函館大沼プリンスホテル

紅葉狩りに大沼公園に行くことになり、いろいろ調べた結果、JALダイナミックパッケージで函館大沼プリンスホテルがいいなという事になりました。ホテルの敷地内に小さな池の周りを20～30分で散策できる小径もあり、ホテル周辺でも紅葉を楽しむ事が出来ました。
露天風呂も目の前に小さな池があり、夜はその周辺の木々に部分的に照明が設置されており、素晴らしい紅葉を堪能しました。

露天風呂からの長めです。

全国に多数の施設を構えていたプリンスホテルもビックボスの堤義明氏の凋落後、施設の売却が進み、その中でもグループの施設として残された一つ、っていうのに感慨を持つのはそこそこの年の人か。日本有数のスキー場を持つニセコ東山が売却されて、ここが残ったのはゴルフ場が併設されていて夏場でも客数が見込めたからかなと思う。函館七飯にかつてグループの所有していたスキー場は経営が移った今も健在だが、ホテルからはだいぶ距離がある。北海道の最南部で函館から近い観光地でゴルフをしない人でもホテル敷地を使ったセグウェイツアーや、大沼周辺でのカヌーや乗馬などのアクティビティの拠点として他にあまりこの規模のリゾートホテルが少ないので利用価値は高い。
ホテル自体は４階建てと低層なので、横に広がった建物ではあるが、使い勝手はよい。エレベーターも待たずに乗れ、あまり人が密になることもない。朝食会場は７時の開始時間に行くとそこそこの行列になっていた。会場は広く、ビュッフェ形式もそれぞれ小分けされており、衛生的にも問題ないだろう。温泉はそれほど大きくないが、池に面した露天風呂は景色も美しい。プリンスホテルらしくコンビニがあるのも車なしではちょっとした買い物が難しい環境のホテルとしてはよい点。今回はgo-toトラベルや七飯町の配布する商品券などでだいぶお得に利用させてもらったので点数はちょっと甘めかもしれない。周辺はゴルフ場として開拓されているが、残っている森はほぼ原生林だという。

紅葉の真っ盛りに１泊しました。
森の中に佇む建物は、まさに紅葉をまとったという表現がピッタリ！
部屋の窓いっぱいに広がる紅葉、お風呂（特に露天風呂）からも、目の前の沼にライトアップされた紅葉が映り込み、湯けむりの中の幻想的な景色に息をのみます。

更に美しいのは、レストランからの夜景。
お風呂は１Fにありますが、レストランは３F。同じ景色ですがレストランの方が上から見るので、ライトアップされた景色がより水面に反射して綺麗です。
こんな素晴らしい景色の中でお食事ができ、感激のため息しか出ませんでした♪

勿論お料理も美味しかった！
夜はコース料理、朝食は広い会場でソーシャル ディスタンスを取りながら頂きましたが、どれも美味しかったです。
特にイカの塩辛（みたいな）が美味しく、販売されていないか聞いてみたくらいです。残念ながら購入は出来ないとの事。

お部屋は清潔で綺麗です。窓が広いので明るく、紅葉した樹々と駒ケ岳が見えます。
またバス・トイレとは別に、部屋側にも洗面所があるので便利でした。

「森のさんぽ道」という、一周2〜30分ほどの池を巡るお散歩コースもあります。
朝「挽きたて珈琲セット」をお願いすると、散歩の途中で暖かいコーヒーが飲める様です。今回は体験出来なかったので次回は是非体験したいと思います。


今回、Go to〜割、地域クーポンの他に「アップルクーポン」というのも頂けて
（１泊１人3,000円）お得に泊まれました。
翌日から２連泊した大沼駅近 ☆５のホテルより雰囲気が良かったので、こちらを２連泊すれば良かったと思えるほどでした。

絶景！レストランからの眺め

部屋からの眺め

頂いたアップルクーポン（１泊につき \3,000/1人）

大浴場からのぞむ湯けむりの中の紅葉