野球観戦のあいまに！甲子園球場周辺のおすすめ観光スポット

野球好きのファンや高校球児にとっての聖地「阪神甲子園球場」。兵庫県西宮市にあり、言わずとしれた阪神タイガースの本拠地です。春と夏には全国高校野球選手権大会が開催され、全国各地から多くの高校生や野球ファンが集まります。

阪神甲子園球場には駐車場がないので公共交通機関で来場するのがおすすめです。阪神電車・甲子園駅からの徒歩2分ほどなのでアクセスも便利！はやめにくると選手たちの練習風景が見られるかも！

熱戦を満喫した後は近くにあるショッピングモールや商業施設であそんでいきましょう。家族連れや大人も楽しめる観光スポットをご紹介します。

甲子園球場での野球観戦の前後に訪れたいスポットが「甲子園歴史館」です。甲子園球場ができた昭和時代前期から現在までの歩みを紹介するミュージアムで阪神タイガースや高校野球の名勝負・名シーンの映像や展示物があり、野球ファンにとっては最高の時間を過ごすことができます。過去の熱戦をこの歴史館でぜひ体感してみてください。

東京に次いで関西地方も子どもたちの職場体験ができるスポット「キッザニア甲子園」があります。テーマパーク内は、現実社会の約3分の2の街並みが広がっており、銀行員や消防士、パイロットなど様々な職業・社会体験ができます。働いた後は専用通貨「キッゾ」を使って施設内でお買い物を楽しみましょう。

甲子園で熱戦を満喫した後は球場近くにあるカフェでひと休み。「prime」はパスタやオムライス、ハンバーグステーキが自慢のレストラン。高校野球やタイガースの試合の後、ファンの方々が集まってお酒を飲みながら有意義な時間を過ごしています。甲子園球場周辺でカジュアルな食事を楽しみたいならおすすめ。

「西のえびす様」が祭られている神社として有名な「西宮神社」。甲子園球場の最寄り駅・甲子園駅から4分、西宮駅からは徒歩圏内。毎年1月にTV中継もされるあの“福男選び”で有名です。スタートの門から本殿まで全力疾走する猛者たちが走ったコースをじっくりと見てみるのも面白い。応援する母校の勝利を祈ってお参りをしてから、甲子園球場に行くのもいいですね。

毎年7月の7日・9日・10日・20日に開催される「夏えびす」。7日は天の川をイメージしたLED電球を使った灯篭に注目！

夏の甲子園では、暑い中声援をおくっているとのどが渇いてきます。そんな時に冷たいドリンクとスイーツでエネルギーチャージ。「パティスリーベルン」は、西宮市内を中心に展開しているケーキ屋さんでヤキドーナツをはじめ、季節の果物を使ったムースやケーキが人気。また、甲子園にちなんだスイーツ「思いdeキャッチボール」は、球場をイメージしたお菓子でバターたっぷりのパウンドケーキのような味わい。甲子園帰りのお土産にもおすすめです。

甲子園球場のある西宮市内には日本最古の木造灯台があるのをご存じですか？それが「今津灯台」です。江戸時代中期に酒荷を運ぶために酒蔵の5代目が私費を投じて作ったといわれており、歴史好きを中心に注目されているスポットです。夕方になると播磨灘から見える夕日の沈むシーンに多くの写真家が集まります。デートスポットにぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

西宮は甲子園だけでなく酒どころとしても有名です。その中で日本酒を楽しめるスポットが2つご紹介。まずは「日本盛 酒蔵通り煉瓦館」。お酒の販売やレストランの他、ガラス工房も併設しているのが特徴です。ファミリーでのお出かけなら、パパは利き酒で美味しいお酒を堪能して、ママとお子さんはガラス工房で「吹きガラス」や「サンドブラスト」体験でお気に入りのガラス細工を作るのもいいですね。

もう１つ有名な酒造メーカーが「白鹿」です。酒蔵館では日本酒がどのように作られていったのか行程と江戸時代の酒造りについて学ぶことができる他、記念館ではお酒にかかわる資料の他、期間限定で展示される掛け軸などの作品を見ることができます。阪神・淡路大震災を乗り越えた酒蔵の歴史を知ることができるのも貴重な体験です。

甲子園での観戦後におすすめなのはショッピングモール「ららぽーと甲子園」。約100店舗程のレストランやショップが立ち並び、週末は多くの家族連れで賑わっています。ポイントは子ども向けのショップが多いところ。大人は甲子園球場で野球観戦して、子どもたちはモール内にある遊び場で遊んで過ごすのもいいですね。

甲子園球場からバスで約20分のところに播磨灘を見える公園があります。「鳴尾浜臨海公園」は海釣りができるスポットから、季節の花に囲まれた散歩道「フラワーガーデン」、ゆっくりと横になれる「芝生広場」など西宮市民の憩いの公園です。