ホテルにカフェも♡“しまなみ海道サイクリング”で泊まりたい「WAKKA」／愛媛・大三島

仕事はデスクワーク中心、休日はお家でゴロゴロ…。そんな生活が続くと運動不足になるし、ストレスもたまってきますよね。そこでおすすめなのが“サイクリング女子旅”。澄み切った風を感じながら、スイスイ走るのは気持ちいいですよ♪友達と一緒なら、励まし合いながら進めるし、途中の寄り道も楽しそうです。

近場もいいけど、せっかくなら景色のきれいな「しまなみ海道」でサイクリングを楽しみませんか？ここは、言わずと知れた“サイクリストの聖地”。瀬戸内海と島々が織りなす大パノラマが広がり、自然の魅力を肌で感じられます♪個性豊かな島々を巡るのも楽しいですよ。

ただし「しまなみ海道」は全長約70kmもあるので注意。二日以上に分けて走る、一部分だけ走る、バス＋自転車を組み合わせるなど、色々工夫して体力に合ったプランを立ててくださいね。

そんなサイクリング女子旅の拠点にしたいのが、愛媛県・大三島（おおみしま）にたたずむ「WAKKA（ワッカ）」です。こちらは、2020年にオープンしたサイクリスト向け複合施設。「大三島BS」のバス停から徒歩20分ほどの場所にあり、レンタサイクル、シャワールーム、レンタサイクル返却代行などサポートが充実。ホテルやカフェまで備えたスポットなんですよ。

広島県側から「しまなみ海道サイクリング」を始める場合、まずは尾道市から出ている渡船（とせん）に乗って向島（むかいしま）へ行くのが一般的。そこから本格的なサイクリングのスタートです！向島～「WAKKA」間の距離は33kmほど。自転車の場合、2時間半～3時間ほどで行けますよ。それでは早速、「WAKKA」の魅力をたっぷりご紹介します。

自転車で長距離を走ると汗をかいてベタベタに。女心としては正直ずっと汗臭いのはイヤ…。メイクも直してバッチリな状態でいたいですよね。「WAKKA」にはリーズナブルに利用できるシャワーやランドリーが完備されています。お得な「リフレッシュパック」もあり、サイクリングの途中、もしくはサイクリング後にきれいさっぱりできますよ。

ほかにも、レンタサイクル、自転車を配送してくれるサービス、トラブル時の出張修理、レンタサイクルの乗捨てサポートなど、サイクリストにうれしいサービスがたくさん♪これなら、初心者だけのサイクリングでも心強いですね。各種サービスの料金や詳細情報は公式サイトでチェックできますよ。

宿泊施設はコテージ・ドームテント・ドミトリーの3種類。友達同士で泊まるならゆったり過ごせるコテージがおすすめです。自分たちだけの小さなお家みたいでワクワクしませんか？

ウッドデッキのテラスに腰かけて、穏やかな瀬戸内海を好きなだけ眺めてくださいね。ドリンク片手に語り合えば、南国リゾートにいるような気分に♪会話が盛り上がりそうです。

木のぬくもりに包まれた洋室は、居心地抜群♪アメニティに今治タオルや砥部（とべ）焼きのマグカップなど、愛媛らしいアイテムが用意されているところにもグッときます。オーダーメードのベッドに寝転べば、朝までぐっすり眠れそう。

壁に自転車をかけられるのもポイント！これなら大事な愛車とずっと一緒に過ごせますね。

ホッと落ち着く和室もありますよ。畳にゴロンと横になって、疲れた足をゆっくり休ませましょう。寝転がったまま、足元の窓から海を眺めてのんびりするもよし。撮影した写真を見返して盛り上がるもよし。楽しい時間を過ごしてくださいね。

コスパのいいドミトリータイプのお部屋もあります。各ブースにはコンセントやUSBポートが付いているので快適に過ごせますよ。女性専用のお部屋もあるから安心感がありますね。

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夕食付きのプランなら、夜は地元食材を中心にしたBBQをプライベートデッキで楽しめます。デザート付きなのがうれしいですね。素泊まりや朝食のみのプランの場合、夜に大三島の飲食店へ無料送迎してくれるサービスも。地元のお店でローカルフードを味わえますよ。自分たちに合ったプランをチョイスしてくださいね。

朝食は併設されたオーシャンビューのカフェでいただきます。こだわりのパン＆ドリンクでパワーチャージしましょう！

カフェから見える景色は絶景そのもの。瀬戸内海に浮かぶ島々や、多々羅（たたら）大橋を好きなだけ眺めてくださいね。店内には愛車を持ち込めるので、心置きなくリフレッシュしましょう。

店内では、地元の有機野菜や魚介類などをふんだんに使った軽食を味わえます。写真はランチタイムのみ提供される「黒糖フレンチトースト」です。疲れた時は甘いものが欲しくなりますよね♡

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食後はバリスタが淹れる本格コーヒーでホッと一息。なんでもここのバリスタは、日本で3本指に入るスゴ腕なんだとか。

最後に、サイクリングで立ち寄りたい一押しスポットをご紹介。大久野島（おおくのしま）は、別名“うさぎ島”と呼ばれるうさぎたちの楽園。島内にはたくさんの野生のうさぎが暮らしていて、エサやりも楽しめるんですよ。「WAKKA」ではクルージングツアーが組まれていて、敷地内の“船乗り場”から船に乗って約20分でアクセス可能。オプションでサイクリングもできます。ほかにもさまざまなアクティビティツアーが用意されているので、気になる人はチェックしてみて。

出典：ミッキー・フォールさんの投稿

大三島と多々羅大橋でつながっている生口島（いくちじま）は、瀬戸田レモンの生産が盛んな島。島内にはレモン料理やスイーツを出すお店が点在しています。また、“しまごと美術館”と称して、島のいたる所に現代アートが展示されているんです。自転車でアートスポットを巡るのも楽しそう♪写真の「未来心（みらいしん）の丘」は、迫力満点の大理石アート。「WAKKA」から自転車に乗って1時間ほどでアクセスできます。

出典：___mikiさんの投稿

大島で営業する「Paysan（ペイザン）」は、地元で人気のパン屋さん。無添加にこだわったパンは、毎週金曜と日曜にしか販売されないものの、店頭に並べばすぐに売り切れてしまうほどなんだそう。金・土・日曜はカフェも営業中で、自慢のパンをゆっくり味わえる「パンプレートランチ」がいただけます。「WAKKA」からは自転車で2時間ほどの距離がありますが、サイクリングがてら立ち寄るにはちょうどいい場所。スケジュールに余裕があるなら、ぜひ行ってみてください。

爽やかな絶景の中を自転車で走れば、たまった疲れやストレスなんてどこかへ吹き飛んでしまいそう。長い道のりの「しまなみ海道」ですが、「WAKKA」を拠点にすれば初心者同士でも無理なく楽しめるはず。世界が注目する“サイクリストの聖地”を思う存分満喫してくださいね♡