東海エリアの工場萌えスポット！四日市コンビナートの夜景にうっとり

四日市の巨大な工場群は、日本で初めてつくられた石油コンビナートです。歴史があるだけでなく、スケールの大きさや夜景の華麗さから、日本五大工場夜景のひとつに選ばれています。あまりに規模が大きすぎて、現実のものとは思えないほど。

昼も夜も大迫力で稼働し続けるコンビナートの姿を堪能するには、いったいどういうルートで行けばいいでしょうか？四日市コンビナートには絶景スポットがたくさんあるので、今回は初めてでも行きやすい「うみテラス14→大正橋→塩浜」の3か所をまわるコースをご紹介します。それぞれの見所ポイントはちょっと離れていますので、車で回るのがおすすめです。

スタート地点は、四日市港ポートビルにある展望台うみてらす14からです。屋内にあるので天気も気温も気にせず、ゆっくり夜景を楽しめるのが大きなメリット。地上90メートルにある展望台なので、コンビナートを上から広く見わたせます。

四日市港の周辺は高い山や丘がほとんどないので、上空から工場を見下ろすポイントは、うみてらす14くらいでしょう。夜景はもちろんサンセットもロマンチック。カップルのデートコースは、夕方のうみてらす14からスタートするのがおすすめです。

続いて、うみてらす14から車で15分ほどのところ大正橋エリアに向かいましょう。大正橋の川沿いからはコスモ石油の四日市製油所が見えます。巨大な蒸留塔が、夜空に向かって立つ光景は感動的です。

大正橋はコンビナートを横方向に見渡せるので、スケールを体感するのにぴったりです。水面への写りこみを入れて写真を撮ると、より幻想的な1枚になりますよ。

大正橋からさらに20分ほど南下して、塩浜エリアへ。ここは工場を間近に見ることができるスポットです。エリア内に複数の絶景スポットがあり、至近距離から徐々に離れるにしたがって景色が変わっていくのが楽しいです。とくに少し離れたところから見ると配管やパイプが複雑に重なっている姿が見られて、奥行きを感じます。

四日市港からは、コンビナートの夜景を見るクルーズが発着しています。暗くなるにつれて、徐々に光を浴びた巨大コンビナートの姿が浮かび上がってくる姿はとっても幻想的。クルーズには60分と90分のコースがあり、どちらもポイントごとに船が減速するのでゆっくり写真を撮ることができますよ。

海側から間近に見る工場は、煙突やタンク、パイプなどが複雑にからみあい、金属ながら巨大な生き物のようです。コンビナートは休みなく稼働していますから、いつ行っても新しい風景に出会えます。そのため、クルーズ参加者にはリピーターが多いのです。

迫力いっぱいの夜景をスマホで撮影してSNSにアップしたいですよね。でも夜景をとるのはブレたり、暗くなったりで難しい…。きれいな夜景写真を撮るコツは、スマホ対応の三脚を使うこと！シャッター速度が遅くなる夜景撮影は、手振れして画像が不鮮明になることが多いので、しっかりと固定してクリアな工場夜景を撮りましょう！

工場萌え必至の四日市コンビナートの夜景を紹介しましたがいかがでしたか？コンビナートの夜景は一年中見ることができますが、空気が澄んでいる冬が特におすすめです。デートコースとしてもおすすめですよ。ただし、かなり冷え込みますので、防寒をしっかりしてお出かけくださいね。