【伊東・伊豆】レイトチェックアウトでゆっくり楽しめるホテル6選

伊豆半島の東海岸、伊東エリアは750を超える源泉があり、静岡でも一番の総湯量を誇るエリアです。都心からも「特急伊豆踊り子号」で2時間ほどとアクセスもしやすく、気軽にいきやすい温泉地。リアス式海岸に天城連山と、火山活動によって生まれた勇壮な自然も魅力です。伊東・伊豆高原へ旅するならば、おこもりステイをして自然と温泉をたっぷり満喫してみるのはいかがでしょう？

おこもりステイを楽しむならば、レイトチェックアウトできるホテルがおすすめです。レイトチェックアウトとは、通常のチェックアウト時間（一般的なチェックアウトは10：00）よりも、より長くホテルにステイできるサービス。昼頃までホテルで過ごせると、朝ごはんや朝風呂をゆったりと堪能できるのはもちろん、伊豆の美しい自然の中でたっぷりと自然浴を行ってエネルギーをチャージすることができますよ。今回は、そんなレイトチェックアウトができる、伊東・伊豆高原のホテルをご紹介します。

JR伊東駅から無料送迎タクシーで約3分と、伊東観光や松川散策を楽しむのにぴったりな場所にある「伊東遊季亭」。全プラン、チェックインは14:00から、チェックアウトは12:00までと、ゆっくりと伊東でくつろげるよう考えられたおもてなしが魅力です。

客室は和室やツインベッドタイプなどがあり、いずれもくつろげるようにとベッドは全てシモンズ製、デュベ・掛布団は高級羽毛のものを使用。和室の寝具類も使用感の高いものを採用されています。写真の「和モダンルーム」は、抗菌効果があるといわれる竹を使ったフローリングに低めの和風ベッドが配されていて、本当に落ち着いたひとときを過ごすことができます。

「【金目鯛をたっぷり堪能】しゃぶしゃぶ・煮付け・雑炊まで★金目鯛会席プラン」ならば、伊豆らしくふんだんに金目鯛を取り入れた会席料理を愉しむことができます。朝食も、鯵の干物や料理長特製のちりめん山椒など、地元の食材にこだわった朝餉（あさげ）を堪能できますよ。

自慢の自家源泉の天然温泉は、ひのきの露天風呂付き大浴場と岩の露天風呂付き大浴場の2タイプ。汗の蒸発を防ぎ保温効果が抜群といわれる「熱の湯」での湯浴みができます。朝夕で男女入れ替え制なので、朝は昨日のお風呂との違いをじっくりと楽しんでみて。

「風の薫MORI premier（モリ プレミア）」は、閑静な別荘地の、美しい緑の森の中に佇むラグジュアリーホテル。部屋数は全7室なので、小鳥のさえずりやそよ風が森を吹き抜ける音を聞きながら、静かなステイを楽しむことができます。12：00と遅めのチェックアウト時間まで、深い森のエネルギーを十分に浴びてリフレッシュしましょう。

「温泉露天風呂付メゾネット」のメゾネットトリプルのお部屋なら、3名で宿泊することもできます。1階からも2階からも緑あふれる中庭を眺めながら、日常の忙しさから離れ優雅に過ごす女子旅はいかがでしょう？

「料理長の拘り 彩り箱」が付いている、華やかな朝食。新鮮で脂ののった鰺の干物などを朝からいただけるのは、伊豆旅ならでは。木漏れ日の中、時間を気にせず朝ごはんをゆっくりといただきましょう。

空いていれば24時間いつでも利用できる、ホテル自慢の温泉貸切風呂が2つ備えられています。深林の中に佇むお風呂を独占できる、とびきりスペシャルなひとときを。ラウンジでは、常時アルコールを含むお飲み物をフリーでいただけるので、湯上がりにも至高の一杯をいただいて。

伊豆高原駅から送迎バス約7分でたどり着くことができるのは、心懐かしくなるような里山に囲まれた「杜の湯 きらの里」。6,000坪もの広大な敷地の中に、緑あふれる山、川、田畑のほか、2つの源泉の湯を堪能できる多彩な湯処などを有しています。宿泊日やお部屋によってはチェックアウト時間を延長することができますよ。（通常チェックアウト11：00、延長料金1室1時間3,000円）

広々とした和洋室が人気の「別邸山の音」では、テラスから里山の四季を楽しむことができます。居間にあるマッサージチェアに腰かけて、旅疲れした身体をしっかり労わりましょう。6名まで利用できるので、グループ女子旅にもおすすめです。

夕食は、「海鮮しゃぶしゃぶ」や「お肉の溶岩焼き」などが楽しめます。写真は、国産牛と季節のお野菜を溶岩プレートで焼いていただける「お肉の溶岩焼き」がメインの会席。朝食では、焼魚や小鉢がついた和食お膳、または卵料理を中心とした洋食から一人ずつ選んでいただけます。

里山の中を散策していると、木々の合間からリスやウサギがひょっこりと現れたり、小川で泳ぐアマゴの姿を見つけられることも。季節によっては、田畑でお米やキュウリ、トマト、ナスなどを収穫させてもらえたり、竹馬やけん玉などの懐かしの遊びに挑戦できるのも「杜の湯 きらの里」ならでは。悠々とした自然のエネルギーをいっぱいチャージしましょう。

「ホテル＆スパ アンダリゾート伊豆高原」は、伊豆高原駅から徒歩約10分。施設内でヨガ体験、焼きマシュマロ体験、カラオケ、ビリヤード、ボルダリングなど22種以上のアクティビティを無料で楽しめるオールインクルーシブリゾートです。チェックアウトは本館・アンダピング館が11：00、ロンボック・バトゥール館が11：30となっていますが、追加料金1室1時間2,500円で延長することも可能です。館内を遊び尽くして、旅を充実させたい！そんなアクティブ派さんにもぴったりなホテルです。

人気のお部屋は、ミニテラス付きの「バリ風洋室」。ツインのほかダブルベッドを並べることもできるので3～4名でも宿泊できます。床上20cm程の広いベッド台に設置されたベッドでいつでもひと休憩できる上に、フロアで足を伸ばせるくつろぎスペースもありますよ。

朝食は光あふれるレストランでのビュッフェスタイル。漁師めしや伊東港直送の鮮魚など豊富な種類のメニューから選ぶのが楽しい♪ ちなみに、なんとこちらのレストランでは、夕食やバータイムも80種類以上のドリンクが無料なんですって！

朝ヨガ、ボルダリング、スポーツコート、卓球、パターゴルフ、エステフィッシュ、ハンモック、漫画ライブラリーなど、朝からホテル内で楽しめること満載！ 少し遊んだ後は、2つの大浴場と10種の貸切風呂を何度でも利用できるので、チェックアウトぎりぎりまでホテルアクティビティを満喫してしまいましょう。

6,000坪もの広い森の中に佇む「伊豆高原温泉リゾート 森の泉」は、以前迎賓館であったことを活かした洋風でクラシカルな雰囲気が素敵なホテル。自然あふれる伊豆高原の別荘地にて、心安らぐ大人な休日を過ごしたい方におすすめです。プランによっては最大12時までチェックアウトを延長できるので、ホテルに問い合わせてみてくださいね（通常チェックアウト10：00、延長料金1室1時間5,500円）

お部屋は洋室以外にも和室や和洋室など様々なタイプが用意されています。ゆったりステイをするならば、「プレミアムクラシックツイン」はいかがでしょう？ 庭の緑を窓いっぱいに映し出し、客室を取り囲む自然を満喫できるようにレイアウトされたお部屋となっています。

夕食時には、伊勢海老・国産牛・金目鯛など伊豆の幸を使用した会席料理を愉しめます。洋館風の白い内装に黒い梁、クラシカルなインテリアを配された開放的なお食事会場でいただくことができますよ。

大浴場の「森の湯」・「泉の湯」は、「美人の湯」とも言われ、伊豆高原では稀なph8.3の硫酸塩掛け流し温泉です。森の息吹を感じられる広々とした天然木の湯船は爽快ですよ。湯上がりラウンジには、無料でいただけるアイスキャンディーもあります。

伊豆高原駅より車で約8分、伊豆高原大室山をいただく高台にある「お宿うち山」。客室はそれぞれ離れの二階建てメゾネットタイプで、大正ロマンをイメージした木造りのお宿です。通常が11：00チェックアウトなので、悠々と「居篭り」を楽しんでみてください。

それぞれの客室に内風呂と露天風呂が備えられているので、好きなときに好きなだけ、二つの湯を行ったり来たりできます。露天風呂からは相模湾に浮かぶ伊豆七島と青空が見渡せますよ。「雪」タイプのお部屋は二つのお風呂が2階にある間取り。広縁で本を読んだり、和室でごろごろしたりと思い思いの旅時間をゆるりと過ごせそうです。

「お宿うち山」の名物朝ごはんは、「アワビの餡かけ」です。土釜御飯とともにいただけるこの餡かけが忘れられない、というリピーターさんもいるほど。夕食の「うち山流懐石料理」も、旬の食材を贅沢に使った逸品揃い。自慢のお料理からも季節の移ろいを五感で感じとることができます。

オプションで、優雅なバラ風呂を独占できるのも人気です。「花」タイプのお部屋の内風呂は、ハート型にも見える可愛い形のお風呂なので、バラを浮かべるのにもぴったり。特別な記念日ステイになりますよ。３日前までにホテルに問い合わせてみてくださいね。

伊東エリアのホテルは、個室露天や貸切風呂など朝夕で異なるお風呂が楽しめるホテルがたくさん。レイトチェックアウトをすれば、ホテル自慢の朝食を楽しんだのちに、ゆっくりと温泉に入り、自然を感じながら自分を見つめ直すひとときを持つこともできますね。レイトチェックアウト可能なホテルで存分に伊豆の自然を味わってみる旅、おすすめです☆