日本のラーメンの原点！茨城の「水戸藩ラーメン」とは

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この衣装に身を包んだ人物を誰と心得る！？徳川家のグルメ番長こと「徳川光圀」であらせられるぞ。と、彼はかねてより食に関してとても興味があったと伝えられています。約300年以上前に彼が食した、今ではポピュラーなある食べ物について迫ります！

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徳川光圀が初めてラーメンを食べたのは1665年。当時長崎に亡命していた明朝の儒学者、朱舜水(しゅしゅんすい)を水戸藩に招いた時、教わったのがラーメンだったそうです。徳川光圀はそのラーメンの事を「うどんのごとく」と呼んで、大変気に入って食べていたそうです。

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麺は「蓮根粉」というレンコンの粉と小麦粉を混ぜた麺で作っていました。レンコンの粉はわざわざ中国から長崎を経由して取り寄せていたというこだわりよう！ほんのり茶色の麺は、ツルッとしていて喉越しが良かったそうです。

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当時、具材は肉と椎茸だけだったそうです。それは陰陽五行思想に基づいた漢方医学の発達が、時代背景にあったからだと伝えられています。「肉を入れる時は兄弟分とされている椎茸を入れる事！！」その思想がラーメンにも自然に反映されたようです。

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「五辛」とはネギ・ニラ・ニンニク・生姜・らっきょうの5つで、体を温める効能を持つ「五臓之気を高める」という考えからラーメンと一緒に出されていたそうです。光圀はレシピを伝授されてからというもの自らラーメンを作り、家臣やお坊さんに振舞っていたとされています。

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水戸駅から車で約10分程。創業1972年の中華料理店「中国料理 金龍菜館」があります。こちらの店主のお父様は、水戸藩ラーメン研究会発起人の一人。ここから、水戸藩ラーメンの歴史が再び動き出したそうです。

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金華ハムから出汁をとったスープは、あっさり。どこのお店の水戸藩ラーメンでも同じですが、初めに「五辛」を全てラーメンに入れて、しっかり混ぜてください。具材にはチンゲンサイ、そして水戸藩ラーメンに忠実に肉と椎茸が入っています。

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「若者にも水戸藩ラーメンを食べてもらいたい！」という店主の願いが届いて、地元の学生さん達から人気の高い「大興飯店 」です。場所は水戸駅から車で約20分です。

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こちらの水戸藩ラーメンは、濃いめの味付けで具沢山なのが特徴です。スープの美味しさの秘密は、赤穂の天塩をブレンドしている事！しっかりとしたコクを楽しむ事が出来ます。

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水戸駅から車で5分の場所にある「中華料理 鈴龍」。ここでも、水戸藩ラーメンを食べる事が出来ます。

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こちらのお店の水戸藩ラーメンは、お肉が分厚い！肩ロースがボリュームたっぷりで大人気！基本調味料は、丸大豆醤油と焼塩を使用しています。

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創業昭和22年の老舗ラーメン店、その名も「石田屋水戸藩らーめん」。もちろん、水戸藩ラーメンを食べる事が出来るお店です。場所は、水戸駅から車で5分程となっています。

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鶏ガラをメインにして煮干しも使ったスープが、とてもあっさり♪お肉は佐原産の地鶏をタレで煮込んでいるので、柔らかいです。

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