仙台市内観光は手軽な観光バス「るーぷる仙台」が◎おすすめスポット7選【宮城県】

「杜(もり)の都」と呼ばれ仙台藩祖伊達政宗公の縁の地でもある「仙台」は、東京からも東北新幹線を利用すれば約1時間半でアクセスできる場所。仙台は牛タンやずんだなどのグルメや、「仙台城跡」や「瑞鳳殿」などの観光スポット、ショッピングを楽しめる施設もたくさんあり、旅行を楽しむのにもぴったり♪今度のお休みは気軽に仙台に遊びに行ってみませんか？

仙台市内の観光を楽しむなら、「るーぷる仙台」を利用しましょ。市内の王道観光スポットを巡っているバスで、1周約70分。るーぷる仙台は平日なら20分、土日なら15分間隔で運行しているので、バスの時刻をあまり気にせずに観光を楽しめるのがうれしいですよね♪

観光地を何ヵ所も見て回るなら、乗り降り自由な「るーぷる仙台一日乗車券」を利用するのが断然おすすめです◎るーぷる仙台は一方向のみの運行なので注意は必要ですが、気になる観光スポットを前もってピックアップしておき上手にバスを利用できれば、とってもお得で快適！

さらに周辺施設では割引や特典プレゼントなどのサービスもあるので、バスに3回以上乗るなら利用しない手はないんです。今回は、そんな「るーぷる仙台」で巡ることができるおすすめのスポットをご紹介します♪

仙台駅からるーぷる仙台に乗って約10分の場所で下りるとあるのが「瑞鳳殿(ずいほうでん)」。瑞鳳殿は仙台藩祖の伊達政宗公が眠る霊屋(おたまや)です。敷地内に入るとまず石階段と、両サイドに生い茂る立派な杉木立の参道が目に入ります。さわやかな風が気持ちいい杉木立の道をゆっくりと歩き、瑞鳳殿まで向かいましょ♪

参道を抜けたら、まずは売店へ行って観覧券を購入してくださいね。そこからすぐの場所に見えてくるのが「瑞鳳殿」と「涅槃門(ねはんもん)」です。自然の中に佇む瑞鳳殿は少し遠くから眺めていても、その荘厳な雰囲気に圧倒されてしまいそう…。

涅槃門をくぐったところに姿を現した瑞鳳殿は、色彩豊かで煌びやか。現在の瑞鳳殿は、一度戦火で焼失したものを1979（昭和54）年に再建したものなのだそう。伊達政宗公にご挨拶をしたら、当時の姿を再現した外観の色使いや装飾などをじっくり見てみてくださいね。

「仙台城跡」は、初代仙台藩祖の伊達政宗公が約400年前に建てた「仙台城（青葉城）」があった場所。敷地内には、伊達政宗の騎馬像が立てられていて、仙台城跡はもちろん、仙台旅行の一大フォトスポットにもなっています。仙台旅行の思い出として凛々しい姿の政宗像といっしょに写真を撮りましょ♪

出典：チ ャ ビ ィさんの投稿

現在公園としても開放されている敷地内には、石垣や復元された櫓があったり、本丸御殿の大広間を礎石を配置して表している場所があったりと、当時の面影を感じることができるようになっています。仙台城跡には「
青葉城資料展示館」という資料館もあり、ここには仙台城の復元模型や政宗公が書いた手紙などが展示されているんです。特に、ミニシアターのような空間でCG映像で見られる仙台城や政宗公の紹介は、歴史にあまり興味がない人でも楽しめるようなわくわくする内容になっているのでおすすめです。

青葉山の高台にある仙台城跡は見晴らしがよく、仙台の街並みを一望することができます。当時お城に住んでいた人々もこうやって城下町を眺めていたのかもしれないと思うと、何だか感慨深い気持ちになりますよね。夜にはライトアップもされて、仙台の夜景を眺めることができるので、一通り観光したあとに夜景を見に戻ってくるのも◎

出典：

るーぷる仙台の停留所「青葉山植物園西」からすぐの場所にある「東北大学植物園」は、東北大学が研究と教育のために昭和33（1958）年につくった施設。総面積約52万㎡もある広大な敷地には原始林をはじめ貴重な動植物が生息していて、植物園としては日本で初めて天然記念物に指定されたんです。

出典：

自然が豊かで広々とした敷地は歩いているだけで気持ちがよさそう。思いっきり深呼吸をして自然を身体で感じましょ。敷地内をゆっくり散策していたら、植物園内に住む動物たちが挨拶しに来てくれるかも♪植物も季節によって咲いている花が異なるので、自然を感じたくなったときは何度でも東北大学植物園に足を向けてみてくださいね。

「宮城県美術館」は宮城県をはじめ、東北地方に縁のある作品を中心に日本画や彫刻などの明治以降の美術作品を展示・所蔵している美術館。常設展や特別展のほかにも、製作体験ができるワークショップが定期的に開催されているので、旅の記念に参加してみませんか？

出典：

宮城県美術館では、屋外にもたくさんの彫刻が展示されています。日本人作家の作品から、外国人作家の作品まで個性豊かな彫刻がいくつも展示されているので、作品を見て回って、友達や彼といっしょにそれぞれのお気に入りのひとつを見つけてみるのも楽しそう♪

出典：♪une-perle♪さんの投稿

展示作品を見て回ったり、ワークショップに参加したりしたあとは、美術館内にあるカフェレストラン「café mozart Figaro(カフェ モーツァルト・フィガロ)」でひと休みしましょ。デザイナーズチェアやアンティーク家具が配置されている店内はおしゃれで居心地がよさそう。料理やスイーツを食べながら、それぞれの好きな作品について語り合いましょ♪

「大崎八幡宮(おおさきはちまんぐう)」は伊達政宗公の命により建設された神社で、社殿が国宝に指定されている由緒ある神社。るーぷる仙台に乗って「大崎八幡宮前」の停留所に着くと、一之鳥居である大きな赤い鳥居が目に入ります。

出典：sugipapaさんの投稿

宮城県の指定有形文化財になっている「二之鳥居」や、仙台市の登録文化財に指定されている「大石段」を通り、参道を歩いていくと姿を現すのが国宝に指定されている「御社殿」です。歴史と風格を感じさせる大崎八幡宮は、厄除けや必勝祈願などのご利益があるのだそう。

社殿の近くへ寄ってみると、金や青、緑など極彩色に彩られていることが分かります。社殿に施されている装飾やデザインも繊細で思わず見入ってしまいそう…。大崎八幡宮では、社殿のほかにも「神馬舎」など文化財に指定されている歴史のある建造物がいくつかあるので、お参りしたあとは敷地内をじっくり見学してみては？

出典：www.instagram.com(@furari_3)

「せんだいメディアテーク」は図書館やスタジオ、ギャラリーなどの施設が併設されている複合文化施設で、仙台市の美術や映像文化の活動拠点となる場所です。ガラス張りの美しい建物は、建築家の伊東豊雄(いとう とよお)さんのデザインで、その優れたデザインから「グッドデザイン大賞」や「日本建築学会作品賞」など数々の受賞歴があるんですよ。

ガラス張りの館内からは通り沿いの街並みを眺めることができます。設置されているソファやベンチに腰かけて少し外の景色を眺めましょ。せんだいメディアテークではイベントやワークショップも開催されているので、気になるイベントがあったら参加してみるのもよさそう◎アートな空間で自分の感性をより磨いてみてくださいね。

「定禅寺通(じょうぜんじどおり)」は、「日本の道100選」にも選出された仙台のシンボルでもある遊歩道。約700ｍにも及ぶ欅並木の道沿いにはおしゃれなお店や観光スポットがあり、のんびりおさんぽを楽しみながらお店や施設を巡ることができますよ。

出典：michinoku_msさんの投稿

定禅寺通はさまざまなイベントのメイン会場にもなる場所。毎年冬の時期には「SENDAI光のページェント」と呼ばれるイルミネーションイベントが開催され、メイン会場・定禅寺通も美しいイルミネーションに彩られます。イルミネーションでできた光の道は幻想的でロマンチック♡日中とは異なる雰囲気の中で散策を楽しんでみてくださいね。

出典：www.instagram.com(@natsuuuuu003)

次の休日は、東京から東北新幹線で約1時間半で到着する「仙台」に旅行へ行ってみませんか？仙台は伊達政宗公ゆかりのスポットや、グルメ、ショッピングなども楽しめるおすすめの場所。観光バス「るーぷる仙台」を利用すれば、メインの観光スポットへも簡単にアクセスできて便利なんです♪今回ご紹介した観光地を参考に、るーぷる仙台で気になる観光地を巡ってみてくださいね。