グルメやお土産も縁起物！太宰府へ合格祈願に行こう

全国にある「天満宮」は、すべて学問の神様として有名な菅原道真公をお祀りしている神社です。その中でも、菅原道真公のご墓所の上に立てられた「太宰府天満宮」は総本宮として信仰を集めています。日頃から修学旅行生や海外からの観光客が多くみられる太宰府天満宮周辺ですが、特に受験シーズンには合格祈願の人たちで大変賑わいます。

過去・現在・未来を表す「太鼓橋」、なでて賢くなれる？！「御神牛」など…太宰府天満宮を散策する際に知っておきたいゲン担ぎのポイントを少しだけお教えします。

もちろん普通にお参りするだけでも良いとは思いますが、せっかく神社まで足を運んだのなら、ご神前で氏名・住所を読み上げて祈願してもらう祈願祭を受けませんか？祈願祭を受けると、特別なお札とお守りが授与されます。

なお、持ち帰ったお札は神棚または目線より高い場所に、表が南か東を向くようにお祀りしましょう。お守りは、普段からなるべく身につけておくようにします。

絵馬も合格祈願の定番ですね。ここで、絵馬の書き方のポイントを確認しておきましょう。

1.具体的な学校名（資格試験なら資格名）を書くこと。
2.「○○学校に合格！」というように言い切り系で書くこと。例えば「合格できますように」という書き方の場合、「合格したいと思っている状態」をお願いすることになってしまうので要注意です！
3.雨に濡れても消えないように油性のペンもしくは墨で、読みやすい字を心がけて丁寧に書きましょう。自宅から油性ペンを持参すれば安心ですね。

お札・お守りと並んで、太宰府天満宮で合格祈願をした人が必ずと行って良いほど買って帰るのが「鉛筆」です。ぜひ持ち帰って、この鉛筆で試験に備えましょう♪

お昼ご飯は、ここでしか食べられないご当地うどんはいかがですか？明治時代中期まで、今の太宰府は「宰府（さいふ）」と呼ばれており、当時の特産品が「さいふうどん」だったそうです。その味を昔ながらの製法で再現したのがこちら、木村製麺所さんの「さいふうどん」です。国産小麦を石臼で挽いた麺は、通常のものよりも食物繊維やミネラルも豊富なのだそうです。「さいふうどん」の乾麺も販売されているので、夜食用に自宅へ買って帰るのも良いかもしれません。

たくさんのお店が並ぶ太宰府天満宮参道では、おいしくて縁起の良い食べ物を楽しむことができます。小腹がすいたときや一息つきたいとき、旅の思い出としても…太宰府ならではの縁起物グルメを味わってみてはいかがですか？

太宰府天満宮名物としてあまりにも有名な梅が枝餅。お土産としても定番ですが、焼きたてのおいしさは格別です。参道には、どこで買おうか迷うくらい多くの販売店がありますが、今回はその中でも特に人気のお店「かさの屋」さんをご紹介します。

特におすすめなのは「茶柱縁起茶セット」!なんと縁起の良い「茶柱が立った」日本茶と出来たての梅が枝餅のセットです。

受験に勝つ!という決意も新たに食べて欲しい、カツ（勝つ）カレーパン。中に豚ヒレカツとキーマカレーが入ったサクサクのカレーパンは、縁起が良いのはもちろん、味も評判です。

おせんべい・おかきの老舗として、今や全国に販売店がある「もち吉」ですが、こちらの「宰府夢参道店」ではちょっと変わった「たい焼き」が人気です。中身はあんこではなく、ハムと卵とキャベツ！甘味では物足りないな～という時や、甘い物が苦手な方にもおすすめです。

「ハムエッグたい焼き」でもご紹介した「もち吉　宰府夢参道店」では、お土産にぴったりのさまざまな商品も販売されています。その中でも受験生におすすめなのが、縁起の良い梅やだるまの絵が描かれた絵馬風の入れ物にもち吉の人気のおせんべい6種類が入った「合格縁起煎」。この「宰府夢参道店」でのみ、購入できる商品です。

「うその餅」は毎年1月に行われる「鷽（うそ）替え神事」にちなんだ縁起の良いお菓子です。「鷽」というのは実在する鳥で、天満宮では「神の使いの鳥」とも言われているのだとか。箱の中にはその鷽をかたどった小さなお人形が、若草色のそぼろがまぶされた求肥と共に入っています。

太宰府天満宮に最も近いのがこちらのホテルです。露天風呂や大浴場など、温泉施設が充実しているので旅の疲れも充分に癒されそうですね。日帰り温泉としても利用できます。

見事合格した際には感謝の気持ちを忘れずに！できれば、改めてお礼参りに行かれると良いですね。その際は、太宰府天満宮から徒歩で行ける「九州国立博物館」やおしゃれな社務所と縁結びで有名な「竈門神社」、建築家の隈研吾氏による独特のデザインが目をひく「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」などに立ち寄るのもおすすめです。