雄大な自然が織りなす美に感動…！石川県の絶景スポット10選

出典：mykaoruさんの投稿

金沢市に比べると、イマイチ知名度が劣る石川県。でも海と山に囲まれた石川県には息を呑むほど美しい絶景を望めるスポットが沢山あるんですよ。今回は1度は訪れたい、壮大な自然の景観美を堪能できる石川県の名所をご紹介。自然のパワーで日常の垢を落とし、のんびり過ごしてみませんか。

出典：Y・S・F・Rさんの投稿

能登半島の最先端に位置し、聖域の岬として知られる珠洲岬（すずみさき）は大地の気流と南からの対馬暖流、北からのリマン寒流が交わり、自然界のエネルギーが集中する超パワースポット。日本三大パワースポットの1つにも数えられ、聖域の岬付近で汲んだ水は100年経っても腐らないのだそう。

出典：

聖域の岬に数ある見所の1つが紀元前にインドから来た法道仙人が強靭なパワーを習得し天へ登ったと伝えられる「青の洞窟」。青のパワーホールとも称され、神秘的なブルーは見ているだけで心が洗われるよう。日頃の疲れも吹き飛ぶこと間違いなしです。

出典：長押しさんの投稿

見附島（みつけじま）は能登の内浦の海に浮かぶ自然が造り出した高さ約28mの無人島です。弘法大師・空海が布教のために佐渡から渡ってきたときに最初に見つけた島であることから見附島と名付けられたそう。島の先端部分が突き出ていて、まるで軍艦のような形をしているところから別名「軍艦島」とも呼ばれ、地元民から親しまれています。

見附海岸から能登町の恋路海岸までの砂浜は「えんむすびーち」と呼ばれる恋人の聖地。浜辺には縁結びの鐘があり、鐘を鳴らすと恋が成就すると言われています。夜にはライトアップされ、より一層ロマンチックなムードを引き立ててくれます。

出典：Anythingさんの投稿

日本海に面して急斜面に1004枚もの小さな田んぼが幾重にも重なって広がる「白米千枚田（しろよねせんまいだ）」。「日本の棚田百選」「国指定文化財名勝」に指定されており、2011年には日本で初めて世界農業遺産に認定されました。現在も昔ながらの農法が行われ、その美しい棚田は日本の原風景そのままです。

出典：zero oneさんの投稿

毎年10月～3月には棚田をイルミネーションが彩る大人気のイベント「あぜのきらめき」が開催されます。25,000個ものソーラーLEDの光に浮かび上がる棚田はまるで天の星々が地上に舞い降りてきたかのよう。幻想的な光景に時を忘れます。

出典：Pavillonさんの投稿

日本で唯一波打ち際を車で走ることができる「千里浜（ちりはま）なぎさドライブウェイ」。千里浜の砂はきめ細かい上、砂の1粒1粒が海水を含んで適度に湿って硬くなっているため、普通の乗用車もバスも走行可能なんです。もちろんノーマルタイヤでOK! 自家用車だけでなくレンタカーでも気軽に走行できますよ。

気候がいい季節なら、波打ち際に車を止めて水遊びやバーベキューを楽しむことも。千里浜は車はもちろん、バイクや自転車も走行可能。砂浜に停めるのは少し工夫とコツが要りますが、潮風を感じながら走れば気分爽快。日頃の疲れもすっかり吹き飛んでしまいそうです。

「九十九湾（つくもわん）」は大小の入り江からなるリアス式海岸。日本海とは思えないほど穏やかで綺麗に透き通った湾内は風光明媚で、日本百景の1つに数えられるほどです。東西1km、南北1.5kmの小さな湾の中に入り組んだ海岸線は13kmにも及び、入り江が九十九を数えるとして「九十九湾」という名が付けられたと言われています。

九十九湾は能登半島国定公園及び海域公園として指定されており、湾内には爽やかな海風を感じながら周遊する遊覧船が運行している他、海岸の散策や多彩な海の生き物と触れ合える探勝歩道も整備。透き通る海を眺めながら、しばし日常を忘れてのんびり過ごしませんか。

出典：rabaoさんの投稿

九十九湾は日本海とは思えない穏やかな海でしたが、こちらはこれぞ日本海！という迫力ある景観が魅力の「能登金剛（のとこんごう）」。険しい断崖と荒波が作り出した奇岩が続く海岸線は一見の価値ありです。中でも一番の見所は荒波の侵食でぽっかりと大きく開いた洞門で知られる「巌門（がんもん）」。洞門は通り抜けることができるので、ぜひ歩いてその迫力を間近で体感してくださいね。

出典：ONIISUNさんの投稿

能登金剛のもう1つの人気スポットが「ヤセの断崖」です。松本清張の名作「ゼロの焦点」の舞台にもなった断崖絶壁で、高さ35mの垂直状の崖上から眺める荒々しい日本海は迫力満点。断崖に沿って設けられた遊歩道は源義経が48隻もの舟を隠した「義経の舟隠し」に繋がっており、雄大な日本海の絶景を楽しみながら散策することができます。

出典：ふくるさんの投稿

松尾芭蕉も絶賛した、砂岩の浸食によってできた多数の奇岩が見られる北陸随一の景勝地「鶴仙渓（かくせんけい）」。春は新緑を愛で、夏は爽やかなせせらぎで涼み、1年を通して楽しめますが、秋の紅葉は格別。色とりどりに彩られた渓谷はまさに絶景です。

出典：euro_pokkeiさんの投稿

毎年4月～10月には鶴仙渓に架かる「あやとりはし」傍に川床が設置され、山中出身の和の鉄人・道場六三郎氏のレシピによる絶品スイーツを味わえます。美しい自然の景観を眺めながら甘いスイーツを頬張れば、疲れた心まで癒してくれるでしょう。

出典：kaji4123さんの投稿

「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」で1つ星に選ばれた「那谷寺（なたでら）」。717年に泰澄（たいちょう）法師によって開創され、23ヘクタールに及ぶ広大な境内には「本堂」「三重塔」「護摩堂」「鐘楼」「書院」「庫裡」などの重要文化財を始め、まるで山水画を思わせる名勝「奇岩遊仙境」があり、見所満載です。

出典：つきなloveさんの投稿

紅葉の名所として知られ、秋になって赤やオレンジ、黄色に色づく木々に彩られた岩壁は息を呑む美しさ。いつまで見ていても飽きません。

出典：ダイムバッグさんの投稿

石川県で唯一「日本の滝100選」に選ばれている「姥ヶ滝（うばがたき）」。落差76m、幅100mで山の中腹から岩壁を数百条の細かい流れとなって落ちていく様子がまるで白髪の老婆が髪を振り乱したように見えることからその名が付いたと言われています。

滝の前には露天風呂「親谷（おやだに）の湯」があり、露天風呂に浸かりながら迫力ある姥ヶ滝を楽しむことができます。混浴なので、女性は水着着用が必須です。抵抗がある人は足湯をどうぞ。足湯からでも絶景を十分堪能できますよ。

出典：おにころんさんの投稿

手取川中流域の釜清水（かましみず）から河原山（かわらやま）までの約8kmに渡って高さ20～30mの断崖絶壁が続く「手取峡谷（てどりきょうこく）」。峡谷には浸食によって形成された大小の奇岩が散在し、黄門橋や不老橋からの眺めはおすすめです。

出典：spoon24さんの投稿

中でも滝が岩壁から流れ落ちる様がまるで綿を千切って落としたように見える「綿ヶ滝（わたがだき）」は人気の絶景スポット。落差32mの滝は周囲に水飛沫が舞い、轟音が鳴り響き、ダイナミックで迫力満点！自然が創りだした見事な造形に圧倒されます。

出典：Anythingさんの投稿

自然の景観は季節によって表情を多彩に変えます。“1度は訪れたい”スポットとして紹介しましたが、1度と言わず、2度、3度と四季折々に足を運んでみてくださいね。