メルヘンな世界が広がる小樽へ。女子旅におすすめの観光スポット7選／北海道

レンガ造りの倉庫街やガス灯が彩る「小樽運河」、レトロな洋館が建ち並ぶ「メルヘン交差点（堺町交差点）」など、小樽市は中世ヨーロッパのような街並みが広がる場所。のんびり散策するだけで、メルヘンの世界にいるようなロマンチックな気分を味わえます。

今回はそんな小樽から、女子旅で訪れたいおすすめの観光スポット・ホテル・冬のイベントをご紹介します。どのスポットも非日常的♡心ときめくその景色に、カメラのシャッターを押し続けたくなりますよ。日常から抜け出してリフレッシュ。カメラ片手にメルヘンな小樽旅を楽しみましょう。

小樽港と街とをつなぐ全長約1.1kmの水路「小樽運河」は、小樽の街並みの美しさを象徴する定番の観光スポットです。アクセスはJR小樽駅から徒歩約10分。運河沿いにはレンガ造りの倉庫や歴史的な建造物などが並び、レトロなガス灯が散策路を彩ります。

日が暮れるとガス灯に火が灯り、倉庫街もライトアップされてさらにロマンチックに♡運河と港を巡るクルーズ観光や、冬季限定のキャンドルイベントも人気です。また、倉庫街はお店として利用されているので、グルメを堪能するのもおすすめ。ディナーの後は素敵なナイトクルーズを楽しんでみては？

小樽運河と共に市内有数の観光スポットとなっているのが、「メルヘン交差点」という名で親しまれている堺町交差点です。五差路の交差点の中心にあるのは、昔の灯台を再現した常夜灯。周囲には小樽オルゴール堂やルタオ本店、堺町通り商店街などの人気スポットもあり、まるでヨーロッパの街並みのような情景が広がります。アクセスはJR南小樽駅から徒歩約7分。有料駐車場もあるので、ドライブで立ち寄るのもおすすめです。

出典：OKSさんの投稿

メルヘン交差点を訪れたらぜひ目にしたいのが、小樽オルゴール堂の前にある「蒸気時計」です。15分ごとに蒸気でメロディーを奏で、1時間ごとに汽笛のような音を出す時計で、カナダのバンクーバーにある有名な蒸気時計を作った職人さんが手がけた物なのだそう。こちらもクラシカルな装飾が異国情緒たっぷり。眺めるだけで海外を旅している気分になれますよ♪

蒸気時計の貴重な姿をじっくり眺めたら、続いては「小樽オルゴール堂 本館」へ。建物は1915年に建てられた歴史的建造物で、レンガ作りの重厚な佇まいがノスタルジック。JR南小樽駅から徒歩約7分とアクセスも良く、年中無休で営業しています。

出典：白狐©さんの投稿

中へ入るとそのキラキラした世界に一気に引き込まれ、非日常へとワープ！吹き抜けのフロアには所狭しとオルゴールが陳列され、一つ一つが優しい明かりを反射して輝いています。本館のオルゴールは約3,200種類、その数はなんと約38,000個と日本最大級。手頃なお値段の物も多いので、お土産にぴったりですよ。

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宝石箱仕様の物やガラス製の物、ぬいぐるみタイプや万華鏡タイプなど、そのデザインや作りは本当に様々。また、2階には高級オルゴールやオルゴールの歴史を学べるジオラマ、3階にはジブリ作品のキャラクターオルゴールなどがあり、フロアによって雰囲気も変わります。ロマンチックな世界をじっくり堪能して、お気に入りのオルゴールを見つけてくださいね♡

出典：assyassyさんの投稿

メルヘン交差点にあるもう一つの人気スポットが、こちらの「小樽洋菓子舗ルタオ 本店」です。1998年オープンの店舗は歴史的建造物ではないものの、メルヘン交差点を彩るクラシカルな洋館スタイル。1階にショップ、2階に喫茶コーナーがあり、最上階からは小樽の街並みを見渡せます。

出典：飛んだ決まったさんの投稿

喫茶コーナーは小樽のイメージにぴったりのレトロな雰囲気。アンティーク調のインテリアで統一され、暖炉やステンドグラスなどがさりげなく洋館らしさを演出します。土日祝・GW・年末年始等以外は予約も可能。テラス席やソファ席もあり、優雅なティータイムを楽しめますよ。

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本店にはここでしか味わえない限定メニューがいくつもあります。こちらの「奇跡の口どけセット」は、ルタオの定番「ドゥーブルフロマージュ」とプリンのような食感の「ヴェネチア・ランデヴー」が一皿に盛り付けられた人気のセット。他にも、”賞味期限10分”の出来立てモンブランや、ショコラケーキのセットなど、目移りしてしまう美しいケーキでいっぱいです♡

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「小樽芸術村」は2016年にニトリが歴史的建造物を利用して開設した4つのミュージアムの総称です。その中の一つ「ステンドグラス美術館」は、作品を収蔵する「旧高橋倉庫」と受付やショップを運営する「旧荒田商会」からなる美術館。オンラインの前売り券なら、割引特典もあります。ぜひ公式HPをチェックしてみてください。

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美術館の中に一歩足を踏み入れると、ステンドグラスが放つ光のまばゆさと神聖な空気に息を呑みます。これらは19世紀から20世紀にかけてイギリスの教会で使用されていた物。吹き抜けの空間を大きく占める作品もあり、その神々しさに心が表れます。

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館内はフラッシュやシャッター音がなければ撮影OK。どこにカメラを向けても映える写真になりますよ。作品は聖書をモチーフにした物が多く、「最後の晩餐」などの有名な場面も。細部までとても緻密に製作されているので、時間をかけてじっくり鑑賞してみてくださいね。

小樽のノスタルジックな雰囲気をホテルでもゆっくり楽しめるのが、JR小樽駅から徒歩約10分の場所にある「UNWIND HOTEL & BAR OTARU（アンワインド ホテル＆バー 小樽）」です。建物は1931年に北海道初の外国人専用ホテルとして建てられた旧越中屋ホテル。歴史的建造物にも指定されている貴重なクラシックホテルを現代風にリノベーションしています。

最も広い客室「UNWIND LOFT」は、建物の大きな特徴である張り出し窓がおしゃれなお部屋。階段を上るとロフトがあり、大人と子供を合わせて最大6名まで泊まれます。また、室内にはプロジェクターや大型スクリーンを完備。小樽観光を楽しんだ後は、お部屋でパジャマパーティーもいいですね♪

朝食は優雅な気分に浸れるモーニングハイティー。北海道産小麦の自家製スコーンや小樽の老舗ベーカリーのクロックムッシュなど、この土地ならではのメニューがおしゃれなケーキスタンドに乗って登場します。しかも、スコーンはお代わり自由、土日祝日には北海道産フルーツのスパークリングワイン付き。外国のゲストでにぎわった往時を思い浮かべながら、旅の朝を贅沢に迎えましょう♡

さらに、ロビーのバーでは夕方にフリーワインのサービスも。ラグジュアリーなライティングに照らし出された空間で、寛ぎのひと時を過ごせます。おいしいワインを味わいながら語り合えば、きっといつも以上に話が弾むはず♪

「小樽雪あかりの路」は毎年2月上旬頃に約10日間開催されるスノーキャンドルのイベントです。小樽運河・手宮線跡地・天狗山展望台・小樽芸術村などの人気スポットを始め、市内のいろいろな場所が一斉にライトアップ。小樽運河では散策路沿いに無数のスノーキャンドル、水面に浮き玉キャンドルが灯され、いつも以上に幻想的な風景を楽しめます。

出典：ヒロ。さんの投稿

スノーキャンドルの多くはボランティアや市民のみなさんが手作りした物。もみじを閉じ込めた美しいキャンドルや、キャラクターをかたどったユニークな物などもあり、その一つ一つに魅了されます。イベント中は至る所が映えスポットに♡たくさん写真を撮って思い出に残しましょう！

会場の一つである天狗山の展望台は、夜景スポットとしても人気の場所です。ハート形オブジェの向こうにパノラマの夜景が広がる光景は、ため息が出るほどロマンチック！アクセスはJR小樽駅からバスで約17分。山頂まではロープウェイで夜景を見下ろしながら行けますよ♪

街全体がノスタルジックな雰囲気をまとった「小樽」は、まさに女子心をくすぐるメルヘンな世界。歩いて周れる観光スポットが多いので、のんびり旅をして非日常を味わいましょう。きっとロマンチックな思い出をたくさん作れるはずですよ♡