太宰府天満宮のお参り後に立ち寄りたい甘味処＆カフェ11選

「太宰府天満宮（だざいふてんまんぐう）」の参道名物の梅ヶ枝餅（うめがえもち）は、昔ながらに手焼きで焼くお店もあり、焼き加減や甘さなども微妙に違います。焼き立ての梅ヶ枝餅は皮はサクッと香ばしく、中はもちっとして餡は粒あん。そのお店ならではのこだわりの味を堪能してみませんか？参道周辺の甘味処には、梅ヶ枝餅以外にもおいしいメニューがたくさん。ほっと和めるおすすめの甘味処やカフェをご紹介します。

西鉄太宰府駅方面から太宰府天満宮に向かう400mほどの参道沿いには、名物の梅ヶ枝餅を焼く茶店をはじめ、「まほろばの里」太宰府ならではの土産物やグルメなお店が並んでいます。ぶらり歩きを楽しみましょう♪

梅ヶ枝餅を実演販売する「かさの家（かさのや）」は、行列が絶えないお店。店の奥は食事処で、お隣が甘味処の「茶房 ぎゃらりー かさの家」です。人気メニューは焼き立ての梅ヶ枝餅がついた「抹茶セット」と「茶柱縁起茶セット」。皮はパリッと中はもちっ、餡はほどよい甘さの粒餡。国内産の材料にこだわった人気の梅ヶ枝餅をぜひ味わって。コーヒーフロート、アイスクリーム、くず湯やくずきりもおすすめ。午後4時ごろまで営業。

手打ち蕎麦と甘味が楽しめるお店「やす武（やすたけ）」。店先で実演販売する梅ヶ枝餅は、餅のパンチが効いています。固めにしっかり焼いた餅はパリッパリッと歯ごたえがあり香ばしく、餡はほどよい甘さ。地元で人気のお店です。おすすめの甘味メニューは梅ヶ枝餅つきの「抹茶セット」「冷抹茶セット」「冷抹茶ミルクセット」など。クリームあんみつ、ぜんざい、くずきりもありますよ。

建築家、隈研吾氏が手がけた「スターバックス コーヒー 太宰府天満宮表参道店」。「自然素材による伝統と現代の融合」がコンセプトのお店は、コンクリートと伝統的な木組みのデザインが融合した斬新なデザインで、安らぎと清々しさを感じさせる空間になっています。奥の小庭には梅の木が植えられて、窓からは眩しい光が差し込みます。壁と天井の複雑な木組みは、光へと導いてくれるよう。特別な空間でコーヒーをいただきましょう！

「寿庵 寺田屋（じゅあんてらだや）」は、太宰府天満宮に一番近い老舗の甘味処。店頭で手焼きで焼く梅ヶ枝餅の餡は上品な甘さの粒あん。土産物が並ぶお店の奥にはイートインスペースがあり、趣のある庭を眺めながら甘味メニューがいただけます。梅ヶ枝餅が付いたセットは、「抹茶セット」「煎茶セット」「梅茶セット」など。コーヒーや紅茶、ぜんざい、甘酒などもおすすめ。飛梅漬はお土産に人気。店内飲食は午後5時まで。

「みどりや梅ケ枝餅店」は、焼き立ての梅ヶ枝餅と、甘味や食事が楽しめるお店。梅ヶ枝餅は国産の材料にこだわり、150年前と変わらない手焼きのスタイルで焼き上げています。皮はパリッと香ばしく中はもちもちした、昔ながらのやさしい味わい。みどりと赤の和モダンな店内で、ほっとひと息つきましょう。おすすめは梅ヶ枝餅のセットメニュー。抹茶、コーヒー、アイスコーヒー、グリーンティー、アイスティー、梅ジュースと充実。

本殿裏側の北神苑にも梅林が広がります。散策にぴったり。2月中旬から3月上旬には紅梅や白梅が見ごろになり、多くの花見客で賑わいます。200種、6,000本の梅が楽しめる太宰府天満宮。社紋は梅。境内のマンホールも梅の絵柄になっています。

太宰府天満宮の本殿裏の「小山田茶店（おやまだちゃみせ）」は、創業350年の老舗の茶店。梅林の景色を眺めながら、甘味メニューや食事をいただけます。注文を受けてから手焼きで焼く梅ヶ枝餅は、羽根付きで外はカリッと香ばしく中はもちっと上品な甘さ。太宰府天満宮御用達の梅ヶ枝餅はここだけ。梅ヶ枝餅をお店で食べると、ほうじ茶のサービスが。抹茶セットやコーヒーセットもおすすめ！

「照星館（しょうせいかん）」はお土産も充実した規模の大きな茶店。店先でも手焼きの梅ヶ枝餅がいただけます。梅林を挟んで第一照星館と第二照星館があり、修学旅行やクルーズ客など500人規模の団体客も受け入れ可能です。時季によっては予約客でいっぱいになってしまうことも。甘味の人気メニューは、梅ヶ枝餅がついた抹茶セットやゆずセット。ぜんざいもおすすめです。

店頭で手焼きの梅ヶ枝餅を焼いている「松島茶店（まつしまちゃみせ）」。こちらの梅ヶ枝餅は皮もやわらかく、つぶ餡の量も多め。テーブル席と座敷席の店内は明るく活気があり、家族連れやグループ旅行の利用に最適。お店のおすすめは、梅ヶ枝餅がセットの抹茶セットや梅茶セット。やわらかい餅が好みなら、迷わず「松島茶店」に行きましょう。午前8時から午後5時までの営業です。

「中神茶屋（なかがみちゃや）」はレストラン形式の食事がメインのお店。ツアー客で貸切営業することが多いそうですが、予約が埋まっていないときは、梅ヶ枝餅を注文できます。セットメニューはなく、単品での販売でお茶のサービスがあります。店内で提供できる甘味メニューは、ぜんざいと甘酒のみ。ランチ中心のお店のため、営業は午後3時まで。

参道から入った路地や、西鉄太宰府駅周辺、九州国立博物館などにも、素敵なお店が点在します。デートにもぴったりの素敵なカフェをご紹介します。

九州国立博物館併設のレストラン「グリーンハウス」は、ホテルニューオータニの直営店。地元の旬の食材を生かしたオリジナルメニューやデザートを提供し、企画展連動の食事メニューも話題です。味やサービスは折り紙つき。ガラス張りの開放的なお店は、カフェメニューも充実。おすすめはクリームあんみつやワッフルなど。店内からは自然と調和した近未来的な景観が楽しめますよ。太宰府天満宮とは動く歩道でつながりアクセス抜群！

「山菜 日和・お茶々（さんさいびよりおちゃちゃ）」は和食と甘味が楽しめる古民家カフェ。西鉄太宰府駅前の交差点の近くの路地にあるお店です。食事と喫茶メニューがあり、喫茶の営業は午後2時から午後4時まで。おすすめメニューは、餅入りぜんざいや白玉ぜんざい、大分地方の郷土料理でもある和風クレープのへこ焼きなど。趣のある庭園は大人の隠れ家という雰囲気。女子旅やデートに最適！

参道名物の梅ヶ枝餅も、お店によって味はさまざま。パリッと香ばしいのがお好みですか？太宰府を訪れて、ぜひ焼き立てを食べ比べてみてください！