福井のご当地グルメ「ボルガライス」を越前市で食す！おすすめ5店をご紹介

「ボルガライス」とは、福井県越前市武生地区が発祥と言われるご当地グルメです。では、どんなメニューなのかと言うと、ライス、卵、カツが折り重なった食べでたっぷりの一品。簡単にいえばオムカツご飯と言うことになるのでしょう。しかしその実、それだけでは済まない奥の深さがあるようです。

ボルガライス最大の特徴は、お店によって味わいが全然違う。と言うことです。上からかかるソースの風味や卵の下のご飯の味付けは各店舗でそれぞれ趣向を凝らしています。どの店もこだわりを持って提供しているので、食べくらべる楽しみがあるのも魅力の一つ！

それではここからは、福井県越前市で地元の人やご当地グルメファンの人に人気のあるお店をいくつかご紹介します。気になるお店があったら、足を運んで見てくださいね。

昭和な雰囲気満載のお食事処「リスボンエイト」。地元の人ものんびりご飯を食べに来る場所として利用することが多いこのお店では、ボルガライスももちろん人気メニューの一つです。

こちらでいただくボルガライスは、さらさら系デミソースの味が前面に出た一品。付け合わせの漬物とセットのお味噌汁で息を吐きながら楽しむことができます。ボリュームが多めなので、男性も満足するはず。ご飯のケチャップ度合いはやや弱めですが、その分デミソースが補ってくれます。

中華料理店の「珍々飯店」。ボルガライスの変り種、「ボルガ天津丼」を楽しむことができます。白いご飯に椎茸や筍などの具だっぷりなとろとろ卵を乗っけた天津丼の上にカツがしっかりと横たわっています。上からかかるタレは醤油系のあんかけダレ、付け合わせのスープはもちろん鶏がらスープ！濃いめの餡といただくカツのお味は、ちょっとエキゾチックで病みつきになること請け合い。

続いては、朝から営業している落ち着いた雰囲気のカフェ「カフェド伊万里」。カフェ飯の一員としてボルガライスがしっかりと息づいているのはご当地グルメならでは。こちらでは、しっかりと味付けされたケチャップご飯を、とろとろ卵で包んだオムライスの上に分厚いカツを乗せています。ソースはデミグラスですが、味が強すぎず、全体をよくまとめている感じです。

さらにこちらのカフェ、漫画家の池上遼一さんの妹さんが営業しているので、店内には池上さんの絵がいっぱい。ボルガライスのポスターも池上さんの作品なんですね。ファンの人にはたまらないお店でもあります。

市内でも一二の人気を争うボルガライスを頂くことができるのは、可愛いのぼりのかかったこちらのお店。お寺の参道脇というちょっと変わった立地ではありますが、駅からのアクセスも良く、観光客にも人気のお店です。

こちらでいただけるのは、薄焼きでしっかり焼かれた卵にきっちりと包まれたオムライスの上に、衣薄めのパリパリカツが乗った一品。かかるソースはお店オリジナルで、よく煮込まれたトマトソースと玉ねぎなどの野菜の深い味わいが楽しめます。量も控えめなので、女性でも安心して楽しむことができます。がっつり食べたい人には大盛りがよろしいのではないでしょうか。

ボルガライスに新たな風を吹き込んだとも言われる、炉端焼き店の一品です。「岩倉風ボルガライス」と名付けられたこの商品は、シンプルに玉ねぎと豚肉で炒めたケチャップご飯をオムライスに仕立て、その上にカツを乗せたら、なんと4種類のソースをかけていただきます。トンカツソース、ケチャップ、トマトソースに生クリーム。複雑なのに病みつきになる味わいです。

いかがでしたか？お店ごとの特色が感じられる福井の「ボルガライス」。お肉が美味しい福井ならではのご当地グルメです。是非食べて見てくださいね！