ここは絵本の世界！？吉祥寺のカフェ「ハティフナット」が可愛すぎる♡

子どもの頃、絵本を沢山読んだという方は多いのではないでしょうか。可愛らしい動物が登場する物語、お姫様や王子様が幸せに結ばれるお話、時には冒険に出掛けるお話などなど。絵本の中には、ときめきやドキドキ、ワクワクがいっぱい。

絵本を読んだときに感じたあの気持ちを蘇らせてくれるお店が、東京・武蔵野市にあります。「HATIFFENATT（ハティフナット）吉祥寺のおうち」というカフェは連日、女性や子連れの家族がこぞって集まる人気のお店です。

「HATIFFENATT（ハティフナット）」というお店の名前は、ムーミンに登場する“ニョロニョロ”のスウェーデン語です。お店の名前から、もうすでにかわいいですね。

カフェ「ハティフナット 吉祥寺のおうち」には、どんな世界が広がっているのでしょうか。さっそく童心に帰る旅へと出発です。

JR吉祥寺駅の北口を出て、右手に曲がり線路沿いを10分ほど歩くと、住宅街の中に外壁の色がとってもメルヘンチックな一軒家が目に飛び込んできます。それこそが、今回ご紹介する「ハティフナット　吉祥寺のおうち」です。

お店に入るとき、最初に驚かされるのが扉の大きさです。なんと高さ130㎝という扉の低さ。大人は、ちょっとかがんで入店する必要があります。まるでガリバーになった気分。これは、“こどもに戻って楽しんでもらいたい”というお店からのメッセージだそうです。お店に入る前から、ワクワクしちゃいますね。では、扉をオープン。

店内に入ると2階へ案内されます。階段を上がってみると、右も左も天井も、ポップでキュートなイラストがいっぱい！おとぎ話のワンシーンの中に入り込んだような光景が広がっています。壁一面に描かれたイラストは、日本人絵本作家の“マリーニ・モンティーニ”の作品。動物と子どものファンタスティックなイラストが得意な作家さんです。

ワクワクするロフト席

「ハティフナット」には、2階のカフェスペースの他にも席があります。それは、屋根裏部屋のロフト席。2階のカフェスペースに比べて狭いですが、それが秘密基地のようでワクワクします。

赤ちゃんや小さな子どもを連れてお出かけするとき、心配になるのがベビーカーで入店できるかどうか。「ハティフナット」の店内入口付近には、ベビーカーを置くスペースが設けられています。だから、赤ちゃんや小さなお子様連れでも安心。

子連れでお茶や食事をするときって、子どもに対してはもちろん周りのお客さんに対しても気を使いますよね。でも、「ハティフナット」なら、そんな気遣いはほとんど必要ありません。ロフト席を選べば、気兼ねなくカフェタイムを過ごすことができるのです。

「ハティフナット」には、お子様ランチがあります。そのお子様ランチには塗り絵が付いてきます。お食事を待っている間、塗り絵をして時間を潰すことができます。集中して絵を描いていると、盛り付けがとっても可愛いお子様ランチが到着。子どもって、すぐに退屈する性分なので、こういう心遣いってとっても助かりますよね。
　　　　　　

「ハティフナット」は、外観や内装だけがメルヘンチックだけではありません。カフェメニューにも、たっぷりとメルヘンが詰め込まれています。

「ハティフナット」で評判の高いメニューといえばラテアート。ついつい笑顔になる愛らしいアートがカフェラテに描かれています。

▼たこのタコライス

▼玄米きのこたっぷりドリア

▼さくさくシフォンのバナナのショート

▼かぼちゃ君ちのモンブラン

▼ぜいたく生チョコ焼き

「ハティフナット」は夜も営業しています。夜は、昼間のメニューにはないピザを食べることができます。ピザもケーキ同様、オーダーが入ってから生地を伸ばし、具をトッピングし320°のオーブンに入れて焼きます。だから、出来立てのアツアツ、パリパリの美味しいピザをいただくことができます。

「ハティフナット」は、最後の最後まで絵本の世界を楽しませてくれます。お食事が終わって、いざお会計。その際には、テーブルに置かれているスプーンをレジに持っていきます。スプーンに書かれている番号は、テーブル番号とリンクしているので、スプーン片手にレジに行けば支払いができるという憎い演出です。

「ハティフナット」の隣には、可愛い手作り雑貨を販売している「HATIFFENATT（ハティフナット）の雑貨屋さん～みんなのお店」があります。店内に並んでいる木の箱には、ひとつひとつ違う作家さんの作品が入っています。ピヤスやイヤリング、ヘアアクセなど世界でひとつだけでのハンドメイド雑貨が手に入りますよ。

「ハティフナット　吉祥寺のおうち」は、子どもの頃の好奇心旺盛だった日々を思い出させてくれます。最近、ドキドキ、ワクワク感が足りないと感じている方は、是非おとぎの世界へ足を運んでみてはいかかでしょうか。