休日は能登でパワーチャージ☆頑張るあなたへ1泊2日のオトナ女子旅／石川

仕事に人間関係、毎日ほんとに疲れちゃう。ときにはそんな日常から抜け出して、仲良しの友達と癒しの旅に出かけましょ♪目的地は、北陸新幹線が開通して東京からグッと近くなった石川県「能登半島」。

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能登半島は温泉やスイーツなど、毎日がんばるオトナ女子のテンションを上げてくれるポイントが盛りだくさん。今回はそんな能登から「また明日から頑張るぞ」とポジティブな気持ちにしてくれる魅力的なスポットを集めました！癒しと活力をチャージしに、いざ1泊2日の能登女子旅へLet's go！

東京から「金沢駅」まで北陸新幹線で約2時間半。駅に降り立つと、なんだかお腹がすいてきちゃった。能登へはやる気持ちもあるけれど、まずはランチで旅の気分を盛り上げましょう！

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旅の始まりに向かったのは、金沢の観光名所、長町武家屋敷跡にある「おいしいいっぷく鏑木（かぶらき）」。まずはここでランチ。実はこのお店、石川県の伝統工芸である九谷焼の老舗「鏑木商舗（かぶらきしょうほ）」が営んでいるんです。美しい九谷焼の器に盛られたおいしいお料理の数々。金沢の食文化を目と舌で堪能してみて。

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新鮮な海の幸を食べるのは、能登でのお楽しみにとっておいて、金沢でのランチは加賀野菜をチョイス。「おいしいいっぷく鏑木」では、近江町市場直送の新鮮な食材を使ったランチをいただけるんですよ。中でも「加賀野菜カレー」がおススメ◎鮮やかな九谷焼に、カレーや野菜の艶やかな色がとってもキレイ。平日限定の「和食膳」や土日祝限定の「いっぷく弁当一汁六菜」も女性に人気なんだとか。

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「おいしいいっぷく鏑木」へは、「金沢駅」からバスと徒歩で約15分で到着します。「鏑木商舗」は九谷焼の老舗として約200年もの歴史があるんだとか。九谷焼は、青(緑)、黄、赤、紫、紺青の五色を使った華麗な絵付けが特徴です。お店には九谷焼のギャラリーも併設されているのでぜひチェックしてみて。

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お腹が膨らんだら「金沢駅」へ。そこから観光列車「花嫁のれん号」に乗れば能登半島へはあっという間に着けますよ。この列車は花嫁の幸せを願って“のれん”を送る、能登の伝統文化をモチーフにしているんだとか。花嫁の幸せと同じように、旅人の幸せを願う気持ちから誕生したという「花嫁のれん号」。赤と金が鮮やかな車内に乗り込めば、気分はまるでお姫様♡能登へのワクワク感が高まりますね。

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列車の中もとっても豪華！コンセプトは「和と美のおもてなし」。北陸の伝統工芸として名高い輪島塗や加賀友禅をイメージしてデザインされているんだとか。石川県らしい洗練された和と美を感じられるオトナ女子のための空間で、ゆったりと能登への旅を満喫して◎

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花嫁のれん号の車内では軽食を楽しむこともできますよ。2号車は「和軽食セット」、1・3号車は「スイーツセット」、4号車は「ほろよいセット」と号車ごとに異なるので事前にチェックしてくださいね。4日前までの予約制なので忘れずにご予約を。

友達とおしゃべりしているうちに「和倉温泉駅」に到着！まちを散策する前に、まずは荷物を置きに本日のお宿「加賀屋」へ。自分が乗ってくる電車の時間を伝えておくと、駅に加賀屋のバスが迎えに来てくれるんだとか。身軽に動きたい女子には嬉しいサービスですよね。駅から温泉街まで徒歩では遠いので、ぜひお迎えをお願いしてみて。

荷物を置いたらさっそく散策へ出発！和倉温泉街には、温泉の神様を祀った小さな神社や港町の風情漂うレトロな橋など見どころがたくさん◎。宿泊先の宿でマップをもらい、温泉街の名所7ヶ所にある七福神を訪ね歩く「七福神福々巡り」も楽しいですよ。すべて巡ると宿からプレゼントがもらえるんだとか！

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七福神福々巡りの中でも注目ポイントが「白巖山 青林寺」。その名の通り青々とした竹に囲まれ、風光明媚な落ち着いた空気が広がっています。明治42年に大正天皇が和倉にいらっしゃった際の休憩所として建てられた「御便殿(ごびんでん)」を見学できるスポットとしても有名。普通は使用したら取り壊すらしく、残っているのは全国でも珍しいんですよ。

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緑の美しさに見惚れてしまいますね。座禅や写経ができるプログラムもあるので、事前に予約して体験してみては？

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七福神巡りを終えて宿に戻る途中にあるオシャレなお店が「能登ミルク本店」。能登の酪農家さんのミルクにこだわったジェラートが味わえるんですよ。たくさん歩いたあとのあま～いジェラートは身体に染み込むおいしさです。

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能登ミルクのジェラートは、ミルクが80％も配合されていてとってもミルキー！ポピュラーなミルク味やチョコレート味から地元食材を使ったものまで、バリエーションも豊富です。中でも加賀野菜のさつまいも「五郎島金時」を使ったジェラートは、濃厚な甘さなのにくどくなく、くせになっちゃうおいしさなんです。

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東京とイタリアで修行し、日本最年少でジェラートマエストロを取得した女性店長が手掛けるお店は、外も中もとってもおしゃれ♪店内にはジェラートのほかにも、能登ミルクを使ったクッキーやかわいいオリジナルグッズがズラリ。どれをお土産にしようか迷っちゃう！

温泉街散策を満喫したら宿に戻って旅の疲れを癒しましょ。能登半島の宿でなんといっても見逃せないのが「旅館　加賀屋」。36年連続で「プロが選ぶホテル・旅館100選」の総合1位に輝いた伝説の旅館なんです。いつもがんばる自分に極上のご褒美を♪

加賀屋には4つの建物があり、それぞれ趣の異なるお部屋が用意されています。どのお部屋もゆったりくつろげる癒しの空間。プランによってお部屋が変わるので友達と一緒にじっくり選んでくださいね。夕方に2回行われる館内見学ツアーにはぜひ参加を！宿にある美術品をたくさん観ることができて心が豊かになりますよ。

お部屋だけでなく、加賀屋の中にはお客様をもてなす心意気がそこかしこに。ロビーラウンジ飛天では、琴の生演奏に耳を傾けながら、おいしいコーヒーやケーキがいただけます。ラウンジの横にはお土産どころが連なり能登の名産や伝統工芸品から、加賀屋オリジナルスウィーツまでさまざまな商品がズラリ。夜10時まで営業しているのも嬉しいポイントです。

なんと加賀屋には広々とした女性大浴場が2ヶ所もあるんです！こちらは「弁天の湯」の野天風呂。岩風呂がとっても風流♪弁天の湯は2階建てになっていてこの野天風呂のほか、潮風感じる露天風呂、眼前に海を眺める内風呂が設けられています。加賀屋に来たからにはすべてのお風呂をコンプリートしたくなりますね。

こちらはもう一つの女性大浴場「花神の湯」。艶やかなイタリア製タイルで装飾された空間は、まるで竜宮城♡夢見心地のひとときに癒されて。

季節の旬の食材を厳選したお食事は、見ているだけでテンションが上がっちゃいますね！明治39年の創業以来、約100年以上培われてきた加賀料理を心ゆくまで堪能できます。盛り付けや器も華やかでつい写真に収めたくなりそう。一口食べるごとにおいしくて笑みがこぼれるはず。

お食事のあとは、館内のバーでオトナなひとときを◎目の前でカクテルを作ってもらいながら、生ライブも聞けちゃいますよ。日常を忘れて楽しんでくださいね。

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目が覚めてカーテンを開けると、朝日に照らされた海がキラキラ。きのうの余韻を感じながら、今日の旅へのワクワクも高まりますね。まずは体が目覚める和食膳の朝食を。お腹も心も満足したら、加賀屋との別れを惜しみつつ、能登の旅２日目のスタートです！

チェックアウトを済ませたら、本格的な能登観光へ♪バスや電車の少ない能登を効率的に満喫するなら、北陸鉄道の定期観光バス(要予約)がおすすめ。５つのルートがある中から今回は「ななお号～花嫁のれんと縁結びの神～」をご紹介します。このコースには、女性の幸せを願うスポットや縁結びの神社など、オトナ女子に嬉しい観光地がめじろ押しなんです♡

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幕末から明治にかけて能登に代々受け継がれてきた“花嫁のれん”の風習。「花嫁のれん館」には、嫁いでいく娘の幸せを願ってつくられた色鮮やかなのれんが展示されています。中には加賀友禅を使った絢爛豪華なものも！これらはすべて地域の方々が実際に使用したもので、人々の思いが伝わってきます。時代ごとに人気の色や柄に変化があるのもおもしろいですね。

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花嫁のれんは、嫁入りの時に嫁ぎ先の仏間に掛けられ、花嫁がくぐります。「花嫁のれん館」の中には“嫁ぎ先の仏間”が再現されていて、花嫁衣裳をまとっての「のれんくぐり体験」もできちゃう☆美しいのれんのほか、再現された仏間に使われている伝統工芸「七尾仏間」や「田鶴浜建具(たつるはまたてぐ)」にもご注目！

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能登には地域ごとに勇壮で神秘的なお祭りがたくさん！そうしたお祭りの熱気や情熱を感じることができるのが「和倉温泉お祭り会館」です。能登を代表するお祭り「青柏祭(せいはくさい)」では、高さ約12メートル、重さ約20トンにもなる“でか山”と呼ばれる山車が練り歩きます。お祭り会館に展示された実物大のでか山、その大迫力に圧倒されるはず。

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能登の６つの市町には、「キリコ祭り」と呼ばれる奉燈神事が伝わっています。「灯り舞う半島　能登　～熱狂のキリコ祭り～」として日本遺産もに認定されている勇壮なお祭り。お祭り会館の展示ホールには実物の奉燈が展示されていて、奉燈を担ぐ男衆の威勢の良い掛け声が今にも聞こえてきそう！

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奇岩怪石と美しい自然の景観が連なる能登の海岸線は、朝鮮半島の金剛海岸にも匹敵するということから「能登金剛」と呼ばれています。「巌門」はその能登金剛を代表する存在◎日本海の荒波によって浸食され、大きな岩の真ん中に洞門がぽっかりとあいている様子はまさに絶景！

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巌門はなんと高さ約15ｍ、幅約6ｍ、奥行き60ｍもの大きさ！陸からはもちろん、海の上で間近に見る巌門は迫力満点！遊覧船も出ているので、レンタカーで能登を観光の際はぜひ利用してみて☆

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多くの“気”が集まり、縁結びのパワースポットとして知られる「氣多大社」。日本神話きってのスーパーヒーロー、大国主命(おおくにぬしのみこと)が祀られています。大国主命はその生涯の中で数々の恋を実らせた伝説を持ち、縁結びをお願いするにはぴったりの神様なんです♡

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神社の裏手にある森は「入らずの森」と呼ばれ、たくさんのエネルギーに満ちた聖域なんだとか！神秘的ですね。縁結びのほかにも、恋愛成就や復縁、結婚に安産と、男女にまつわるご利益があり、「願いが叶った」という口コミも多い氣多大社。何をお願いしようかな♪

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氣多大社をあとにしたバスは、なんとビーチへ！「千里浜なぎさドライブウェイ」は日本で唯一の“ドライブできるビーチ”なんです。間近に海を眺めながらのドライブは、とっても爽快！海の美しさに癒されますね。

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約8kmにもわたってビーチでのドライブを楽しめる「千里浜なぎさドライブウェイ」。夏だけでなく、波の高い日以外はいつでも利用でき、一年を通して多くのドライバーが日本各地から訪れるんですよ。車線のない“砂の道路”を車同士が走行する様子は見ているだけでスカッとしますね！

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そろそろお昼の時間。バスが停まったのは「千里浜レストハウス」。今日のランチはこちらで♪日本海の食材をふんだんに使った海鮮丼や貝飯が人気なんだとか。レンタカーで千里浜に来たときにはここに車を停めて、レンタサイクルを借り、自転車で千里浜なぎさドライブウェイを走るのもおススメ。レンタサイクルは１時間200円から。肌で潮風を感じる体験は、忘れられない思い出になりそう。

出典：kazukkaさんの投稿

2日前までに予約をすれば「バーベキューセット」も楽しめます。日本海の新鮮な食材をその場で焼いて豪快に味わって。焼きあがる前からいい匂いが！よだれがでちゃう～！

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お魚はちょっと苦手という方も大丈夫。定食や能登牛丼など、海鮮以外のメニューも豊富◎どれを食べようか迷ったら友達とシェアして、いろいろな味を楽しんで♪

ついにバスは旅の終着点「金沢駅」に到着。駅前にデデンと立つ大きな門、「鼓門(つづみもん)」はフォトスポットとしても大人気！旅の締めくくりに友達と記念の一枚をパシャリ☆駅構内にはお土産どころもたくさんあるので、新幹線の時間までじっくりお土産選びを楽しんで◎

能登半島を巡る1泊2日のオトナ女子旅。毎日がんばっているご褒美に、友達を誘ってパワーチャージしに出かけましょう。大人になった今だからこそ満喫できる上質な旅に心が満たされていくはず♡