2016年10月29日
大阪で愛され続ける名物!難波「一芳亭」の黄色いしゅうまいとは?
大阪難波の一芳亭は創業昭和8年という老舗の中華料理店です。この店の名物の薄焼き卵で包んだしゅうまいは、食べた人を虜にし、この地で創業以来愛され続けています。素材の味を十二分に引き出したふわふわでほどよい弾力のシンプルなしゅうまいをひとつ口へ運ぶと、おいしさの魔力で料理を食べる手が止まらなくなります。今回はそんな絶品しゅうまいが食べられる一芳亭について詳しく紹介します。
大阪・難波にある老舗の中華料理店「一芳亭」。この店の名物であるしゅうまいは、店特製の薄焼き卵で丁寧にしゅうまいを包んでいるため黄色いんです!一般的なしゅうまいといえば、小麦粉の皮なのでその違いに興味がわく事かと思います。なぜ薄焼き卵の皮で作るようになったのでしょうか?
創業昭和8年から続く店は太平洋戦争の時代を迎えてしまいます。戦後は物資不足でしゅうまいの皮の原料である小麦粉はなかなか手に入らない時代でした。そこで、小麦粉の代用として卵を使い始めた事で、現在までその製法は受け継がれてきたのです。昔と変わらぬ製法で作られるしゅうまいは、色あせる事なく至極のこだわりのしゅうまいとして現代の私達にも受け入れられています。
一方亭のしゅうまいを食べるとまずそのふわふわ柔らかい弾力に驚かされます。こんなに柔らかいものだったかと考えてしまうほど口の中で軽く弾みます。そして、甘味が際立って広がりその瞬間に幸福感を味わえるのです。甘味の正体は豚ミンチの肉の甘味とプリプリのエビ、こだわりの淡路島産たまねぎの甘味、それら全ての素材が調和しているからなのです。
●春巻き
●酢豚
●若鶏から揚げ
●肝の照り焼き
定食にすると鶏がらスープとライス、たくあんがついてきます。ライスは大と小を選べますが値段は変わらないのでその時のお腹の空き具合で選べばいいですね。選んでもいいですね。
持ち帰りのしゅうまいは15個入りと20個入りの2種類で販売されています。店から近い大阪高島屋の地下1階、または阪神梅田本店の地下1階でも数量限定で販売されており購入することが可能です。全国発送もしていますよ!
一芳亭 本店の詳細情報
一芳亭 本店
難波(南海)、近鉄日本橋、日本橋 / 中華料理、飲茶・点心
- 住所
- 大阪府大阪市浪速区難波中2-6-22
- 営業時間
- [月] 11:30 - 20:00 [火] 11:30 - 20:00 [水] 11:30 - 20:00 [木] 11:30 - 20:00 [金] 11:30 - 20:00 [土] 11:30 - 20:00 [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥2,000~¥2,999
多くの人々に親しまれ愛され続ける一芳亭のしゅうまい。気取らないけれどこだわりを持った本物の味を提供してくれる老舗の味は、大阪難波の地で今後も多くの人の胃袋を満たし幸福を与え続けてくれる事でしょう。