ちくわ入ってる？ハマる人続出のご当地パン「ちくわパン」って何だ？！

「ちくわパン」……？なんだそれは。とお思いの皆さま。「ちくわパン」とは、文字通りパンの中にちくわが入っているパンのことです。これまでは知る人ぞ知る総菜パンだったのですが、テレビで取り上げられてからというもの、じわじわと人気が出てきているのだとか。

ビジュアルはいたってシンプル。中にちくわが入っている以外は普通の惣菜パンです。

今では大手パンメーカーからも販売されています。

「ちくわパン」の中に入っているちくわの中は空洞ではありません！ツナサラダが詰め込まれているんですよ。必ずツナサラダが入っているわけではなく、明太ポテトサラダやたまごサラダなどバリエーションがあるようです。

ほんのり甘いパン生地と、旨味たっぷりのちくわの塩気、ツナサラダのまろやかさ……一見味の想像がつかない「ちくわパン」ですが、一口食べればその美味しさにハマる人続出中！

現在、ご当地パンとして「ちくわパン」を販売しているのは札幌市・仙台市・豊岡市の3か所と言われています。

中でも札幌市は「ちくわパン」発祥の地とされており、「どんぐり」という地元のパン屋さんが初めて「ちくわパン」を作ったのだとか。

生みの親は、創業者の奥様。お客さんから「お弁当に入っているものをパンにしてみたら？」と言われて思いついたのが「ちくわパン」だったそうです。

それでは、札幌・仙台・豊岡それぞれの街で美味しい「ちくわパン」が食べられるお店をご紹介しましょう。

「どんぐり」は札幌市を中心に北海道で展開している地域のパン屋さんです。

「ちくわパン」発祥のお店というだけあって、すべての「ちくわパン」のお手本となる「ちくわパン」が売られています。

「ちくわパン」に使われているちくわは特注品。ふっくらしたパンと弾力のあるちくわの食感が楽しいだけでなく、ツナサラダも加わった味のバランスが絶妙です。

「どんぐり」では、できるだけ手作りにこだわっているのだとか。「ちくわパン」のツナサラダはもちろん、クリームパンのクリームや惣菜パンの具など、「お母さんが作る手料理の味」を目指してパンを作っているそうです。

「しげぱん」はユニークな名前のパンが多いパン屋さんです。クロックムッシュは「かまやつ」、アールグレイ食パンは「恵子」など人の名前が付けられています。

「しげぱん」の「ちくわパン」は明太子マヨネーズが入っており、ピリッとアクセントの効いた味わいです。

店内には、メニューのリクエストシートもあるので、ぜひ記入してみてくださいね。あなたのアイディアがお店の新メニューになるかもしれません。

「アピカル ホクレン新発寒（しんはっさむ）店」はホクレンショップ新発寒店の1階にあるパン屋さんです。スーパーの中にあるので、買い物ついでに立ち寄れるのが◎。

「アピカル ホクレン新発寒店」の「ちくわパン」はオーソドックスなツナマヨが入っているタイプ。価格は120円ととてもお手頃です。

他にも安くて美味しいパンがたくさんあるので、一度立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ベーカリー&カフェ キクチヤ」は仙台市太白区にあるパン屋さんです。「ちくわパン」発祥の地・札幌で修行を積んだ職人さんがオープンさせたお店なので、期待が高まりますね。

小ぶりながらも満足感のある味わいはさすがといったところ。「ちくわパン」は1つ160円（2016年8月現在）です。

カフェスペースもあるので、店内でゆったりと味わうことができます。

「ベーカリーカフェ DELINA 仙台店 （デリーナ）」の「ちくわパン」はバリエーションの豊富さが魅力です。

「ベーカリーカフェ DELINA 仙台店 （デリーナ）」に足を運んだら、明太マヨやわさびマヨといった変わり種もあるので、ぜひオリジナルの「ちくわパン」を試してみて。

イートインスペースもあるので、店内で食べることも可能です。

仙台市太白区にある「石窯パン工房Pensee 鈎取（かぎとり）本店 」は、いつも多くのお客さんで賑わう人気のパン屋さんです。

テラス席もあるので、買ったパンをそこで食べるのもおすすめですよ。

「石窯パン工房Pensee 鈎取本店」の「ちくわパン」は、ツナサラダの入ったオーソドックスなタイプ。ふかふかのパン生地とぷにぷにのちくわの食感が絶妙です。特に焼きたての美味しさは折り紙付きですので、焼きたてがあったら迷わずに購入しましょう。

「ちくわパン3大聖地」の一つ豊岡市……のアンテナショップが東京は有楽町にあります。こちらでも曜日限定で「ちくわパン」が購入できるので、訪ねてみてください。

アンテナショップ「コウノトリの恵み　豊岡」で買える「ちくわパン」は、なんと……紙の筒ごとちくわが入っています！食べる時は、この筒を抜いて食べてくださいね。スルッと外れるのでご心配なく。

オーソドックスな「ちくわパン」だけでなく、カレー味のものもあるので、ぜひトライしてみて。スパイシーなカレーとちくわのハーモニーが病みつきになります。

「ちくわパン」が販売されるのは土曜日限定ですので、ご注意ください。

練り物といえば蒲鉾屋さん！豊岡市の「二方蒲鉾」は、大正10年創業の老舗蒲鉾店です。当然、蒲鉾だけでなくちくわも作っています。

「二方蒲鉾」では、こだわりのちくわを使った「ちくわパン」も販売されているので、要チェックですよ。

なお、こちらの「ちくわパン」は、「コウノトリの恵み　豊岡」で売られているものと同じものです。

札幌・仙台・豊岡のご当地パン「ちくわパン」は、一度食べれば病みつきになること間違いなしの絶品総菜パンです。

もし見かけることがあったら、ぜひ一度試してみてくださいね。