車なしで楽しむ「秩父」。女性ひとり旅におすすめの観光＆グルメスポット12選

池袋駅から特急列車で1本、約1時間半、片道1500円ほどでアクセスできる立地でありながら、豊かな自然、パワースポット、温泉、レトロな建物などなど、魅力いっぱいの秩父エリア。日帰りや、気軽な1泊2日の旅にぴったりの観光地です。おしゃれなカフェやフォトスポットもたくさんあり、女性のひとり旅におすすめですよ。

出典：mabushiyaさんの投稿

秩父エリアには「秩父鉄道」と「西武鉄道」という2つの路線があり、駅から歩いて行けるスポットもたくさんあります。ローカル線に乗って、街歩きやカフェめぐりを楽しむ……。今度の週末は、そんなほっこり和むひとり旅をしてみませんか？ この記事では、駅ごとにおすすめの観光スポットやグルメをご紹介していきます。ぜひ、旅の参考にしてみてくださいね。

国の天然記念物に指定されている長瀞（ながとろ）の「岩畳」。その名の通り、岩が畳のように広がっている不思議な地形です。大地のパワーを感じてリフレッシュ！ 少しアクティブに「ライン下り」をするのもおすすめです。船頭さんのユーモラスなガイドを聴きながら、のんびり川下りを楽しんではいかがでしょう？

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岩畳へのアクセスは、長瀞駅から徒歩5分ほど。途中の「岩畳通り」には誘惑がたくさんあります♪ ジェラート、うどん、喫茶店、お土産屋さんなどなど……。おしゃれな外観の「長瀞とガレ」は、秩父名物の豚肉の味噌漬けを使ったガレットが評判！ テイクアウトして、岩畳で景色を眺めながらいただくのも良いですね。

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1890年の創業以来、ミネラル豊富な伏流水を使った天然氷を作り続けている阿佐美冷蔵。この天然氷を使ったかき氷を食べられるのが、上長瀞駅から徒歩約3分の「阿佐美冷蔵金崎本店」です。アンティークな店内もすてきで、ワクワク♪

出典：soutaそーたさんの投稿

手間をかけ作られた天然氷は、細かく削ると綿菓子のようなふわふわ食感に。人工甘味料を一切使っていないオリジナルシロップをかけて召し上がれ！ ちなみに超人気店なので、休日は行列に並ぶ覚悟が必要かもしれません。

街の中心部である秩父駅周辺には、歩ける範囲に見どころがたくさん。徒歩3分ほどの所にあるのは、古くから信仰されてきたパワースポット「秩父神社」です。豪華な社殿は、徳川家康公の寄進で建てられたものだそう。いわれてみると、日光の東照宮と似た雰囲気を感じるかも。荘厳でちょっぴりユーモラスな彫刻を楽しんでみて。

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川に浸すと文字が浮き出てくる「水占みくじ」や、カラフルな紐がかかった「繭みくじ」も試してみたいですね！ "水"と"繭"はどちらも秩父に縁深いもの。ご当地感のあるおみくじはいい思い出になります。

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絹織物が盛んだった秩父には、当時を偲ばせるレトロな建造物が並んでいます。建物の趣を活かしたおしゃれなカフェやバーも多数。「泰山道カフェ」は、緑の扉と昭和のガラスが印象的です。足を止めて写真を撮りたくなりますね。

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ジャズが流れるおしゃれな店内でぜひ味わいたいのは、本場・フランス仕込みの「ヌガーグラッセ」。メレンゲと生クリームを合わせたものに、ナッツやドライフルーツを混ぜ込んだ冷たいスイーツです。珍しいスイーツに、ちょっぴりドキドキ。きっと思い出の味になるはずです。

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秩父神社の前の「番場通り」は、ふらっと立ち寄りたいスポットがいろいろ。こちらは大正5年創業の老舗精肉店です。風情ある佇まいも魅力。

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手作りコロッケや胡椒の効いたメンチカツは、食べ歩きのおともにぴったり。小腹を満たして、自由気ままなひとり旅を満喫しましょう。

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昭和レトロな雰囲気を味わうなら「パリー食堂」へ。昭和2年の建築で、国の登録有形文化財です。縦書きのロゴが良い味出してます！

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ブルドックソースやキッコーマンの醤油が並ぶテーブルは、まさに昭和レトロ。映画のセットに迷い込んでしまった気分になれますよ。昔ながらのオムライスを味わって、ノスタルジーに浸ってみては。

出典：mabushiyaさんの投稿

一見すると古道具屋さんにも見える「ワプラスコーヒー」。スタイリッシュな空間にたくさんのアンティークな家具や雑貨が溶け込んでいて、眺めているだけでもワクワクしてきます。購入できるものもあるので、ここで自分へのお土産を探すのも良いかも。

出典：mabushiyaさんの投稿

テイクアウトOKのコーヒーは、自家焙煎しているこだわりの逸品。メニューは濃厚ガトーショコラやサンドイッチなど、コーヒーによく合うものが揃います。お店でゆっくり過ごすもよし、コーヒー片手に散策するもよし。ふらりと気軽に立ち寄ってはいかがでしょうか？

西武秩父駅、御花畑駅から徒歩約20分の「羊山公園」。例年ゴールデンウィーク頃になると芝桜が咲き、ピンク色の丘に癒されます。野鳥のさえずる森や見晴らしのいい丘もあるので、芝桜のシーズン以外でも気持ちよく過ごせますよ。風を感じながら秩父盆地の景色を楽しんではいかがでしょう？日本版画の巨匠、棟方志功の作品が見られる「やまとあーとみゅーじあむ」も見応え◎。

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養蚕業が盛んだった秩父ならではの工芸品「秩父銘仙」をご存知ですか？ 軽くて丈夫、裏表がなく大胆な柄を表現できることから、大正から昭和にかけての女性の普段着やお洒落着として大評判だった着物です。華やかな色柄は、今見てもおしゃれ！

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西武秩父駅から徒歩約5分の「秩父銘仙館」では、美しいアンティーク着物を見学したり、染めものや機織りの体験ができますよ。ショップでは反物の他、コースターなどの雑貨も販売されています。秩父のお土産にぴったりですね。また、昭和5年に建てられたレトロで重厚な建物自体もすてき。フォトスポットとしても人気があります♪

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西武秩父駅には、「祭の湯」という日帰り温泉施設が併設されています。散策の疲れを癒すのにぴったり！ 露天風呂、シルク湯、岩盤浴など充実の設備でしっかりと休めます。秩父のB級グルメを手軽に味わえるフードコートや、秩父のお土産がずらりと並ぶショップも。たっぷり遊べるので、帰りの電車に乗り遅れないようにご注意を。

秩父神社・宝登山神社とともに秩父三社の一社に数えられている「三峯神社」。関東最強ともいわれる強力なパワースポットで、スケートの浅田真央さんもご利益をいただいたことから注目を集めています。静謐な境内に足を踏み入れると、しゃんと背筋が伸びるような気がします。

立派な杉の木があり、参拝後この御神木に触れると神気をいただくことができるそうです。深い森の香りとパワーに満ちた「三峯神社」は、気持ちを新たにしたい時にぴったりかもしれません。アクセスは西武秩父駅から西武バスで約75分。車窓からの眺めを楽しむ道のりは、良い時間になるはずです♪

例年5月下旬～6月上旬頃には「天空のポピー」を楽しむことができます。高原一面に広がる真っ赤なお花畑と、秩父の山々、青空とのコントラストが見事。見晴らしがよく、開放的な気持ちにさせてくれます。開花期間中の土日は、皆野駅からシャトルバスが運行。車がなくてもアクセスできますよ。

出典：TENtenkoさんの投稿

首都圏からの日帰りや1泊2日旅にぴったりの距離感で、見どころ満載の秩父。歴史、パワースポット、グルメ、カフェ、着物、雑貨、自然……とジャンルも様々で、目的地を絞るのに楽しく悩んでしまいます。宿泊するなら、「秩父七湯」と呼ばれる温泉や地酒もぜひ。秩父でよい休日をお過ごしくださいね！