2017年04月12日
蒸し暑さは京都の風物詩・8月は京都へ!夏の終りを満喫できる観光スポット8選
夏の暑さがピークになる8月は、夏の終わりと秋の始まりを一度に楽しめる季節です。ところが京都は、地元の人が辟易するほどの暑さで、広い境内を歩き回るのは遠慮したくなるほど。だからこそ、夏を目いっぱい肌で感じられるスポットで京都観光を満喫すべし!
うだるような暑さが厳しい8月は、京都の夏もピークに達します。夏休みを楽しむために京都観光に出かけるのなら思いっきり涼しくなれるスポット巡りはいかがでしょうか。今年最後の夏は、心も体もひんやりできるスポットで過ごしてください。
京都の8月のイベントといえば、16日に行われる「五山送り火」を忘れてはいけません!『大』の文字が有名ですが、『大文字』『妙法』『船形』『左大文字』『鳥居形』の形を京都を囲む5つの山に灯し、お盆に自宅に帰ってきたご先祖様を、あの世に送り出すために行う行事です。
桂川や広沢池でも、灯籠流しを見ることができるので静かに楽しみたい人は穴場です。
『大文字焼き』と呼ばれていますが、正式には『大文字』と京都の人は呼んでいます。山を焼いているように見えますが、ご先祖様をあの世に送り出すための『ともしび』であるとの見解だそうです。ところが京都でも若い世代には『大文字焼き』の方がしっくりくるとか…。渡月橋の畔が一番人気のスポットなのですが、人も多いので足元には注意して楽しんでください。
京都 五山送り火の詳細情報
京都保津川ラフティングのとある楽しい一日 - YouTube
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トロッコ電車で保津川までいくのですが、トロッコ列車の駅と乗船場の間の移動に馬車を使うので家族旅行にもおすすめできます。8人乗りのゴムボートで川を下るので、渓谷の自然を満喫しながらスリルも同時に楽しむことができます。保津川下りものんびりとできますが、スポーツとしての保津川ラフティングはまた違った楽しさを感じることができますので「スポーツが大好き」な人はチャレンジしてみましょう。
四国吉野川ラフティング・保津川ラフティングのリバーアドベンチャークラブ
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京都の七夕は旧暦で行われるために、7月ではなく8月に行われます。堀川と鴨川の2会場で盛大に行われる七夕まつりに合わせて、寺社仏閣でもライトアップされるなど夏の終わりを飾るにふさわしい行事なのです。『京の七夕絵はがき短冊』に願いを書き込むと、五山送り火、清水寺にて炊きあげしてもらえるそうです。当日来場できない人には、絵はがき短冊も用意されていますので取り寄せてみてはいかがでしょう。
おすすめは鴨川会場、『鴨川』と『みそそぎ川』付近になるのですが、前半は屋台が並んだ活気にあふれた会場なのですが、七夕まつり終了後にはライトアップが非常に美しく幻想的な光景が広がります。
『風鈴灯』や、『色鴨川の七夕飾り』、『京の七夕舞妓茶屋』など、京都らしい七夕まつりを楽しむことができますよ。
「京の七夕」(堀川会場・鴨川会場)開催日程(予定)のお知らせです。
— 京の七夕実行委員会事務局 (@kyonotanabata) 2017年2月20日
◆平成29年8月5日(土)~8月11日(金・祝)
※日程の正式決定は4月頃となります。
※その他の会場については決定次第、順次発表します。 pic.twitter.com/74PENrAPeP
京の七夕|京都の夏の風物詩「京の七夕」
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灯籠に灯をともしてご祖先を供養して、感謝をささげる法要の事です。夕方からはライトアップされ幻想的な光景が楽しめるのも京都らしい行事といえるでしょう。京都の各地で行われ、それぞれにライトアップや提灯の光りが境内を美しく照らします。京都のお盆行事でもあり、その美しさに心奪われてしまいます。
8月14、15日の夕方から三千院で万灯会が行われます。18時から観音堂で点灯式が行われ、境内にロウソクの光りが浮かび上がります。昼間の三千院とはまた違った、光に照らされた境内は、見る人の心の灯しも照らしてくれそうです。
天台宗 京都大原三千院
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世界遺産の『醍醐寺』で行われる万灯会は、毎年8月5日に営まれるのですが非常に大規模で金堂や五重塔のライトアップもこの時にに行われ幻想的な光景を楽しむことができます。
世界遺産 京都 醍醐寺
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8月9日から16日まで壬生寺では万灯供養会が行われます。京都の万灯会としてはもっとも期間が長く、最終日には「精霊送り施餓鬼(せがき)法要」が営まれ、送り火でご先祖様を送り出します。踊り念仏、六斎念仏の奉納は初日と最終日に観ることができますのでおすすめ。
壬生寺
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京都の陶器といえば『清水焼』でしょう。京都五条坂一帯にずらりと並ぶ、清水焼のお店を見て回るだけでも楽しいもの。猛暑のさなかに行われますが、日本の伝統的な陶器を格安で手に入れる事ができるので海外からもたくさんの人がやってきます。
会場でもある『清水焼の郷』は焼き物の工業団地でもあり、窯元だけでなく清水焼作家のアトリエなどからも個性的な焼き物がたくさん出品されます。訳ありの商品は格安で手に入れることができますので、この機会に清水焼を手にいれてみましょう。
今日この夏初めて夏っぽいことした。夜に、京都五条坂の陶器祭りに寄ってきた。戦利品は1ヶ300円也の(3,000円じゃないよ)の清水焼(多分)の猪口ふたつ。明日は安くて美味い伏見の「玉の光・純米吟醸」を調達しよう pic.twitter.com/n8fR8BEOLQ
— 横綱マカの里 (@hon_maka) 2016年8月9日
京都・五条坂~陶器まつり
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愛宕神社で行われる千日詣りは7月31日の深夜から8月1日の深夜にかけて。約4キロの参道を歩いていくので、夜中とは言っても蒸し暑い京都の夏はちょっと厳しいです。千日分の火伏・防火のご利益がいただけるので、体調管理をしっかりしていかないと大変な事になってしまいます。
3歳未満の子供が参ると、一生難を逃れる事ができると伝わりますが、夏の千日詣り以外にも参加できますので子供連れの人は少なくなっているようです。夜中でも真夏ですから、必ず水分は持ってお参りに参加しましょう。
【公式】愛宕神社【総本宮_京都】
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毎年8月23、24日の夜に行われるお盆行事の千灯供養。『西院(さいいん)の河原』と呼ばれる、石仏が並ぶ場所は『賽(さい)の河原』から名つけられたそうです。一面にはロウソクが灯され、無縁仏を皆で供養していきます。この千灯供養が始まったのは明治時代からだそうで、風葬された多くの人々の供養を行う行事として今も多くの人がやってきます。
あだし野念仏寺千灯供養の詳細情報
京都バス花園線「鳥居本」バス停から徒歩で5分
800年の歴史がある地蔵巡りは、六つの寺のお地蔵さんを参拝し、家内安全・無病息災を祈願します。六寺には、赤・青・黄・緑・白のお幡があり、それを集めて玄関に吊るします。厄病退散、福徳招来のご利益があるので、商家などの主人もたくさんお参りにやってくるそうです。
この期間は、六寺は24時間参拝することができますので市営地下鉄を使うと旅費を抑えて回ることができますよ。上善寺・鞍馬口地蔵(最寄駅・地下鉄「鞍馬口駅」)、浄禅寺・鳥羽地蔵(最寄駅・地下鉄「竹田駅」)、徳林庵・山科地蔵(最寄駅・地下鉄「山科駅」)大善寺・伏見六地蔵(最寄駅・地下鉄「六地蔵」)ここまでは、地下鉄1日乗車券を使って順に回ることができます。
源光寺・常盤地蔵(最寄駅・京福北野線「常盤駅」)、地蔵寺・桂地蔵(最寄駅・阪急線「桂駅」)こちらは、京福電鉄と地下鉄を使って移動します。すべて回ると約6時間ほどなので、1日で回るのなら朝早くに出発しましょう。
8月の京都は、うだるような暑さですがイベントは夜に楽しめるものが多いのでゆっくり楽しむことができるものばかり。いつもとは違う京都、自分が知らない京都がこの時期に肌で感じることができます。夏の終わりを京都で過ごすのも、またいつもとはちがった気分になれるはず。いろいろな京都を堪能して、明日への活力にしてみませんか?