2016年12月08日
フランス人シェフが作る!東京で本格ガレットが食べられる4店
フランスの北西部、ブルターニュ地方発祥のそば粉で作るクレープ・ガレット。生ハムなどの肉類、魚介類、ゴーダなどのチーズ、鶏卵、サラダなどで飾るのが主流です。最近日本でもガレットが食べられる店が増えていますよね。現地のシェフが作る、本格的なガレットを一度でいいから食べてみたいと思いませんか?今回は東京でその願いが叶う店を紹介します。ちょっと変わったガレットにも出会えますよ♪
ガレットとは、フランス語で「薄くて丸いもの」という意味。それを聴けば、クレープ(フランス語で「絹のような」という意味)を想像する人も多いかと思いますが、実はクレープは、このガレットを基にして誕生したものとされています。
ガレットとクレープの違いは、生地に使う材料と食べ方にあります。クレープは小麦粉を使用し、牛乳やバター、鶏卵、砂糖などを混ぜますが、ガレットはそば粉と水、塩などを混ぜたものです。最近ではアレンジしたものが増えており、そば粉ではなくにんじんやじゃがいも、ほうれん草といった穀物や野菜を使って生地にしているものもあります。
また、ガレットは片面しか焼きません。それによって、食材とうまく絡めて食べることができます。さらに、薄くして円く描きながら焼き、食材を乗せた後は、正方形に折りたたんで食べます。乗せたものを包むようにするのが特徴です。
ガレットは、紀元前7000年前ほど前に、フランス北西部のブルターニュ地方で誕生したといわれています。この地域は、ビスケー湾という海に面していることから漁業が盛んで、特にシーフード料理が有名です。
しかし一方で、雨が他の地域と比べて多く、湿気も高いことから、小麦といった穀類の栽培には向いていませんでした。そこで、その地域に住む貧しい農民や労働者は、その気候に強いそばを栽培してガレットを食べていたとされています。
さて、歴史も長く多くの人に愛されているフランス郷土料理のガレットが、都内で美味しく食べられるお店があります。最近では、ガレットと”シードル(りんご酒の一種)”がメインメニューのカフェ”クレープリー”が増えていますが、特におすすめのお店を4店舗に厳選してご紹介します。
ノスタルジックな雰囲気を感じられる外観と、フランスを代表するインテリアブランド「コントワール・ド・ファミーユ」で統一した家具が特徴のガレット専門店。南フランスのメゾン・ドット(一軒家の一室を借りたフランス式の民宿)をコンセプトとしており、肩肘張らずに入れます。
使っている野菜は無農薬・自然栽培のオーガニックもので、たまごも肉も新鮮なものを使用。調味料は、料理と相性の良いものをシェフ自らが厳選して使っています。また環境への配慮もおこなっており、紙ナフキンは非木材紙”バガス(さとうきびの搾りカスを再利用した紙)”を使っています。
ガレットリアの詳細情報
ガレットリア
神泉、渋谷、駒場東大前 / クレープ・ガレット、カフェ、フレンチ
- 住所
- 東京都渋谷区松涛1-26-1
- 営業時間
- [月] 11:30 - 20:00(L.O. 19:00) [火] 定休日 [水] 11:30 - 20:00(L.O. 19:00) [木] 11:30 - 20:00(L.O. 19:00) [金] 11:30 - 20:00(L.O. 19:00) [土] 11:30 - 20:00(L.O. 19:00) [日] 11:30 - 20:00(L.O. 19:00) ■ 定休日 水曜日(不定休)
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
- ¥1,000~¥1,999
最大席数20席の小さなガレット専門店。仕事帰りのビジネスマンや近くに住む家族ですぐに店内はいっぱいになり、入れないこともしばしばあるとのこと。そんな地元に愛されるメゾンブルトンヌ ガレット屋は、フランス人のシェフが丹精込めて提供する本格ブルターニュ料理が自慢です。
前から行きたかった笹塚のガレット屋さん。生地がパリパリしてクレープほど重くない。美味しい!!(´∀`,,人)♥
#ランチ #笹塚 #メゾンブルトンヌ pic.twitter.com/8WYZpKWURw
— Pekepom (@peke_pom) 2015, 11月 7
メゾンブルトンヌ ガレット屋の詳細情報
メゾンブルトンヌ ガレット屋
笹塚、幡ケ谷、代田橋 / フレンチ、カフェ、バル
- 住所
- 東京都渋谷区笹塚3-19-6
- 営業時間
- ■ 営業時間 「メゾンブルトンヌ・ガレット屋」は「ガレットデコ」と「ビストロデコ」にリニューアルしました 笹塚店舗での営業は以下の通りです [ガレットデコ] ガレット専門店 木〜日 11:00〜15:00 [ビストロデコ] ワインとフレンチおばんざいの店 月〜土 18:00〜26:00(LO.25:00) ※ビストロデコでは『そば粉のガレット』の提供はありません。 ■ 定休日 ■ガレットデコ 月火水曜定休 ■ビストロデコ 日曜定休 祝日等の営業はホームページで営業カレンダーをご確認ください
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥4,000~¥4,999
筒状のクッキー「シガール」で世界中で愛されるクッキーメーカー「ヨックモック」。その青山本店の敷地内にあるカフェがこの「ブルー・ブリック・ラウンジ」です。美術品を随所に配置した上品な店内は、まさに非日常的な空間が設けられています。また、ウッドデッキのオープンテラスを用意してあり、晴れの日のランチは女性客で賑わっています。
今日はヨックモックのカフェ「ブルー・ブリック・ラウンジ」に行ってきました☆ケーキはもちろん、ガレットも食事もどれも美味しかった〜(*^o^*)女子にお勧めです♪ pic.twitter.com/bvJgY89N7e
— かな (@kana583) 2015, 3月 27
ブルー・ブリック・ラウンジの詳細情報
ブルー・ブリック・ラウンジ
表参道、外苑前 / カフェ、フレンチ、ケーキ
- 住所
- 東京都港区南青山5-3-3 ヨックモック青山本店
- 営業時間
- [月] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) [火] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) [水] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) [木] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) [金] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) [土] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) [日] 10:00 - 19:00(L.O. 18:30) ■ 営業時間 ※店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報につきましては店舗まで直接お問い合わせください。 ■ 定休日 ※年末年始休業
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999
- ¥3,000~¥3,999
神楽坂の路地裏にあるカジュアル・フレンチレストラン。グリーンの外観とオープンテラスが目印で、休日はカップルや家族連れで満席になることが、しばしばある人気店です。
久しぶりのランチ。神楽坂ル コキアージュ。秋のキノコのガレット!
うん、ウマし。 http://yfrog.com/12yoxpj
— 津村 幸秀 (@yukihide1972) 2010, 10月 10
フレンチレストラン 神楽坂 ル コキヤージュの詳細情報
フレンチレストラン 神楽坂 ル コキヤージュ
飯田橋、牛込神楽坂、神楽坂 / ビストロ、フレンチ、ワインバー
- 住所
- 東京都新宿区神楽坂2-12-10 ヒルズ神楽坂 1F
- 営業時間
- [月] 11:30 - 15:00(L.O. 14:00) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [火] 11:30 - 15:00(L.O. 14:00) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [水] 11:30 - 15:00(L.O. 14:00) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [木] 11:30 - 15:00(L.O. 14:00) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [金] 11:30 - 15:00(L.O. 14:00) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [土] 11:30 - 16:00(L.O. 14:30) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [日] 11:30 - 16:00(L.O. 14:30) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) [祝日] 11:30 - 16:00(L.O. 14:30) 18:00 - 22:00(L.O. 20:00) ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
- ¥10,000~¥14,999
現在のガレットは、昔のような質素な郷土料理ではなく、幅広いトッピングとこだわりのある材料を使用した立派なデイリーフードに昇華しました。軽食として、またたくさんトッピングした食事として、ぜひ食べにいってみてください。