商売繁盛祈願♪おちょぼ稲荷（おちょぼいなり）参拝と参道グルメ

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岐阜羽島インターまたは大垣インターから車で15分。親しみを込めて「おちょぼさん」と呼ばれているおちょぼ稲荷は、全国的には名の知れたお稲荷さんではありませんが、岐阜県や愛知県ではとても愛されている神社で、毎月開催される「月並祭」には沢山の参拝客が訪れます。今回は「おちょぼさん」の魅力と楽しみ方を目いっぱい紹介いたします。

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千代保稲荷は全国的な知名度は低いですが、この地方では、京都の伏見稲荷、愛知の豊川稲荷と共に、日本三大稲荷のひとつとされています（諸説あります）。

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千代保稲荷神社は「商売繁盛」「家内安全」のご利益がある神社として知られており、県内外から沢山の参拝客が訪れます。商売繁盛の神社のため、特に自営業者の参拝が目立ちます。

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千代保稲荷神社は、今から約500年前の室町時代に創建されました。「先祖の御霊を千代に保て」という教えにより、境内ではお札やお守りなどの販売は行われていないんです。

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東鳥居から南鳥居へと続く長い参道の途中に、お社へ続く大きな鳥居があります。鳥居をくぐるとすぐに手水舎があるので、まずはここで手を清め、口をゆすぎます。

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入り口に、参拝するときにお供えするための「あげ」と「ロウソク」が売っています。それを購入して奥へ進みます。

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階段を上ると献灯所があります。ここで先ほど購入したロウソクに、願いをこめて火を灯しましょう。

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さらに奥へ進むと提灯が飾られた社殿があります。ここで「あげ」を供え、お賽銭を投げてお参りします。

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お賽銭を入れ、まずは重軽石の重さを確認しましょう。その後、願いごとをし「願いが叶うなら軽く、あるいは重く上がってください」と念じて、再度持ち上げてみましょう。石の重さによって、その願いが叶うかどうかを占うことができるんです。

出典：おけんさんの投稿

お千代保稲荷は毎月月末から翌月早朝にかけて「月並祭」が開催されます。参道沿いのお店に加えて、月並祭のときは屋台がズラリと並び、とても混雑します。

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月末に月並祭が開かれるのは「今月も商売をさせていただきありがとうございました。来月もよろしくお願いします」と、商売繁盛のお礼参りをするためなんです。だから自営業者の参拝客が多いんです。

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おちょぼさんには串カツ、漬物、なまず、たい焼き、などなど、人気グルメがいっぱいです。ここからはおちょぼさんの美味しいグルメを紹介いたします。

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おちょぼさんの串カツは、お店の中で注文して食べるか、店先で立ち食いするか、２通りの食べ方があります。おすすめは店先で食べる立ち食いスタイルです。串カツ１本でも気軽に食べられるので、複数のお店で食べ比べするのもいいですよ。

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千代保稲荷の参道の西側にある「大黒屋」は、串カツだけでなく、ドテ、牛スジ、エビフライなど、いろいろな種類が味わえます。

出典：P-Chanさんの投稿

購入した串カツは、濃厚などて煮のお鍋の中にドボンと浸けてもいいんです。もちろん、二度浸けは禁止です。

出典：P-Chanさんの投稿

揚げたての串カツはサクサクでとてもジューシー。どのお店もソースと味噌が定番ですが、こちらではおろしポン酢でも頂けるんです。普通のおろしポン酢とは違い、大黒屋のオリジナルブレンド。アツアツの串カツにさっぱりとしたおろしポン酢がよく合うんです。

出典：ラーメン好きかもさんの投稿

千代保稲荷の大鳥居から歩いてすぐのところにある「串かつ玉屋」は、行列が絶えない串カツの有名店です。串カツは店先で頂くこともできますが、ぜひ店内に入っていただきたいんです。

出典：マーコラーメンさんの投稿

その理由は金ぴかの店内装飾です。

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中でも極めつけは金のトイレ。商売繁盛の神社に来たからには、金のトイレで開運を♩

出典：kaklnotane0403さんの投稿

名物はもちろん「黄金の串カツ」。カラリと揚がった串カツは大きくて食べ応え十分です。味噌やソースをたっぷりつけてザク切りキャベツと一緒に頂きます。

出典：すーたん王国さんの投稿

漬物を買いにわざわざおちょぼさんへ行く、という人は結構いるんです。それほど「しおのくら」の漬物はやみつきになる人が多いんですよ。こちらは漬物屋さんとは思えないほどお洒落で開放的な店内です。

出典：すーたん王国さんの投稿

店内ではいろいろな種類の漬物が試食できます。人気NO.１の白菜キムチは、シャキシャキの歯ごたえとまろやかな辛さがクセになります。しかも無料のお茶もあるので、思わずひと休みしたくなってしまいますね。

出典：すーたん王国さんの投稿

ごぼうの醤油漬けも人気商品のひとつです。素朴で深い味わいは、これもまたやみつきになりますよ。

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創業は大正５年。「やまと本店」は、うなぎやなまずなど、川魚にこだわった料理を食べることができるお店です。入り口の上の大きな金のなまずが目印です。

出典：浴衣王さんの投稿

おちょぼさんに来たら、ぜひ食べて欲しいのが「なまずの蒲焼き」です。こちらのなまずは川魚特有の泥臭さを取り除き、秘伝のタレを使って美味しく調理されています。うなぎより脂が少なめであっさりしています。

出典：浴衣王さんの投稿

おすすめは、なまずの蒲焼き、なまずの天ぷら、なまずのアラが入った味噌汁にごはんと漬物がセットになった「なまずランチ」。とってもリーズナブルなお値段で本格的ななまず料理が頂けます。

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川魚料理の「ほていや」では、うなぎ、なまず、もろこなどの川魚料理が味わえます。店先ではもろこの甘露煮、あゆの甘露煮、ふなの甘露煮などが売られていて、テイクアウトできます。

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身は柔らかく、とっても淡泊な味わいのなまず。見た目は少しグロテスクですが、ぜひとも食べてみたい食材ですよね。

出典：神戸の金庫屋のバカ息子さんの投稿

おちょぼさんで川魚と言ったらなまずと並んで「もろこ」が有名なんです。こちらのもろこはとっても柔らかく、濃いめの甘辛い味付けはビールや日本酒にぴったりです。

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こちらもおちょぼさんで行列のできる人気のたい焼き店「三溝屋」。自家製の粒あんがしっぽまでたっぷりと入っています。できたてのたい焼きは、外側はパリっ、中はフワフワ。アツアツを袋に入れてくれるので、購入したらなるべく早く頂きましょうね。

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千代保稲荷参道の南口大鳥居を出て西へ約700メートルのところにある「かわしまや」の名物は、なんと言っても「天然よもぎ使用の草もち」です。手摘みのヨモギと、十勝・北見の小豆を使用したこだわりの餅と餡のハーモニーが絶妙なんです。

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おちょぼさんの本殿東側にある「芋にいちゃんの店」。黄金色に仕上がった大学いもは、外側の蜜はパリッと、中のお芋はしっとり柔らか。甘さは控えめで、とっても心地よい食感です。週末は40～50人ほどの行列ができていますが、並んでも食べたい大学いもなんです。

出典：shortstemさんの投稿

おちょぼさんには、こんなレトロなおもちゃ屋さんもあります。おもちゃ屋さんの奥で食事ができたりもしますよ。

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激安の洋服店も沢山あります。

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お千代保稲荷はお参りするだけの場所ではなく、参道を歩いているだけでお宝に出逢えるような愉しいお稲荷さんなんです。賑やかなことが好きな方は月末に。静かにゆったりとお店を巡りたい方はそれ以外の日に出かけると良いですね。グルメはもちろん、洋服や雑貨まで、掘り出し物がみつかるかも知れませんよ。