2016年08月20日

獲れたての海の幸を味わいながら海女文化に触れよう♪三重「海女小屋」4選

獲れたての海の幸を味わいながら海女文化に触れよう♪三重「海女小屋」4選

三重県の伝統文化でもある「海女」。女性が素潜りで魚や貝を獲る姿は、今ではなかなか見ることができなくなりました。そんな海女さん達の生活に触れながら、海女漁で獲れた海の幸を満喫できるのが「海女小屋」。新鮮な魚や貝を食べながら、海女さんの優しさに触れることができると大人気です。今回は、三重県で人気の海女小屋を4軒紹介致します。

海女小屋ってどんなとこ?

「海女小屋はちまんかど・あさり浜」料理 710932

出典:不動産屋さんの登戸探検隊ひでちゃんさんの投稿

「海女(あま)」は素潜りで魚や貝などを獲る女性の漁師さんのこと。「海女小屋」は、日頃海女さんが漁を行うときに休憩したり、潜水作業で冷えた体を焚火の周りで温めたりするところです。単なる海女さんたちの休憩所というだけでなく、仲間同士で焚き火を囲み、お茶を飲んだりおやつを食べたりしながら、その日の漁のこと、家族のこと、友達のことなどを話し合って、楽しいひとときを過ごすコミュニケーションの場でもあるのです。

日本各地に海女漁が行われる地域はありますが、三重県の海女の人数は日本一。そんな海女さんの文化を知ってもらうだけでなく、実際に獲れた新鮮な海の幸を味わってもらおうと生まれたのが海女小屋での飲食サービス。新鮮なサザエやアワビ、伊勢エビなど豪華な海の幸を炭火で豪快に焼く海女料理は贅沢の極み。予約制の所が多く、その人数も限られていますが、海外からも観光客が訪れるほどの人気です。それでは、三重県の大切な伝統文化でもあり、美味しい海の幸が楽しめる「海女小屋」をご紹介します。

鳥羽市

海女小屋はちまんかど・あさり浜

海女小屋はちまんかど・あさり浜710986

出典:

三重県鳥羽市相差(おうさつ)は、日本で一番海女さんが多い町。「海女小屋はちまんかど・あさり浜」はテレビなどのメディアでも多数取り上げられる大人気の海女小屋です。新鮮な魚介類を満喫できる「海女小屋料理体験」に、お茶を飲みながら海の幸を軽くおやつとして戴き、海女さんの話を聞く「ティータイム体験」とも大人気。料理メニューには幾つかのコースがあり、伊勢エビやアワビも満喫できる豪華コースもあります。

「海女小屋はちまんかど・あさり浜」料理 710940 炭焼き貝尽くし。食べてきました。

出典:河内屋新右衛門さんの投稿

自然を相手に漁をする海女さんは、日本古来のキャリアウーマンでもあります。そんな海女さんとの触れ合いがスピリチュアルだと、今や日本中から癒しを求める人々が押し寄せ、シーズンの休日などはなかなか予約が取れないほど。ぜひ、海女さんの笑顔と美味しい海の幸を体験してください。

「海女小屋はちまんかど・あさり浜」料理 710953

出典:パックンリックンさんの投稿

ズラリ揃った貝の数々。サザエやホタテ、大アサリはどれも新鮮でプリプリ。まさに三重の海の恵みです。

「海女小屋はちまんかど・あさり浜」料理 710952

出典:不動産屋さんの登戸探検隊ひでちゃんさんの投稿

海女料理は伊勢エビやアワビも豪快に丸ごと炭火で焼き上げます。遠慮せず、思いっきりかぶりついて味わいましょう!

「海女小屋はちまんかど・あさり浜」料理 710935

出典:不動産屋さんの登戸探検隊ひでちゃんさんの投稿

予約時にお願いすれば、ご覧のような刺身盛り合わせも。その時の漁によって出てくる魚が異なりますが、運が良ければ磯の王者と呼ばれる石鯛の活け造りに出会えることも。

海女小屋はちまんかまどの詳細情報

海女小屋はちまんかまど

鳥羽市その他 / その他

住所
三重県鳥羽市相差町819
営業時間
[月]  10:00 - 17:00 [火]  10:00 - 17:00 [水]  10:00 - 17:00 [木]  10:00 - 17:00 [金]  10:00 - 17:00 [土]  10:00 - 17:00 [日]  10:00 - 17:00 ■ 定休日 1/1~1/5、8/13~8/15、12/30~12/31、不定休
平均予算
  • ¥6,000~¥7,999

相差かまど

相差かまど711016

出典:

鳥羽市にある「相差かまど」は、鳥羽商工会議所が地元に代々伝わる海女文化を世界文化遺産に登録しようと、「海女の家 五佐家」、「海女文化資料館」と併設して建てた海女小屋です。こちらの海女小屋では、ランチタイムの前後にティータイムを設けています。ティータイムとは言いながら、お茶のお供にはランチ同様の新鮮な海の幸。海女さん達の話を聞きながら海の幸をおやつとして食べることができるので、海女文化に触れたいという学生さんや外国人観光客に大人気。もちろん、新鮮な海の幸を心ゆくまで味わえるランチも大人気です。

「相差かまど」内観 711022

出典:八百屋 八兵衛さんの投稿

小屋中央の炭火で海女さん達が新鮮な魚介をどんどん焼いてくれます。美味しい匂いが海女小屋中に漂い、それだけで贅沢な気分に。

「相差かまど」料理 711019

出典:Fueさんの投稿

サザエやホタテなど定番の貝はもちろん、三重県で多く食べられている大アサリは旨味も濃く、大人気の貝。どの貝も新鮮で贅沢な味わい!

「相差かまど」料理 711024

出典:八百屋 八兵衛さんの投稿

「相差かまど」のランチメニューにはご飯も付いてきます。中でもウニご飯は大人気。思わずお代わりをお願いしたくなります。※季節によってご飯の中身が変わります。

相差かまどの詳細情報

相差かまど

志摩赤崎 / 海鮮、肉料理

住所
三重県鳥羽市相差町1238
営業時間
[月]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 [火]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 [水]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 [木]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 [金]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 [土]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 [日]  10:00 - 11:00  12:00 - 13:30  15:00 - 16:00 ■ 営業時間 【ティータイム】(所要時間60分) 10:00~11:00 15:00~16:00 【ランチタイム】】(所要時間90分) 12:00~13:30 ※完全予約制(予約は2日前の17時まで) ■ 定休日 不定休
平均予算
  • ¥3,000~¥3,999

志摩市

さとうみ庵

「さとうみ庵」外観 710960 看板

出典:さかまさんの投稿

「さとうみ庵」は、志摩市観光協会が運営している海女小屋体験の施設です。伊勢志摩サミットのメイン会場としても記憶に新しい志摩市で、併設の「海女資料館」と共に、伝統的な海女文化と海女料理を体験することができます。現役の海女さんが目の前で焼いてくれる魚介の数々は、もちろん豊かな志摩の海で獲れた新鮮なものばかり。干物や味噌汁なども地のものを提供し、志摩の食生活にも触れることができます。

「さとうみ庵」その他 710965 セット完了

出典:さかまさんの投稿

目の前で、海女さんが焼けた食材をどんどん提供してくれます。火を囲んで海女さんと間近で触れ合えるのが最高の魅力ですね。

「さとうみ庵」料理 710971 活きたまま焼きます by すぷちん

出典:すぷちんさんの投稿

体験料理のコースは「基本コース」と「デラックスコース(3・4月のみ)」。伊勢エビやアワビはシーズンごとに「オプショナルプラン」として追加可能なので、予約時に問い合わせましょう。

「さとうみ庵」料理 710974 黒あわび焼けました

出典:さかまさんの投稿

海女小屋で食べるアワビは、贅沢に丸ごと網焼きに。歯ごたえがありつつ柔らかい食感、口の中に広がる磯の香りは贅沢の極みです。

「さとうみ庵」料理 710973 てこね寿司

出典:さかまさんの投稿

志摩市の郷土料理「てこね寿司」も「オプショナルプラン」で追加可能。カツオの刺身をタレに浸け込み、酢飯と合わせたシンプルながらも飽きの来ない一品。

海女小屋体験施設 さとうみ庵の詳細情報

海女小屋体験施設 さとうみ庵

鵜方 / 海鮮、ろばた焼き

住所
三重県志摩市志摩町越賀2279
営業時間
[月]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) [火]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) [水]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) [木]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) [金]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) [土]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) [日]  11:00 - 20:30(L.O. 19:00) ■ 定休日 2022年12月30日~2023年1月1日および2023年1月10日~1月11日※その他、臨時休業はお知らせにてご案内します

海女小屋体験 磯人(いそど)

「海女小屋体験 磯人」外観 710984

出典:smatchさんの投稿

「海女小屋体験 磯人」は、建物こそ本物の海女小屋ではありませんが、現役の海女さんが経営する、本物の海女料理を満喫できるお食事処。もちろん、獲れたての新鮮な海の幸を目の前で焼いてくれます。メインのコース料理は季節によって変わり、3月中旬から9月中旬までは「アワビコース」に「さざえコース」、10月から4月までは「伊勢エビコース」に「さざえ・バタ貝コース」となります。他にも地元の旬の魚介を使った単品料理や丼もあるので、海女料理を満喫したい人におすすめです。

「海女小屋体験 磯人」料理 710989 コースの伊勢海老を焼きで!

出典:聖太郎さんの投稿

「磯人」でも伊勢エビはもちろん一番人気の海の幸。焼きかお刺身かを選べるので、お好みでどうぞ。

「海女小屋体験 磯人」料理 711154

出典:プリンセスシンデレラさんの投稿

身近な料理ですが、食べた人の誰もが「美味しい!」と絶賛するイカ焼き。炭火で炙ったイカの旨味と食感は、ビールにもご飯にもピッタリです。

「海女小屋体験 磯人」料理 711153

出典:smatchさんの投稿

単品の丼メニューも大人気。何とも贅沢な「アワビ天丼」は、この丼だけを食べに志摩まで訪れる人もいるというほど。天ぷらにしたアワビの美味しさは、なかなか味わえない逸品です。

「海女小屋体験 磯人」その他 711009

出典:プリンセスシンデレラさんの投稿

美しい英虞湾の景色を眺めながら海女料理を満喫できます。

海女小屋体験 磯人の詳細情報

海女小屋体験 磯人

賢島 / バーベキュー、海鮮

住所
三重県志摩市志摩町御座484
営業時間
[月]  11:00 - 15:00 [火]  11:00 - 15:00 [水]  11:00 - 15:00 [木]  11:00 - 15:00 [金]  11:00 - 15:00 [土]  11:00 - 15:00 [日]  11:00 - 15:00 ■ 営業時間 11:00頃~15:00頃 ■ 定休日 不定休天候による(海が長く荒れた場合食材が調達できないため)
平均予算
  • ¥4,000~¥4,999

海女さんに会いに行こう♪

日本古来の伝統文化でもある海女漁と海女料理。今では海女さんの人数が減りつつありますが、その文化と共に海女小屋体験が改めて注目を集めています。美味しい海鮮料理だけでなく、海女さんと触れ合う時間が何よりの癒しになるとリピートする人も後を絶たない海女小屋体験。自然あふれる三重県の海女小屋に、ぜひ一度お越しください。

関連記事

関連キーワード