【九州】普通の温泉に飽きたら“珍しい温泉”へ入る旅はいかが？“珍湯”がある旅館8選＋番外編

社会人になると、毎日同じことの繰り返し。仕事に追われていると、あっという間に日にちが過ぎて「え！もう今月も終わり？！」と感じることも多いですよね。忙しいのはいいことだけど、たまには自分の「休暇」や「思い出」も欲しい。そう思ったら、仲良しの友達と、九州への女子旅を計画してみましょう。本州を離れ、いつもと違った場所に行くことで、気分転換にもなります。そして旅という「非日常感」は、疲れた心をリフレッシュさせてくれます。

旅行で楽しみなのが泊まる旅館。いつものようにおしゃれな宿もいいけれど、さらに非日常を求めてたまには「珍しい温泉」がある旅館に泊まってみませんか？色や泉質、お風呂のシチュエーションなど種類はさまざまですが、九州にはちょっと変わったお風呂のある旅館がいっぱいあります。女子同士でワイワイとそのお風呂に入って楽しい気分になることで、きっと疲れた心も回復しますよ。今回は、九州にある「珍しい温泉」がある旅館をご紹介していきます！

「大正屋」は、佐賀県の嬉野温泉にある、創業大正14年という老舗宿。アクセスはJR武雄温泉駅より路線バスで約25分。温泉街の中心にあるとは思えないほどの静けさと、老舗ならではの日本文化を大事にしたおもてなしが評判です。”日本三大美肌の湯”といわれる嬉野温泉を、趣向をこらした数々のお風呂で楽しむことができます。

大浴場「滝の湯」は、ガラス越しに滝と池がしつらえられたお風呂で、流れる滝を眺めながら優雅につかることができます。ちょうどお湯の高さと同じくらいに池の水があり、たゆたう鯉が見えるので、なんだか自分も池の中にいるような気分になりますね。

お食事は、佐賀の四季を感じられる丁寧に仕事された日本料理の品々が並びます。盛り付けもまさに「日本の美」そのもの。旬の食材をふんだんに使ったお料理は、目でも舌でも満足させてくれますよ。

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「ゆふいん泰葉」は、湯布院の町中から少し離れた閑静な高台にある温泉宿です。アクセスはJR由布院駅よりタクシーで約5分。人気観光地である由布院の宿泊場所として、また珍しい自家源泉の「青湯」が楽しめる旅館として人気があります。

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コバルトブルーの色が美しい「青湯」は、地中から噴き出した透明なお湯が温度変化や高圧によって青く色が変わる神秘的な温泉。その色も、季節や温度によって微妙に変化します。お肌がつるつるになれそうな温泉をみんなで堪能しましょう。

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お食事は、地元産の野菜と山海の幸を盛り込んだ創作会席「泰葉オリジナル会席」を。一つ一つ目にも鮮やかな盛り付けで女子心を楽しませてくれます。先付の、ちょこっとずついろいろなものが食べられるスタイルは女子には嬉しいですよね。

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寒の地獄温泉は、江戸時代より湯治場として栄えた温泉です。「寒の地獄旅館」は、昭和3年から営まれている温泉宿。建物はリニューアルを経て、今は昭和の風情ただよう素朴な宿として愛されています。JR豊後中村駅より車で約30分、くじゅう連山のふもとに伸びる「やまなみハイウェイ」の途中にあるので、自然豊かな景色をドライブで楽しめます。

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「冷泉」と呼ばれる寒の地獄温泉の温度は、何と14℃という冷たさ！！普段は薪で沸かし、あたたかい温泉に入れますが、7～9月までは源泉そのままの冷泉を水着着用で楽しめます。時期が合えば冷泉も話題のネタに、または我慢比べに入ってみるのもいいですよ！

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お食事は、囲炉裏を囲んだお食事処「八重喜」にて。囲炉裏会席は、旬の素材を使った季節の食事や、「お酒に合う肴」が散りばめられた内容です。メインの豊後牛の溶岩焼きも、舌がとろけるおいしさ。素朴な囲炉裏を前に、女子会なんていうのもオツなものですよ。

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島原温泉は、長崎県の島原半島に位置する温泉です。アクセスは島原鉄道島原港駅から徒歩約10分。島原温泉は、炭酸水素塩泉という泉質。島原温泉自体は、炭酸泉でも見た目は普通のお湯なのですが、ここ「ホテルシーサイド島原」では、島原温泉とは別に、炭酸ガスの含有量が高いシュワシュワと泡立つ高濃度の炭酸泉を楽しむことができます。

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本館1Fの湯治処に湧く温泉は、1リットル当たり1800ppmという高濃度の炭酸成分を含んでおり、シュワシュワと泡立っているのが特徴です。身体を沈めてみれば、びっしりと炭酸の泡が張り付いて驚くことでしょう。ちょっとくすぐったいような感覚で、友達と思わず笑ってしまいそう♪湯上がり後は、なんだか身体が軽くなったという声も多数。お疲れ気味の女子たちにぴったりの温泉です。

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お食事は、レストラン「ALBA（アルバ）」にて島原の海の幸を使った和食会席や洋食のコース料理がいただけます。コース以外でも郷土料理の「具雑煮」や「長崎和牛しゃぶしゃぶ」を楽しめる定食タイプも。みんなで好きなものをそれぞれ頼んでシェアするのも楽しいですね。

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「山の宿　新明館」は、熊本県で人気の高い黒川温泉の宿です。アクセスは、JR阿蘇駅より路線バスにて約55分。南小国町役場前バス亭からは、タクシー利用で約10分。昔ながらの素朴な温泉地に、ひっそりと建つ木造の建物は、田舎に帰ってきたような安心感があります。

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お湯は、温泉成分を存分に感じられる塩化物硫酸塩泉。こちらの珍しいポイントは、ご主人が手彫りで仕上げたという「洞窟風呂」です。普通は服を着て入るような洞窟に、裸で入るなんて楽しいですね。入口から穴を抜けて他の場所にも行けるので、なんだか探検気分でワクワクしてしまいそう。

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お食事は、こちらも素朴な雰囲気の囲炉裏のあるお食事処で。川魚の塩焼きや季節の山菜などを中心に、ほっと心あたたまる山里料理がいただけます。「山の宿」のお料理が、じんわりと身体に染みわたりそうですね。普段話せない悩みも、ぽろっと飛び出すかも。

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吹上温泉「湖畔の宿　みどり荘」は、鹿児島県の吹上温泉郷にある旅館です。自然豊かな「みどり池」の湖畔に佇み、創業以来変わらない景観を守り続けています。池を囲むようにして客室やお風呂が配置されており、お部屋からも池の眺めを楽しめます。お風呂も小路を散策しながら巡れるようになっているので、四季折々の自然を感じてくださいね。

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こちらの温泉は、吹上温泉と、自家源泉が混ざり合うことで生まれた、白と黒の湯の花が特徴。夏場は、真っ黒な湯の花が浮く「黒湯」が楽しめます。そしてさらに珍しいことに、冬場はブレンド割合の関係で、白い湯の花が多く浮く「白湯」になるんだとか。天然温泉の源泉かけ流しだからこそ起こる現象というこの不思議な温泉、入ってみる価値ありですよ！

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お食事はプランに応じて、黒豚やさつま地鶏などの鹿児島の食が楽しめる「山海会席」、朝獲れの旬魚を盛り込んだ「海鮮会席」など。別注で、きびなごやさつまいもの天ぷらなども追加できます。みんなで鹿児島の山海の幸を堪能しましょう。

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「南洲館」は、標高1,102mの栗野岳中腹にある一軒宿です。アクセスはJR栗野駅より車で約15分。西郷隆盛も滞在したという歴史ある宿は、異なる3種の温泉が自噴しており、泥湯や硫黄泉、温泉の蒸気を利用した天然サウナ「蒸し風呂」が楽しめます。

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宿の裏には、温泉の蒸気がもくもくと吹き上がる「八幡大地獄」が。ちょっと怖いけど、勇気を出して遊歩道を散策してみましょう。吹き出す蒸気に驚きながら、みんなでわあわあきゃあきゃあ言いながら探検すれば、盛り上がりそうですよ。

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天然のサウナといわれる「蒸し風呂」は、温泉の蒸気を浴びることで、成分がダイレクトにお肌に染み込んでいきそうです。都会では絶対に味わえない自然のパワーを、ぜひこの機会に体感して。さわやかな汗をかいた後は、デトックス効果でお肌も綺麗になれるはず。

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お食事は、地元食材を生かした和会席がいただけますが、ここの目玉である「鳥の地獄蒸し」をぜひ別注で注文して。塩で味つけされたハーブ鶏を、温泉の蒸気で蒸したという一品は、鶏のうま味が凝縮して、思わずうなってしまうおいしさ。手づかみでワイルドにかぶりついたら、笑顔がこぼれそうですね。

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「天然泥湯の宿　さくらさくら温泉」は、鹿児島の中でも代表的な温泉、霧島温泉の宿です。空港からは、路線バスで約50分、JR霧島神宮駅から車で約10分です。ここは、お肌にやさしい弱酸性の温泉の泥湯が自慢。女性好みのインテリアでまとめたお部屋と、かわいいさくらをモチーフにした浴衣などが女子心をくすぐります。

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硫黄成分を含んだ天然の泥が浴底に沈んでいるという全国でも珍しいお風呂。その泥を顔や体に塗って乾燥させ、洗顔クリームなどで洗い流せば、お肌がつるつる、すべすべになるといわれています。女子には嬉しいこの温泉。「天然泥パック」の効果を、ぜひ体験しに来てみませんか？

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お料理は、鹿児島の黒豚や地元の新鮮なお野菜を使った鍋料理が人気。さつま地鶏と黒豚を両方味わえる「桜さつま鍋コース」は、お野菜もいっぱい食べられるので、ダイエットや美容を気にする女子にも嬉しいですね。お肉の出汁が沁み込んだお野菜は、言うことなしのおいしさです。

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福岡県の繁華街より少し離れた、西鉄大牟田線八丁牟田駅よりタクシーで約10分。「大川温泉　貴肌美人　緑の湯」があります。ここは宿泊はできませんが、日本でも珍しい「緑色」の温泉に入れる施設です。

※画像はイメージです

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お食事処もあり、お風呂上がりにおいしいちゃんぽんや定食をいただくことができます。都会の喧騒から少し離れて、ほっとできるひとときを過ごせます。

九州にある「珍しいお風呂」がある旅館をご紹介してきました。実にいろいろなお風呂がありましたね！気兼ねない友達と過ごすことで気分も盛り上がり、楽しい時間を過ごせたと思います。温泉の成分に癒され、みんなとの他愛ないおしゃべりに気持ちも癒されたことでしょう。いつもと同じ日常から脱したい女子は、今年の思い出づくりに、会社の同僚との話題のネタに、九州の”珍湯”にぜひ入ってみてくださいね。