2016年06月17日

まだある福岡ご当地グルメ「炊き餃子」知ってる?おすすめ4選
福岡のご当地グルメといえば、とんこつラーメン、もつ鍋、水炊き、鉄なべ餃子が有名ですね。安くて美味しいは当たり前の福岡で、新たにご当地グルメの仲間入りと注目を浴びている食べ物があります。それは「炊き餃子」。数年前に登場した新参者なのですが、博多っ子の間であっという間に人気が広がりました。そこで、まだ馴染みのない方に「炊き餃子」の魅力をお伝えしたいと思います!美味しい「炊き餃子」を食べられるお店もご紹介しますので、ぜひ一度食べてみてください。
「炊き餃子」とは、鶏ひき肉と野菜を練り込んだ餡をちょっと厚めの皮で包み、鶏がらや豚骨を長時間煮込んで旨みを凝縮したスープで炊いた餃子です。水餃子がゆでた餃子をタレにつけて食べるのに対し、炊き餃子は餃子とスープを一緒に味わうことができる料理です。福岡名物「もつ鍋」と似ていますね。スープのうまみを吸った皮のもちもち感と餃子の餡とスープの調和が素晴らしく、薬味の柚子こしょうや辛子みそをつけていただきます。シメはラーメンかちゃんぽん麺、ごはんを入れておじやにして。寒い冬はもちろん、暑い夏でもフーフーしながら博多っ子は食べるのです。
「炊き餃子」が食べられるお店はココ!
池田商店
「炊き餃子」発祥のお店です。お店は住宅地の中にあり小さなお店なのですが、この味を求めて毎日たくさんのお客様が来店しています。乳白色のだしに浮かぶ餃子とネギ。非常にシンプルな料理なんですよね。餃子の餡には炭火で焼いた地鶏の肉を使い、口に入れると香ばしさとコリコリとした食感を味わえます。
池田屋
濃厚な豚骨スープを思わせる白濁ですが、とてもあっさりしています。それなのに旨みがしっかりしているので、まずはスープだけを味わってみてください。熱々で運ばれてきますので、餃子を食べるときは気を付けないと火傷します。薬味で味の変化を楽しみましょう。
池田屋の詳細情報
池三郎
ぐらぐらと煮えたぎっている様子が食欲をそそります。餃子の餡には野菜がたっぷり入っています。どちらかというと餃子の主役は皮のほうで、スープに餡が溶け出し、もちもちした皮と一緒に食べるという感じです。美味しい鍋物のひとつといってもいいんじゃないでしょうか。
博多炊き餃子 池ぽん
「炊き餃子」のお店ですが、それよりも有名なのがこのお店のランチメニューで出されている「池ちゃんぽん」です。スープは「炊き餃子」と同じものを使い、キャベツやもやしなどたっぷりの野菜と細めの麺、そして一口餃子を入れて炊いた、「炊き餃子」と並ぶ看板メニュー。見た目のボリュームにおどろきますが、あっさりとしたスープで意外と無理なく食べられます。女性はハーフサイズで注文される人も。
いかがでしたか?
じつは、ご紹介した4軒はすべて「池田」グループの姉妹店なのです。ですから、どのお店の「炊き餃子」を食べてもクオリティの高さは保証します。サイドメニューのレベルも高く、かといって値段はリーズナブルという居酒屋感覚で利用できるお店です。水炊き、豚骨ラーメン、もつ鍋、ひと口餃子。福岡のご当地グルメのいいとこばかりを集めて作った「炊き餃子」を、ぜひ食べてみてくださいね!