ごめんでござる！手土産に最適な新正堂の「切腹最中」/新橋

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切腹最中を取り扱っているのは、「新正堂」。新橋駅から徒歩10分程の場所にある、老舗和菓子店です。大正元年(1912)に創業しました。

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お店は、名物の「切腹最中」にまつわる飾り物が豊富！！提灯や看板、大きなオブジェなど凝っています。

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こちらが、気になる「切腹最中」です！あんこがぎゅうぎゅうに詰まっていて、今にもあふれ出しそう。

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パッと見ただけですと、あんがぎっしり詰まっていますよね。実は、皮からはみ出るあんの中には秘密があるんです！！

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なんと中には、モチモチの求肥が！あんこだけでなく、求肥も詰まっているんです。この求肥によって、最中自体の甘さも控えめになり、さっぱりと食べられるんですよ。

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「新正堂」では、あんこにものすごいこだわりがあります。小豆あん、白あん、うぐいすあんなど、それぞれにこだわりの豆を使い、じっくり炊いていきます。入れる砂糖にもこだわっているので、最高の旨味が凝縮されています。

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最中にもこだわりがあります。こちらの最中は、とってもサクサク♪上顎にくっつきにくいんです。良いお米を使い、水分量を減らしているので、サクサク感がうまれるんです。

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店内には、「切腹最中の日」という記念日の登録証が展示されています。なぜ3月14日なのかというと、1701年3月14日に江戸城の廊下で浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が、吉良上野介(きらこうずけのすけ)に切りかかり、取り押さえられました。その日のうちに浅野内匠頭は切腹を命じられ、果てた日なのです。

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浅野内匠頭が切腹した場所、その辺りに建つのが「新正堂」なのです。ゆかりの地にちなんで、「切腹」という名前を入れたんですね。それにちなんで、この記念日が認定されたんです。

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なぜ、浅野が吉良に斬りかかったのかは諸説あり断定が難しいです。武士同士での喧嘩であったようで、その場合は「喧嘩両成敗」！浅野も吉良も切腹！となるはずだったのに、なぜか浅野だけが処罰を受けました。

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それに怒った浅野の家臣たちは、吉良邸に討ち入りをしたのです。これが、「忠臣蔵」と呼ばれる事件となりました。

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日興証券の支店長さんがお店にきて、部下が仕事でミスをしたので謝りに行く際の手土産を探しているといいました。その時に、店主が、「自分の腹は切れませんが、代わりにこれを･･･と言ったらどうです？」と「切腹最中」をすすめたんです。

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「お詫びの品」として持っていたところ、お客さんは笑って許してくれたそうです。それが評判となり、数々のメディアに取り上げられ、今では1日4,000個生産される人気商品となりました。

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行列ができるほどで、年の暮れには1日7,000個にもなるそうです。このネーミングにして、正解でしたね。

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縁起の良い小判の形！黒糖を使ったあんをいれた最中です。なぜ黒糖を使っているかというと、「黒字」にちなんでいるからだとか。まさに、景気回復のきっかけになりそうなお菓子です♪

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