地元っこが教える！名古屋・大須商店街の美味しいグルメスポット7選

大須商店街は、栄から地下鉄で2駅の上前津駅からすぐのところです。巨大な商店街で、以前はシャッター商店街でしたが、家電量販店やPC機器のショップが集まり電器街として再生。最近ではセンスのいいカフェや雑貨屋が集まって、若者を中心に人気が高まっています。

昭和40年代を感じるレトロな雰囲気に、海外からの観光客も増えました。国籍や地域、ジャンルをを問わず、面白いものやおいしいお店ですっかりにぎやかになりました。

大須商店街が開店するのは、10：30ごろからです。オープン直後をねらって、まずは人気店を食べつくしましょう

オーナーが「世界最優秀ピッツァ職人」と認定された本格ナポリピッツァのお店です。店内にはナポリから運んだ薪窯があり、水牛のモッツァレラチーズをつかった「マルゲリータエクストラ」が大人気です。生地がサクッとしていて、焦げている部分も香ばしい。行列店なので、オープン食後がねらいめです。

万松寺ビル１Ｆには、沖縄カフェと沖縄物産展が向かい合っています。沖縄そばはカツオとトンコツだしのスープで、あっさり。麺ののど越しもつるつるです。オリオンビールやサーターアンダギー（沖縄のドーナツ）などがあり、大須ですが、とことん沖縄のカフェです。食後は、お向かいの沖縄物産店で泡盛などをショッピングしましょう。

大松は、ミニひつまぶしが￥2000以下でいただける老舗です。うなぎは三河一色産。香ばしく、中はふんわりしたうなぎに肝吸いつきです。一時はビルの建て替えのために閉店しましたが、地元常連の熱い声にこたえて再開した、まさに地元のための1軒です。

今や大須名物といってもいい、ブラジル料理店です。秘伝のたれで味付けをした鶏は、店先のグリルマシンで豪快に丸焼き。食べるときはハサミで切ってくれるので女性でも食べやすいですよ。焼いているうちに余分な脂が落ちていくので、イメージよりもヘルシーなお肉です。

築60数年の町屋をカフェに改装してあり、雰囲気も抜群にいい。シーズンごとに新メニューが出る「季節のパフェ」は旬の素材をたっぷり使っています。2015年の春パフェはイチゴ、タルト、フルーツ、アイスクリーム、グラノーラなどが乗っていましたが、2016年はどうでしょう？想像するのも楽しみです。

珈琲ぶりこのすぐ隣にあるのが、台湾から揚げのお店です。大須商店街には唐揚げ専門店が林立していますが、なかでもこちらは超人気店。衣にさつま芋の粉を使っているので、外はぱりぱりサクサク、鶏肉がジューシーです。辛さは自由に選べ、標準でもちょっと辛めです。

クロワッサンたい焼きは、クロワッサン生地にあんこを包んだ新種のたい焼きです。生地がパリパリしていて、アンコはひかえめ。お客さんはまとめ買いするので、どんなに作ってもどんどん売れてしまいます。期間限定で、ショコラ味やあずきマスカルポーネ味などを売りだすこともあります。

大須商店街と言えばPC部品と古着屋さんしかないと思いがちですが、意外とおいしいスポットが多いです。長い商店街が3本並んでいるので、1往復するとけっこう歩きます。いい運動になりますが、たくさん食べてしまうので、ダイエットにはならないですね。