【京都・天橋立周辺】オーシャンビューに癒される。海が見えるホテル・旅館5選

美しい海を見たい！そんなときは京都の「宮津市」に出かけてみませんか？京都旅と聞くと、歴史ある神社仏閣や京町家のイメージが強いですが、宮津湾に面した宮津市は有名な「天橋立」を中心とした美しい自然が広がるエリア。古くから漁業で栄えた場所でもあり、絶景と美食がそろう、魅力いっぱいの場所なんです。いつもの京都旅とはちょっと違う、海の京都旅でのんびりと次の休日を過ごしてみませんか。

宮津市の湾岸には、数多くのホテルや旅館が建ち並びます。今回はその中から、宮津の海を眺められる「オーシャンビュー」のホテル・旅館をセレクトしてみました。いつもとは異なる景色は非日常感にあふれていて、きっと旅の満足度もあげてくれますよ♪ぜひお宿選びの参考にしてみてくださいね。

京都丹後鉄道「天橋立駅」から車で約5分の「玄妙庵（げんみょうあん）」。龍が天に舞い上がっているような「飛龍観（ひりゅうかん）」という絶景を、客室や大浴場からも見られるお宿です。お天気のいい日は展望テラスで飲み物を片手に、優雅に景色を楽しむのもおすすめです。到着時間を連絡すれば駅まで迎えにきてくれます。お宿は少し高台にあるので送迎サービスはありがたいですよね。

17室の客室は、天橋立眺望が14部屋、宮津湾眺望が3部屋。シンプルな和室から、半露天風呂付き客室といったさまざまなバリエーションから選べます。お部屋の設計のほとんどは、建築家・森辰男氏によるもの。名建築から味わう海の景色は格別です。遠くまで見通せる海を見ていると次第に心も凪いでいくはず。

2つの大浴場と2つの露天風呂は、どちらも男女日替わり制。滞在中に異なるタイプの展望風呂を利用できるのはお得がありますよね。湯船越しに静かに海を眺めていると、まるで自分が自然の一部になったかのような感覚に…。日頃の忙しさを忘れてのんびり寛ぎましょう。

夕食は、旬の食材が味わえる京風懐石料理。魚、野菜、米、卵はもちろん、お酢や料理酒までも地元産にこだわって作られています。朝食は、名物の鯖（さば）のへしこ、自家製のさつまあげを炊きたてのご飯とともに召し上がれ♡一口食べれば、宮津の幸が口いっぱいに広がります。事前の連絡でベジタリアン食への変更も可能。あたたかな心配りが嬉しいですよね。

京都丹後鉄道「天橋立駅」の目の前に建つ、アクセス抜群の「天橋立ホテル」。駅からは徒歩約1分で到着です。海側の客室、天然温泉の大浴場と露天風呂から天橋立を一望できるロケーションです。1階には、目と鼻の先に海を望む「天橋立温泉」の源泉かけ流しの足湯も。観光で疲れた足や、夏の冷房で冷えた足を足湯に浸せばその温かさにほっと癒されますよ。

全52室中、なんと48室がオーシャンビュー！和室、ベッド付き和洋室、露天風呂がついた最上階の特別室などタイプはさまざまです。こちらは「和モダン」。お部屋のベッドは窓に向いているため、ごろりと寝転びながら四季折々の海の景色を眺められます。朝、目が覚めた瞬間から海をひとり占めできるなんて、とっても贅沢ですよね。

「天橋立温泉」を引いた展望大浴場には、露天風呂、寝ころび湯、サウナなどがあり広々としています。なかでも注目は、塩の結晶に覆われた涼室「ソルトピット」。ハンガリーではこの塩の洞窟が呼吸器系疾患や花粉症などアレルギー疾患の治療にも使われているんだとか。マイナスイオンたっぷりの空間で、温泉で火照った体をクールダウンしましょ♪

夕食は、素材の味を生かした和食会席。11月から3月は丹後半島の冬の味覚、ズワイガニをたっぷりと堪能できる「蟹プラン」もおすすめです。ほかにも、隣接のレストラン「ピュール」で贅沢なフレンチコースを味わえるプランもあるのでお好みでプランを選んでくださいね。朝は約40種の和洋ビュッフェ♡気候が良ければ、ウッドデッキで海風を感じながら食べられるのも嬉しいですね。

「丹後天橋立大江山国定公園」の中にあるお宿がここ、「文珠荘 松露亭（しょうろてい）」です。風景に溶け込んだ全館総平屋数奇屋（すきや）造りの建物は、喧騒とは無縁の別世界。一歩足を踏み入れると極上のステイが始まります。「天橋立駅」からは徒歩約5分、事前連絡で送迎もしてもらえますよ。

静かな自然に囲まれた客室のなかで、天橋立と阿蘇海を眺められるのは「龍燈（りゅうとう）」と「松琴（しょうきん）」の2室。写真はまっすぐに連なる天橋立の松林が一望できる「龍燈」です。お部屋から、そしてプライベート庭園を散策しながら海を眺めれば、心安らぐひとときが過ごせますよ。

お風呂のお湯は、美肌の湯ともいわれる「天橋立温泉」。落ち着いた雰囲気の内湯と、「竹のお休み処」が設けられた露天風呂で、ゆっくりと名湯を堪能しましょう。湯上がりには、サービスの冷やし飴や、はちみつ入りの紅いも酢で喉を潤して♪近隣の姉妹宿「文珠荘」の温泉も利用できるので、一つのお宿に泊まりながら湯巡りも楽しめるのが魅力です。

夕食は月替わりで宮津の旬を味わえる京懐石。「現代の名工」にも選ばれたことのある料理長が手がけたお料理は、リピーターも多いんだとか。朝食は、阿蘇海のアサリや丹後赤米などの丹後料理をどうぞ（写真）。食後は特製の葛きりとコーヒーでしめましょう。夕・朝ともに部屋食のため、大切な人とのんびり美食を味わえるのが嬉しいですよね。

「天橋立駅」から徒歩約10分の「ホテル北野屋」。天橋立を眼下に望むホテルで、客室、庭園露天風呂、貸切風呂と、館内のさまざまな場所から美しい景色が眺められます。館内のいろんなところから絶景を眺めたい！そんな方におすすめのホテルです。

2022年に一部リニューアルされた客室は、スタンダードな和室からウッドデッキ付き和洋室、温泉露天風呂の付いた和洋室などさまざま。人数や滞在スタイルにあわせて選んでみてください。外の景色を見ているだけで日頃のストレスが消えていきそうです。

※露天風呂付和洋室・海側和洋室は12歳以下の利用不可

予約制の貸切露天風呂「玄武の湯」からも、天橋立が見えます。有料でおよそ50分間利用できるので、ゆっくりと過ごせますよ。こんなに広々としたお風呂を独占できるなんて贅沢感がありますよね。誰にもジャマされない特別な時間を楽しんでくださいね。

四季折々、色とりどりの料理は、天橋立を一望できるお食事処「雅歌亭（がかてい）」で。写真は冬の天橋立を代表する美食、ぶりしゃぶです。脂の乗った寒ぶりをさっと出汁でくぐらせ、ポン酢でどうぞ。思わず笑みが溢れるおいしさですよ。

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自分時間をたっぷり満喫したい！という人には、一棟貸切型の「天然温泉＆プライベートSPA 瑠璃浜」がおすすめ♪露天風呂付きやサウナ付き、愛犬同伴型など9タイプの客室があり、そのすべてにプライベートプールと「金温泉」を引いた客室温泉がついています。「天橋立駅」からは車で約30分。駅からは3日前までの予約で送迎車を利用できるのでぜひご予約を。

お部屋からも海を眺めてのんびりしたい。そんなときは、オーシャンビューのヴィラ「瑠璃浜RETREAT（リトリート）」を選んでみて。リビングダイニングの目の前に青い海が広がり、心地よい海風が吹き抜けます。もちろん、敷地内にはプールと天然温泉のほか、露天ジャグジーも完備。広々としたヴィラでの滞在は、まるでここで暮らしているかのような、とっておきの時間が過ごせそうです。

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「瑠璃浜RETREAT」では、人目を気にせず、好きなだけプールに入れます。泳いだ後は、プールサイドにあるジャグジーや露天風呂で体を休めて、波音を聞きながらデッキでくつろぐ…。日常ではなかなか味わえない、憧れのリゾートステイが叶います。

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朝食は、地魚の干物や野菜など、ヘルシーなメニューがいただけます。お部屋で食べられるので、朝からメイクや着替えなど、バタバタしなくてすむのはありがたいですね。夕食は、お部屋食での京懐石や、隣接レストランでいただくことも可能ですが、自分達で好きな食材を持ち込んでBBQを楽しむこともできますよ。BBQコンロ、スモークタワー、ダッチオーブンなどは有料で借りられるので、食材だけ用意すればOK！

海に連なる松林が美しい天橋立の絶景はもちろん、豊かな自然が育んだ海の幸と山の幸が楽しめる、京都府宮津市。いつもの京都からちょっと足を延ばして訪れてみませんか？ 次の休日は、宮津湾や天橋立を臨むオーシャンビューの宿で、心癒されるひとときを過ごしてみてくださいね。