2017年03月10日
パンだけじゃなく洋食やケーキも楽しめる!尾崎豊も愛した池袋「タカセ」
東京・池袋で老舗パン屋さんといえば、「タカセ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。「タカセ」の創業は大正9年。パンと洋菓子の販売を中心に、カフェやレストランの経営もしています。若い人から年配の方まで、ひっきりなしに「タカセ」を訪れます。今回は、長年幅広い層に愛されている「タカセ」の魅力をご紹介いたします。
池袋駅の東口にある大正9年創業の老舗パン屋兼洋菓子店「タカセ」。池袋駅前の本店を中心に、南池袋、東池袋、巣鴨、板橋に5店舗を展開しています。自家製と手作りにこだわる昔懐かしいパンや洋菓子が並ぶお店です。昭和のカリスマ的人気ミュージシャン尾崎豊も「タカセ」のケーキを好んで食べていたということで知られているお店。
本店は1階が洋菓子店兼パン屋、上階はレストランやカフェになっています。テイクアウトだけでなく、ちょっとした休憩、がっつり食事、または待ち合わせなどにも利用ができます。池袋駅を利用する人にとっては、「タカセ」はなくてはならない存在。そんな「タカセ」の様子を見ていくことにしましょう。
タカセの1階には、奥のパン工房で作られた焼きたてのパンや洋菓子がズラリと並んでいます。お値段も庶民的で購入しやすい。そのため、主婦層の割合が多めです。
奇をてらったパンというよりも、ごくごく普通のパンがパンコーナーでは販売されています。でも、それがいい。じわじわとその魅力に惹かれ、いつのまにかタカセのパンをリピートしてしまうようです。
■はちみつパン
「はちみつパン」は、フワフワ&モチモチ食感でちぎりパンのような感じのパン。卵やバターを使わず、脱脂粉乳を使用しているからアレルギーが気になる人でも安心して食べることのできるパンです。パッケージが町のパン屋さんという感じで親しみをもてますね。
■アップルロール
パン生地にリンゴ、オレンジピール、レーズンなどのドライフルーツがたっぷりと練り込まれている「アップルロール」。パン生地の上は、真っ白な砂糖でコーティング。シャリットする砂糖の食感、モチっとするパン生地の食感がどこか懐かしいパンです。生地に練り込まれたフルーツの香りが上品で、紅茶との相性が良さそうです。
■ラムネパン
コッペパンの中に白とターコイズブルーのクリーム。なんとも不思議な色のクリームが挟まれている「ラムネパン」。初めて見た人は、けっこうギョッとするみたいです。どんな味か想像ができませんよね…!
コッペパンにサンドされているのは、普通のあんこ、ホイップクリーム、そしてラムネ味の白あんらしきもの。この3つの組合せが意外と美味しい。ラムネのスーッとした感じがとても爽やかです。一度食べるとクセになってしまうかも。
■スイートブレッド
「スイートブレッド」は、タカセ定番のパン。ブリオッシュみたいにふんわりとしたパンです。そしてほんのりとした甘さ。飽きのこない食感と味が特徴です。美味しくてしかも160円程のお値段でボリュームもあるので人気の商品です。
最近のケーキは、滑らかでフワッとした軽い舌触りのクリームに優しい甘さが特徴です。タカセのケーキ類は、かなりクラシカル。クリームは重く、甘さも強め。ケーキを食べたという満足感を十分に得られるのが特長です。
■モンブラン
昭和感たっぷりのモンブラン。黄色いクリームの上には、しっかりと煮詰められた栗がひとつ。その下のスポンジの中央には、細かくカットされた栗のツブツブ感が残るマロンクリームがたっぷり。なんとも懐かしい味にホッとします。
■サバラン
サバランは、生地を洋酒に浸したケーキ。最近は、あまり見かけなくなったケーキかもしれません。フォークを刺したとたん、ジュワッと溢れ出る洋酒とその芳醇な香り、そして生クリームのほどよい甘さとのハーモニーは大人のケーキという感じです。
■ショートケーキ
大きくてどこか無骨なタカセのショートケーキ。生クリームの絞り方、スポンジの固さ、しっかりとした生クリームの甘さ、全てにおいてこれこそが真のショートケーキという感じです。本物のショートケーキに出会いたい人は、ぜひ購入してみて。
入口付近のショーケースに飾られたメニューサンプルが、昭和感を醸し出しています。店内はエレガントな雰囲気。モーニングやコーヒーなどのドリンクの他、甘味を食べることができます。
■レディースセット
ショートケーキ、レアチーズケーキ、プリンなど8種類のケーキ類の中から好みのケーキを1種類。それに、ハーフサイズのサンドイッチとドリンクが付くレディースセットは、お得感たっぷり。ちょっとしたアフタヌーンティー気分を感じながらカフェタイムを楽しむことができます。
■モーニングセット
レディースセットの魅力も気になりますが、早起きが得意な方はモーニングセットもおすすめ。タカセのモーニングは全部で4種類。メインがホットケーキのもの、トーストのもの、ピザトース、ホットドックとあります。
3階は、昔ながらの洋食屋さんという感じ。昭和の古き良き時代の洋食が楽しめます。自家製・手作りにこだわる本格的な味を堪能できます。
■ハンバーグ
柔らかくてジューシーに焼き上げられたハンバーグは、ナイフを入れるとブシャーと肉汁がでてくる本格派。オーソドックスなハンバーグですが、溢れる肉汁と適度な焦げ目が香ばしくて食欲が止まりません。
■ハンバーグ&エビフライ
タカセのエビフライは、大ぶりの海老で身がプリプリで美味しいと評判。エビフライも食べたいけど、肉汁たっぷりのハンバーグも食べたい。そんな方におすすめなのが、ハンバーグ&エビフライです。盛り合わせメニューにもかかわらず、ハンバーグはしっかりとした大きさ、エビフライも3本とボリュームがあります。盛り付けや味に一切の手抜きがありません。
ミックスグリル。ハンバーグの肉汁が凄い。。 (@ タカセ 池袋本店 in 豊島区, 東京都) https://t.co/QEDiuHN3pO pic.twitter.com/0YIVAno9Yx
— Mat tk (@matsu_tak) 2017年2月26日
■セットメニュー
本格派の料理をレストランで食べるのなら、ステーキを食べたいという人もいるのではないでしょうか。そんな方は、セットメニューがおすすめ。サーロインステーキに、スープ、サラダ、ライス、デザート、ドリンクがセットになっています。セットメニューなのにちょっとした豪華ディナーになりますよ。
9階のコーヒーラウンジでは、絶好の見晴らしのなかで、カフェタイムを楽しむことができます。ここでは、軽食とコーヒーを堪能することができますよ。
■プリンアラモード
ガラスの器にカスタードプリン、その上にはたっぷりの生クリーム、シロップ漬けの果物を彩りとして添える。見た目がレトロ過ぎて、もはや新鮮にも見えるタカセのプリンアラモード。ホイップクリームを使わず生クリームを使用しているので、プリンの味が一層美味しく感じられます。
■パフェ
タカセのパフェは、アイスがたっぷりと入っているのが特長です。ガラスの器の半分ぐらいまでアイスがぎっしりと詰まっています。種類は抹茶とチョコレートの2パターン。
■ケーキセット
タカセのケーキは、購入してお家で食べても美味しいですが、店内で食べることもできます。ケーキセットなら、各種のケーキにコーヒーまたは紅茶が付いてきます。せっかくなら、タカセのケーキを美味しく食べたいですよね。そんな方は、ぜひセットを頼んでみて。
タカセ 池袋本店の詳細情報
タカセ 池袋本店
池袋、東池袋、都電雑司ケ谷 / 洋食、パン、パンケーキ
- 住所
- 東京都豊島区東池袋1-1-4 タカセセントラルビル 1F・2F・3F・9F
- 営業時間
- [月] 09:00 - 21:00 [火] 09:00 - 21:00 [水] 09:00 - 21:00 [木] 09:00 - 21:00 [金] 09:00 - 21:00 [土] 09:00 - 21:00 [日] 09:00 - 21:00 ■ 営業時間 1階 パン・洋菓子 9:00~21:00 2階 喫茶室 [月~金] 9:00~19:30 [土・日・祝] 9:00~20:00(15時より17時まで休憩時間 3階 レストラン [月~金] 11:00~16:00 17:00~21:00 9階 コーヒーラウンジ [月~金] 11:00~19:30 [土・日・祝] 11:00~21:00 ■定休日 無休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
昭和レトロを感じたい方、昔ながらの洋食を味わいたい方、カフェでなく喫茶店の雰囲気を楽しみたいという方には、タカセはおすすめのお店です。タカセは、駅に近い立地にある割りには非常に落ち着ける場所。じっくりと昭和を感じることができますよ。