大阪・ご馳走サンドイッチ。有名店の美味しいカツサンド6選

じつはこちら、夜のみ営業の高級ワインバー。店内はおしゃれで高級感にあふれています。こちらで大人気なのが和牛を使用したヘレカツ(関東でいうヒレカツ)サンド。こんがりとトーストされたパン。はさまれた牛かつは、肉のおいしさを引き立てるオリジナルの甘辛系ソースをまとっています。玉ねぎ、フルーツなどをぜいたくに使い、じっくり煮込んでつくりあげた特製の自家製ソース。辛味と甘み、そしてさわやかな酸味が絶妙にからみあって、めくるめくおいしさに。ワインバーなだけあって、このカツサンドが赤ワインにぴったりなのです。思わずため息の出るおいしさです。

一見するととんかつ屋さんですが、メニューをよく見ると、豚肉料理のお店、といった印象です。こちらは、グルメ芸人のアンジャッシュ渡部さんも絶賛。路地の一角にひっそりと佇む“隠れ家”的なお店です。店内はカウンターのみ10席程度。「とんかつ」を「ロース活」といったように、“活”の字があてられ、店主の気合いを感じさせます。

豚肉とその料理法にかなりのこだわりを持っている店主のワザが光るのは、いうまでもなく、「活パン」こと「カツサンド」。ひと口食べてみると、しっかりしたお肉のかみごたえと甘みのある肉汁が感じられる、カツサンド界の傑作です。

こちらはとんかつ屋さん。とんかつ系定食がメインですが、中華メニューもラインナップ。驚きなのはその価格です。コスパよすぎです。思わず「安っっ!」と絶句してしまうほどのメニューが。人気のかつサンドは580円、チャーハンは280円、卵スープなどのスープ類は180円という衝撃価格(2016年2月時点)。
人気の理由は、リーズナブルなうえに、お店の熱いハートが伝わるからなのかも。メニューで「全て手作りの自慢のカツは注文を通してから揚げています!!」と力説。「体力回復処」と自らの店名に冠したフレーズに、店主の意気が感じられます。

大阪の下町として、あるいは串カツ店などが乱立するエリアとして人気の新世界。通天閣がそびえ立つその一角に、ヘレカツ(ヒレカツのこと)サンドの名店があります。創業は昭和12 年ですが、一度閉店。その後再開した老舗です。
こちらの人気メニューは牛ヒレ肉を使ったカツサンド。こちらでは特製の衣を使用。卵にチーズ、香辛料などを加え独特のコクを出しています。さらに手づくりの生パン粉を使用することで、あっさりコクウマを実現。ひと口かみしめると、サクサク感と牛肉の旨味が渾然一体となって口のなかにあふれます。驚きなのはお持ち帰りもお肉の柔らかさが損なわれずしっかりおいしいということ。これはお試しの価値アリですね。

こちらは、予約がなかなか取れないお店として有名です。毎月1日に2ヵ月先の予約を電話で受け付けるのですが、なかなかつながらないとか。
「洋食」とありますが、いわゆる洋食屋さんとは一線を画す料理が供されるので大人気。こちらで大人気のメニューがカツサンド。コース料理でオムライスとカツサンドの両方を注文する人も多いそうですよ。

オムライスは洋食の代表格ともいえる料理。本格フレンチのお店などではまずお目にかかりませんね。しかし、こちらのオムライスは、そこらのオムライスとは違います。ひと口ほおばれば、「ウマー」を連呼したくなるほど。洋食でありながら、洋食を超えた味わいが人気なのです。

なんと一皿5,000円もする超贅沢なビフカツサンドが、ホテルニューオータニのレストラン「SATSUKI」でいただけます。Amazonのベストセラー1位にも輝いたレシピ本『本当に旨いサンドウィッチの作り方100』のメニュー監修をした総料理長 太田高広氏によって開発された超プレミアムなカツサンドは、A4ランクの佐賀牛フィレ肉を使用。肉厚は3cmとインパクト大、ほどよくサシが入って柔らかく、パンはふわふわ、ソースはトンカツソースとはひと味違う大人な味わい。

いかがでしたか。大阪のカツサンドにもいろいろあり、それぞれに魅力があります。あれこれ食べ比べれば、クセになりそうな一品が見つかるかもしれません。ぜひ、お気に入りのカツサンドを見つけてくださいね。