地元民御用達！飛騨高山でまだまだ知られていない穴場グルメ6選

岐阜県屈指の観光地・高山市で地元民御用達のお店が「国八食堂」です。高山市北部の国道41号線沿いにあるこちらのお店は、地元民が行列をなすほどの人気ということで、その評判を聞きつけた観光客も利用するようになったという繁盛店。様々な鉄板焼きが食べられる此方のお店では、看板メニューの「鉄板焼どうふ」をはじめ「ホルモン」や「焼き肉」など、親近感のあるメニューがズラリ。いずれも家庭的な味ですが「国八に来ないと味わえない！」と地元民が足しげく通う名店です。

JR高山駅北、国分寺通り沿いにある「ちとせ」は地元の人に大人気の焼きそば・中華そばのお店です。高山駅から徒歩2～3分という立地から観光客も比較的多いお店ですが、やはり中心は地元の人々。懐かしい雰囲気の店内に、昔の食堂さながらの豊富でお値打ちなメニューの数々は何度でも通いたくなるようなお店です。

国道41号線、高山バイパスからほど近い場所に店舗を構える「吉田製麺所？」は、2013年オープンのうどん店です。飛騨高山では少ない讃岐うどん店として、地元の人へ人気を広めつつあります。うどんはもちろん手打ち、無添加・無化調にこだわったダシとシンプルながら美味しいうどんが味わえるとあって、ランチタイムや週末などは待ち時間が必要なことも。今後、高山の名店のひとつになりそうな期待のお店です。

高山市内から車で1時間強、奥飛騨温泉郷にある「奈賀勢」は、温泉地という場所柄観光客の利用も少なくありませんが、高山周辺に住む人々がわざわざ出かける地元の人気店です。中華そばや日本そば、カレーライスなどが並ぶ昔ながらの食堂といった雰囲気ですが、こちらのお店の人気はトンチャンやテッチャンなどのホルモン。このあたりで昔から食べられていたというトンチャンをおばあちゃんがアレンジし、その味が人気となった50年以上続く地元の名店です。

高山市中心部の観光エリアから少々離れた場所にある「ヒラノグラーノ」は、隣接する重要文化財「松本家住宅」とリンクするような、風情ある和風の外観が印象的なイタリアンのお店です。築200年余りの町屋を利用したという建物は、高い天井に太い梁が印象的。和のテイストとイタリアンの雰囲気がセンス良く散りばめられています。週末などは地元のお客さん中心に満席になる人気店です。

高山の地元民御用達のお店、最後を飾るのは「古川屋」です。実はこちらは飲食店ではなく、地元で人気のお豆腐屋さん。飛騨高山に伝わる「陣屋とうふ」をはじめ、色々な豆腐を製造・販売しています。中でも油揚げに独自の味付けを施した「あげづけ」は、「マツコの知らない世界」などテレビで多数取り上げられ、地元のスーパー「ファミリーストアさとう」のネットショップがパンクしそうになったというほどの人気に。ご当地の味を守り続ける名店の味をぜひ。

こちらが大ブレイクした「あげづけ」です。普通にスーパーで売られているお惣菜ですが、その絶妙な味付けが飽きないと大絶賛。今でも日本中から注文が殺到する人気商品です。

人気の「あげづけ」以外にも店頭には様々な手作り豆腐が並びます。豆腐とは思えない弾力の「こもとうふ」や5時間もかけて焼き上げるという「ぎせい焼きとうふ」もおすすめです。

飛騨の小京都とも言われる人気の観光地・高山市で地元民が利用する穴場グルメをご紹介しました。その風情に何度もリピートする人も多い人気の観光地だけに、ここで紹介した飲食店の評判もどんどん広がっています。それでもまだまだ地元の人が日常的に楽しんでいる美味しいグルメは盛りだくさん。高山へお出かけの際は、有名な観光グルメに加えて、これらのお店にも足を運んでみてください。