奥多摩で癒されよう！自然エネルギー溢れる観光スポット6選

東京都の最西部、奥多摩町を中心とした山岳地帯・奥多摩。全域が秩父多摩甲斐国国立公園に指定されていて、手付かずの自然に触れられる東京のオアシスです。

川遊び、登山、 ハイキング、サイクリング、キャンプなどのアウトドアを楽しんだり、ドライブにも人気な奥多摩。

アクセスは新宿からJR青梅線の奥多摩駅まで約1時間半。土日には、週末限定の直通快速電車「ホリデー快速おくたま号」が運行され、新宿から乗り換えなしで行くことができます。

最近、仕事や日常のアレコレから解放されたい！なんて思っている方がいたら、携帯の電源をオフにして自然のパワーをもらいに出かけませんか？奥多摩のマイナスイオンをビシビシ感じられる場所をご紹介します。

水の音に癒される滝めぐりはいかがでしょうか？奥多摩の海沢探勝路にある「三ツ釜ノ滝」「ネジレノ滝」「大滝」をあわせて「海沢三滝」といいます。海沢園地を出発点に大滝までゆっくり歩いて往復1時間半から2時間ほど。石がゴロゴロとある山道を歩くため、登山靴やスニーカーで出かけましょう！

■三つ釜ノ滝

■ネジレノ滝

■大滝

登山に挑戦するならこちらの山へ。雲取山は標高2017m。日本百名山のひとつにも選定されている東京都で最も高い山です。登山は中級者向けの山ですが、登山口へのアクセスが良いことから人気があります。特に有名なルートは、「鴨沢」から上るルート、「三峰神社」からのルート、そして車を利用するなら「三条の湯」からのルートの3つです。日帰りはかなり厳しいため、山小屋に1泊するのが一般的。しっかりと装備をして登りましょう。

日原鍾乳洞は、総延長1270m，高低差134m。関東で最大級の規模を誇る鍾乳洞です。洞内をひとめぐりするには40分くらいかかります。「水琴窟」が設置され、地下水が落ちる時に奏でる“ピトーン”という音色に癒されます。「白衣観音」や「金剛杖」などの名前が付いた大きな石筍や、巨大なカエルに似た「ガマ岩」などたくさんの見どころがあります。

多摩川30景にも選ばれている鳩ノ巣渓谷。多摩川沿いに広がるゴツゴツした渓谷は、まさに絶景です。岩場は足元が滑りやすいので、こちらも歩きやすい靴でくるのがオススメ。JR青梅線・古里（こり）駅から徒歩5分です。一駅先の鳩ノ巣駅まで、約1時間半のちょっとしたトレッキングコースがあります。「もっと本格的にトレッキングを楽しみたい！」と言う方には、JR古里駅から鳩の巣渓谷を通って、白丸ダムから奥多摩駅へと続く、全長約10キロ、約3時間半のコースがおススメです。

緑の木々に囲まれ、エメラルドグリーンに色づく白丸湖では、カヌーやカヤックを体験できます。白丸湖は風も弱く、湖面が穏やかなので、初心者の方でも安心して川遊びができますよ。

春は桜、初夏の新緑、秋の紅葉、そして冬は雪景色…。四季折々の美しい姿を見せてくれる奥多摩湖は、多摩川を小河内ダムでせき止めてつくられた人造湖です。東京都の貴重な水源で、都民が利用している水のうち約2割は、この奥多摩湖の水が使われています。遊歩道にそって、奥多摩湖の湖面や木々を眺めながらのハイキングや釣りを楽しむことができますよ。

自然を満喫し、体を動かしたら、お腹もすいてきますよね。今度は奥多摩グルメでお腹も満足させちゃいましょう！

JR青梅線奥多摩駅から徒歩10分ほど。氷川国際ます釣り場の2階にある「蕎麦太郎カフェ」では、蕎麦でなく、うどんでもない、「麦きり」という麺を食べることができます。麦切りは、大麦粉50％と強力粉50％を混ぜ合わせてつくられ、独特のどごしとコシの強さを楽しめます。1階の渓流釣り場で自分たちで釣ったマスを塩焼きにしてくれるので、まずはマス釣りを楽しみましょう。もちろん、釣りをせずにお食事だけもOKです。

いかにも山好きそうなマスターの手作り料理を楽しめる、ロッジ風の外観にウェスタン調のインテリアでデザインされた和洋折衷の洋食屋さんです。ランチタイムのカレーとシーフードオムライスがおススメです。夜は飲み屋さんとして営業しているので、昼と夜で違う雰囲気を楽しめます。最寄駅はJR青梅線・奥多摩駅から徒歩10分程度です。

餌を徹底的にこだわり、最小限の抗生物質、ホルモン剤不使用で、愛情たっぷりに育てられた「六白黒豚」を食べられる「お肉カフェ　オーガニック　アースガーデン」。野菜やお米もオーガニックを使用し、安全で美味しいものを食べてほしいというオーナーの思いが伝わってくるお店です。一つ一つ丁寧に作られたお料理を堪能してください。JR青梅線・白丸駅から徒歩約7分です。

いかがでしたか？都心から近く、日帰りができる奥多摩では、東京都とは思えないほどの大自然を満喫できます。気軽に行ける距離なので、天気の良い週末にお出かけしてみてはいかがですか？