四股を踏みたくなるほどおいしい♪名古屋のおいしいちゃんこ鍋6選

「ちゃんこ」とは、相撲部屋で力士が作る料理を指す言葉です。夏になると七月場所が行われる名古屋には地元ゆかりの力士が多く、引退後にちゃんこ鍋屋をオープンする人も少なくありません。そのため、本格的なちゃんこ鍋屋が多くあるのです。

ちゃんこ鍋には肉団子や魚、野菜がたっぷり入ります。栄養バランスがよくてヘルシー！しかも、力士は毎日ちゃんこ鍋を食べるため、味噌やしょうゆ、塩味などスープのバリエーションも豊富です。同じちゃんこでも個性が豊かなので、お店ごとに食べ比べてみるのも楽しいですね。

ちゃんこ鍋屋の店名は、店主の力士時代のしこ名から取ったり、先輩や親方のしこ名をもらったりします。お店に行ったら店名の由来を尋ねてみると、おもしろい話が聞けるかもしれませんね。

それでは、名古屋市内のおすすめちゃんこ鍋屋を6軒ご紹介していきましょう。

こちらは京都から名古屋にやってきたちゃんこ鍋屋です。黒毛和牛や国産豚肉、日南どりを使ったお肉たっぷりのちゃんこ鍋コースが名物。小結、大関、横綱のコースがあり、それぞれ鍋の具材が変わります。

ちゃんこ鍋は初めて…という人には3種類のお肉が味わえる大関コースがおすすめです。赤味にほどよくサシが入った黒毛和牛に国産豚肉、豚肉つくねが入るボリュームたっぷりのお鍋です。きめ細かな黒毛和牛のうまみを楽しみましょう。

お刺身や焼き物など、一品料理も大充実。飲みながらつまんで、後からちゃんこ鍋を食べたいときは、最初からお鍋のボリュームを減らしてもらいましょう。4人で行って4人分頼むと、お腹に入りきらないボリューム。2～3人分をオーダーすればちょうどいいくらいです。

地下鉄名城線の神宮西駅から徒歩1分というアクセスの良さ。神宮西駅の1番出口から19号に沿って北西に歩くとすぐ見つかります。駅に近いので飲んで帰るときも安心です。

メディアでもよく取り上げられる、ちゃんこ鍋の名店です。しょうゆ味や塩味、名古屋コーチンの鶏ガラをつかったスープは、一口食べれば滋養が身に染みわたる感じがします。寒い冬にぴったりなのが味噌味のスタミナちゃんこ。ぷりぷりモツのちゃんこ鍋は、臭みもなくて体の芯から温まります！

ランチでは、ちゃんこラーメン定食がおすすめです。しょうゆベースのスープに、豚バラや魚介類、大根やニンジン、キャベツ、ニラ、しめじなどがたっぷり入っています。想像以上に食べごたえがあり、男性でもお腹いっぱいになります。

地下鉄東山線の一社駅から1.8キロ北の住宅街にあるお店です。すぐ隣に名古屋市民おなじみの「うりんこ劇場」があるので、目印にするとわかりやすいでしょう。一社駅から循環バスで宮根停留所までいき、下車後、京命交差点を右折する行き方もあります。

あっさりしたしょうゆベースのスープに、たっぷりの野菜やお肉が入る重量級のちゃんこ鍋が人気です。ボリューミーなちゃんこ鍋を出すお店が多い中でも、かなり量が多いちゃんこです。お店のスタッフと相談しながら量を決めましょう。

一品料理もおいしい上に、どれもとてもリーズナブルです。平均予算も3000円～4000円ほど。お酒が進むメニューが多く、全国の焼酎や沖縄の泡盛などアルコールの品揃えもかなりいいお店です。

あおなみ線の荒子駅から東へ歩いて約10分で到着。篠原橋通2の信号を超えたら、すぐ右手に入りましょう。ビルの1階にあり、店先に暖簾が出ているのでわかりやすいです。店内はお座敷もありますから、人数が多いときは予約しましょう。

店主さんが九重部屋の元ちゃんこ長という、本格派ちゃんこ鍋屋さんです。スープは鶏ガラベースで出汁のうまみがしっかり感じられます。スープが素材の味を引き立て、鍋いっぱいの野菜とお肉がスルスルと食べられます。

具材が豊富で、豚肉、鶏肉、魚介、野菜のバランスがとてもいいんです。たくさんの食材から、旨みがスープに溶け出しています。芸能人のファンも多いお店で、グルメタレントとして有名なアンジャッシュの渡部さんもブログで絶賛しています。

地下鉄桜通線の吹上駅から歩いて5分もかかりません。環状線を北に上がって、道を入ったところにあります。駅から近いお店は寒い冬にうれしいですね。

透き通るような黄金色のスープが食欲をそそるちゃんこ鍋です。鶏ガラと利尻昆布でとった出汁に野菜やお肉、厚揚げなどの具をどんどん入れていきます。全体的にあっさりした味わいで、女性におすすめのちゃんこ鍋です。

野菜が山のように盛り上げて運ばれるヘルシーなお鍋です。コースは豚肉、牛肉、魚介、カニから選べ、お肉でも魚介類でもスープとの相性がとてもいいので深い味わいを楽しめます。

シメは幅広のきしめん。たっぷりのちゃんこで満腹になっていても、きしめんならツルツルとのど越しがよく、最後までおいしくいただけます。

地下鉄桜通線の国際センター駅で降りて、徒歩約10分です。江川線の明道町の信号からすぐのところにあり、お店の隣に駐車場もあります。

店主さんは元九重部屋の力士です。味噌ベースのちゃんこ鍋には豚肉や鶏肉つくね、油揚げを入れ、白菜やしいたけなどが味噌の甘みとうまくマッチしています。何度来ても食べ飽きないおいしさで、リピーターが多いお店です。

シメにはラーメンを投入。鶏ガラと味噌の甘みで、最後の最後までおいしくいただけます。

お店は東新町の交差点、パチンコ店キング観光の裏手にあります。最寄り駅は地下鉄東山線の栄と新栄町で、やや新栄町寄りです。栄から歩いても10分くらいです。

ちゃんこ鍋は具材とスープのハーモニーが命です。どのお店も出汁にこだわり、食材にこだわっています。ぐつぐつと湯気を上げるちゃんこ鍋をつまみつつ、全国の銘酒に舌鼓を打つなんて、考えただけで身も心もほっこりしますね♪