2017年12月18日
12月に京都観光するなら、見逃せないイベントはコレ!人気のおすすめ6選
京都には寺社仏閣が多く、さまざまなイベントや祭が毎月のように行われています。年末は何かと忙しくなる京都ですが、雪が降る前の京都を楽しみに観光客が殺到します。年末は、ちらちらと舞う雪を楽しめたりと見どころがたっぷり。京都の食も冬が一番おいしいので、美食を求めて京都にやってくる人もいるくらい。夜の冷え込みは想像以上ですから、準備を万端に出掛けましょう。
桜の季節が近づくと東山界隈で行われる「花灯路」ですが、紅葉シーズンの終わりと共に嵐山一帯が光で彩られます。嵐山から北嵯峨野まで、冬の花灯路は幻想的な空気に包まれ新しい京都の魅力を感じさせてくれます。
阪急嵐山駅前には子供たちの作った提灯や行灯が展示され、花灯路のスタートです。渡月橋は、桂川と嵐山の自然がマッチングした自然豊かたなスポット。花灯路では、山裾から桂川の水辺周辺も美しい光に照らされて幽玄な世界に溜め息がもれてしまいます。
平日に観光するなら、竹林の道からトロッコ嵐山駅に向かい常寂光寺から落柿舎、ラストの二尊院に向かうと素晴らしいライトアップをじっくり楽しむことができます。花灯路の期間は、いつも夕方で拝観時間が終わってしまう寺院が夜間特別拝観を実施しているので、ぜひ非日常の景色を体験してください。
四季を通して、桜や新緑、紅葉とどの時期も素晴らし景観を楽しめる「渡月橋」。紅葉が終わりかけの時期なので、冷えた空気のなかですが美しく照らされた嵐山を堪能できます。
夏の嵯峨野は涼しく穏やかで、観光客で混雑するところ。12月の冷たい空気に静かにそよぐ竹林は、冬ならではの静寂の中でも天高く力強く繁っています。ライトアップは17時から20時30分まで。冬は日が落ちるのも早いですから、足元には注意して進みましょう
野宮神社から天竜寺西門、大河内山荘入口までの竹林の小径は、普段は多くの人で賑わう人気のスポットですが、雪の日は足元が悪くなるために人もあまり通らずに静かです。息が白くなる12月の竹林もまた、趣があり美しいライトアップに癒されます。
紅葉の名所として知られる「常寂光寺」は、安土桃山時代末に日禎上人により開創された日蓮宗のお寺です。山門を入り仁王門から階段を上ると本堂に到着します。夕方には静けさとライトアップがマッチして、幽玄な雰囲気が立ち込めています。
常寂光寺の詳細情報
常寂光寺
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3
- アクセス
- JR京都駅から市・京都バスで45分
- 営業時間
- 9:00〜17:00
- 料金
- 大人 400円 2017年4月より500円
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常寂光寺
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芭蕉の高弟『人向井去来』が住居として構えたのが「落柿舎」です。秋はその柿が実り、入口近くの大きな柿の木に大きな柿の実がなることから、落柿舎と名づけられました。わびさびの心が、そのまま残されたかの光景はベンチに一句ひねりたくなるくらに当時のまま残っています。
落柿舎の詳細情報
落柿舎
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
- アクセス
- JR京都駅から市・京都バスで45分 - 「嵯峨小学校前」下車から徒歩で10分
- 営業時間
- [3月〜12月] 9:00〜17:00 [1月〜2月] 10:00〜16:00
- 料金
- 大人 250円 団体200円 その他 150円 学生
落柿舎|向井去来遺跡
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静かな竹林の中を歩いて行くと、重厚な総門が見えてきます。「紅葉の馬場」と呼ばれる長い参道は、紅葉シーズンには真っ赤に染まりそれは美しいのですが、12月は静かな散歩道になっています。
二尊院の詳細情報
二尊院
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
- アクセス
- 1) JR京都駅から市・JRバスで45分 - 徒歩で15分 2) JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅から徒歩で15分
- 営業時間
- 9:00〜16:30
- 料金
- 500円
嵯峨嵐山駅から徒歩15分
KYOTO JAPAN 京都観光・嵐山花灯路 Kyoto Arashiyama Hanatouro(fantastic illumination show) 冬の京都 - YouTube
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例年、12月上旬から中旬にかけ10日間ほど開催されます。ライトアップの時間は、17時から20時30分まで。詳細な日時や当日のイベントなど、詳しいことは公式ツイッターでもチェックできます。
【嵐山花灯路まであと4日‼︎】
— 京都・花灯路推進協議会事務局 (@kyoto_hanatouro) 2017年12月4日
今年の嵐山花灯路まであと4日となりました!
今年も渡月橋や竹林の小径をはじめ、嵯峨・嵐山地域で幻想的なライトアップを行います。皆様ぜひお越しください♪
12月8日(金)〜17日(日)17:00〜20:30(雨天決行)https://t.co/knFpWv5AET pic.twitter.com/je7Kxr28MR
京都 嵐山花灯路の詳細情報
京都 嵐山花灯路
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺 芒ノ馬場町 嵯峨 嵐山一帯
- アクセス
- JR嵯峨嵐山駅から徒歩で0分 京福電気鉄道嵐山本線嵐山駅から徒歩で0分 阪急電鉄嵐山線嵐山駅から徒歩で0分
- 営業時間
- 12月上旬〜中旬
京都・花灯路
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『最近の女性はミシンや針を使わない』などと年配の人が嘆いていますが、クラフトブームもあり小物作りを趣味にしている女性も増えてきました。普段使っている針に感謝をし、折れた針を供養してねぎらう儀式「針供養」です。
使い古した針など、供養をしてもらう入れ物が本堂前に置かれていて針だけでなくハサミなども供養していただけるそう。この針供養は2月にも行われますが、12月には織姫の舞など多彩な催しがあるので、供養を兼ねて参加してみましょう。
虚空蔵法輪寺 針供養の詳細情報
嵐山 虚空蔵法輪寺
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12月13日から大晦日にかけて、六波羅蜜寺(ろくはらみつじ)で行われる年中行事のひとつ、重要無形文化財「空也踊躍念仏厳修(かくれ念仏)」。瓢箪や鉢を叩いて念仏を唱える「かくれ念仏」は、空也上人が発祥といわれています。口から仏様がでている空也像は、教科書で見たことがありませんか?
平安京では、仏教は貴族が教えの対象でした。それを民衆に教えを広めるため、市中を踊り、念仏を唱えたとされています。昼間だと、弾圧を受けるために日が落ちてからこっそりと念仏を唱えるようになったことで「かくれ念仏」と呼び名がついたそう。毎日夕方の16時から30分ほどかけて行われ、参拝者も一緒に念仏を唱えることができます(※31日は非公開)。
六波羅密寺にも寄って祈願。#ねむり姫 pic.twitter.com/siof97qGzA
— MidoriM(エム研/ハイカラ) (@nohohon_midori) 2016年7月2日
六波羅蜜寺の詳細情報
六波羅蜜寺
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五重塔で有名な東寺は、世界遺産登録もされている平安京の建造物。真言密教の寺院でもあり、独特な雰囲気が観光の魅力でもあります。毎月「弘法市」が21日に立ちますが、年始には『終い弘法』と呼ばれる最後の弘法市が立ちます。正月用品の商品も多く、骨董品や古着の着物がメインとなり、たくさんの人で賑わいます。
終い弘法にもなるとかなりの確率で掘り出し物がザクザク発掘できます。京都駅からも近いので、歩いてぶらぶらと回っても良いと思いますよ。午前中に東寺で終い弘法を楽しんでから、お目当てのスポットに回るのがおすすめです。
おはようございます!
— ゆうもちゃん (@yuumo_chan) 2016年12月22日
今年も残すところあと10日!お正月の準備はすすんでますか?
ゆうもちゃんは昨日、東寺さんの終い弘法に行ってきました。
餅花や葉牡丹、くわいに黒豆、すぐき、カレンダーなど、お正月を迎える品を求める人々で大賑わいでした! pic.twitter.com/SRXp6zLqPz
東寺(教王護国寺)の詳細情報
東寺 - 世界遺産 真言宗総本山 教王護国寺
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京都の大晦日は除夜の鐘ではなく、この「朮参り(をけらまいり)」が重要なんです! まず、12月28日に火種を起こす非公開の鑽火式が行われます。大晦日の15時から「大祓式」が行われ、除夜祭の祭典後に境内の朮灯籠(をけらとうろう)に「白朮火(をけらひ)」が移されます。
御神火である白朮火(をけら火)を参拝者は火縄に移して、縄の火が消えないように縄を回しながら自宅に持ち帰ります。この火は新年から1年、無病息災を願って神棚に飾ったり、この火で雑煮を炊いたりするんですよ。火を移した縄はお守りとして、台所に祀っておくそうです。
歩いて八坂神社で白朮参り。火縄振り回しつついま祇園。 pic.twitter.com/BcNSu8nBsD
— 千野 帽子『オリンピック』角川文庫発売中 (@chinoboshka) 2013年12月31日
八坂神社の詳細情報
八坂神社
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町北側625
- アクセス
- 1) 京阪祇園四条駅から徒歩で5分 2) 阪急河原町駅から徒歩で8分 3) JR京都駅から車で15分 4) 市バス「祇園」バス停から徒歩で0分
- 料金
- 自由参拝
八坂神社
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12月観光で年越しを京都でと考えているなら、八坂神社や伏見稲荷大社も良いのですが混み具合や移動を考えると「清水寺」に足を向けましょう。年があけた三ヶ日なら、伏見稲荷大社に初詣がおすすめです。
除夜の鐘を聞いたら、三年坂から二年坂と、ねねの道を抜けて八坂神社へと向かいましょう。京都を満喫できること間違いなし。年末観光を楽しむのなら、除夜の鐘は清水さんで静かに耳を傾けましょう。
清水寺の詳細情報
清水寺
- 住所
- 京都府京都市東山区清水一丁目294
- アクセス
- JR京都駅から市バスで15分
- 営業時間
- 6:00〜18:00 [夏]6:00〜18:30 (8月・9月)
- 料金
- 子供 200円 小中学生 大人 400円
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音羽山 清水寺
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京都・世界遺産“清水寺”の魅力を見落としていませんか?おすすめポイントを紹介
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師走だけあり、京都もバタバタとした雰囲気ですが中旬からは生活に密着した祭がとても多く、近年忘れがちな1年の振り返りを感じます。四季を大切にしてきた京都だからこそのお祭りなので、今年の年明けは京都で過ごす計画を立ててみてはいかがでしょうか。私達が知っている京都はほんの一部で、年を越す月にこそ日本の良き文化を感じる事ができるかもしれません。