斉に花開きます。
特定国内希少野生動植物に指定されている“レブンアツモリソウ”は一見の価値あり。登山をしなくても高山植物を観賞できるので、お花好きな女性には嬉しいですね。場所によっては、かなり珍しい赤い“アツモリソウ”も咲いているので、宝探し気分で見つけてみるのも楽しいかもしれません。
島の南部にあるトレッキングコース“桃岩展望台コース”を歩けば、様々な高山植物を見ることができます。ピーク時にはそこらじゅうがお花畑状態。お花好きにはたまらないコースなはず!
2012年に公開された映画「北のカナリアたち」のロケ地となった「富士野園地」。6~7月エゾカンゾウが咲き乱れる大群生地です。草木の生い茂る緑とエゾカンゾウの黄色が一面に広がる草原、そして空の青とのコントラストがとても美しい場所。展望台からは360度の北海道の雄大な景色を眺めることができます。北海道らしい風景を撮るにはもってこいの場所。カメラは必須かもしれません。
フェリーターミナルの近くには、高深港(かふかこう)直営のレストラン「海鮮処 かふか」があります。礼文島ではかなり有名なお店。1階では海産物のお土産を販売していて、2階では食事をいただくことができます。
ホッケのチャンチャン焼きは、炭火で焼かれているため表面がパリッとしていて、骨がカリカリ。皮から骨まで美味しく食べられると人気のメニューです。
6~8月はエゾバフンウニの旬。この時期の北海道でしか食べることのできない食材です。「かふか」でもウニ丼やウニの鬼焼きなどを食べることができるので、エゾバフンウニがあったらぜひ食べてみて。ウニの自然の甘味だけで食べられるほどの旨みがあり、言葉では言い表せない味にきっと感動するはずですよ。
海鮮処 かふかの詳細情報
海鮮処 かふか
礼文町その他 / 食堂、海鮮丼、海鮮
- 住所
- 北海道礼文郡礼文町香深トンナイ558-1
- 営業時間
- [月] 11:00 - 21:00 [火] 11:00 - 21:00 [水] 11:00 - 21:00 [木] 11:00 - 21:00 [金] 11:00 - 21:00 [土] 11:00 - 21:00 [日] 定休日 [祝日] 定休日 ■ 営業時間 [冬季] 17:00~21:00 ★13~17まで中休み
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥5,000~¥5,999
- ¥8,000~¥9,999
礼文島周遊観光コース クチコミガイド【フォートラベル】|礼文島
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本州で梅雨が始まる季節、北海道では短い夏が始まります。ジメジメとした気候にうんざりしてきたら、カラっとした爽やかな北海道に向けて出発しましょう。美しい景色に美味しい食べ物を食べて思いっきりリフレッシュ。素敵な休日を過ごすことができますよ。