2016年11月25日
出来たての安倍川もちがたまら~ん♡静岡市の老舗「石部屋」
静岡市名物『安倍川もち』が出来たてで食べられるお店があることをご存知ですか?お土産で売っているものももちろん良いですが、出来たてはまた一味違う格別の美味しさです!そこで今回は、出来たての安倍川餅が食べられる老舗の名店「石部屋」をご紹介します。
『安倍川もち』は、お土産にも人気が高い静岡市の名物です。柔らかく弾力のあるお餅にきな粉と砂糖をまぶしたもの、なめらかでほど良い甘さのこしあんで包んだもの、と2種類の味を楽しむことができます。
静岡駅北口から徒歩で約20分ほどの場所にある安倍川橋のたもとに、「石部屋」という文化元年(1804年)に創業した安倍川もちのお店があります。「石部屋」は、静岡市で最初に安倍川もちを提供したお店として広く知られており、出来たてほかほかの安倍川もちを食べることができます。では、詳しくご紹介していきますね。
安倍川もちの歴史の始まりは、400年以上前に遡ります。当時まだ貴重であった白砂糖を使った安倍川もちは、東海道を旅する人々の間でたちまち人気に。また、お餅の腹持ちの良さも魅力の一つであったと言えます。
すっかり東海道の名物となったものの、明治時代の鉄道開通にによって旅人は激減。いくつかあったお茶屋は閉店を余儀なくされ、唯一残ったお店こそがこの「石部屋」なのです。ちなみに、現在の安倍川もちの名前の由来は、家康公が命名したと伝わっています。
石部屋の店内に飾られている短冊型の色紙には、いかりや長介さんや阿藤快さんを始めとする有名人のサインが書かれています。石部屋の人気が伺えますね。
「石部屋」の店内に入ると、小上がりに昔懐かしい丸机のテーブルがあり、ここで出来たてほかほかの安倍川もちを食べることができます。安倍川もちの歴史をしっかり噛みしめながら頂きましょう♪
見てください、このお餅の柔らかさ!!出来立てだからこそ味わえる至極の一品です。
こし餡はくどさが全く無く、白砂糖をまぶしたきな粉はとても上品な味。柔らか~いお餅は、口に入れると意外と歯ごたえがあってしっかりいただくことができます。
石部屋に足を運んだ人しか味わえない名物の『からみもち』。湯煎から上げたばかりのお餅が提供され、わさび醤油につけて頂きます。
甘いものが苦手な人や、安倍川もちとは別の味を楽しみたい人におすすめです。ピリッとした辛さがありつつも後味がスッキリしている生わさびを使用しています。
きな粉とこしあんで味わう『安倍川もち』と、生わさびと醤油で味わう『からみもち』のどちらも捨てがたい!そんな方は食べ比べしてみるてくださいね♪なんとも贅沢な組み合わせです。
「石部屋」の元祖『安倍川もち』は、お土産に最適です。お土産は2人前から販売されています。実は、お土産用のお餅には少しお砂糖が入っているんです。お砂糖を入れることでお餅が硬くなるのを防ぐためだそうです。この一手間に、お客を思う心がぎっしり詰まっていることが分かりますね。
お餅とは別にお砂糖が添付されているので、自分のお好みでお砂糖を足すことができます。
石部屋の詳細情報
石部屋
静岡 / 和菓子、甘味処
- 住所
- 静岡県静岡市葵区弥勒2-5-24
- 営業時間
- [月] 09:00 - 17:00 [火] 09:00 - 17:00 [水] 09:00 - 17:00 [木] 定休日 [金] 09:00 - 17:00 [土] 09:00 - 17:00 [日] 09:00 - 17:00 ■ 定休日 木曜日(祝日の場合は前日休、年始休1月1日、GW・年末・盆は営業)
- 定休日
- 木曜日
- 平均予算
- ~¥999
いかがでしたか?今回は、安倍川もちの元祖である「石部屋」についてご紹介しました。店内でしか味わえない出来たてほやほやの『安倍川もち』は必見です!静岡にお寄りの際は、お土産で販売されている『安倍川もち』とは違った新しい食感を楽しんでみてくださいね。