2016年04月05日
日本橋「芋屋金次郎」で揚げたての芋けんぴを食べましょ
高知県の郷土料理である「芋けんぴ」。細長くカットし甘くコーティングされた芋けんぴは、一つ食べると止まらなくなってしまう美味しさです。その芋けんぴの揚げたてが食べられるお店をご存知ですか?高知に本店がある「芋屋金次郎」では、カリカリの揚げたて芋けんぴを食べることができ、その支店が日本橋のコレド室町にあります。
芋けんぴの「けんぴ」とは何だろう?と思ったことはありませんか。諸説ありますが、その固さから「堅干」と書いたり、原材料が小麦粉に砂糖なので、昔であれば栄養豊富な食べ物だったため「健肥」という字が充てがわれることもあります。芋けんぴを美味しく食べるなら、やはりカリカリホクホク感を楽しみたいもの。そこで、揚げたてを提供しているという日本橋の「芋屋金次郎」に注目してみました。
創業昭和27年という「芋屋金次郎」の本店は、高知県高岡郡日高村にあります。四国には高知県内にもう一店舗、そして香川県にも二店舗あります。四国以外で揚げたての芋けんぴが食べられるのは日本橋だけなのです。お店の名前は創業者である澁谷金次郎氏の名が用いられています。
芋けんぴの材料は芋・砂糖・油と何ともシンプルなもの。そのため材料の質の良さが、仕上がりに大きく反映されるのです。芋は鹿児島県大隅半島シラス台地で栽培されており、油はなたねと米の独自ブレンドとなっています。さらに砂糖はグラニュー糖を溶かしたものなのですが、その製法は企業秘密というから相当なこだわりようです。味付けで使用される黒胡麻や黒糖に天然塩も、自然素材が用いられています。
コレド室町に行くと芋屋金次郎の芋けんぴやおさつチップスを買うのが好きなのだけど、原材料がさつまいも、砂糖、油と潔すぎて震える。
— おりが (@origa_y) 2015, 11月 29
東京都中央区日本橋において、2010年に誕生した商業スペース「COREDO室町」。複数のビルの総称となっており、「芋屋金次郎」は室町古河三井ビルディングというビル「コレド室町2」に入居しています。JR総武線・新日本橋駅からは直結しており、東京メトロ銀座線・半蔵門線の三越前駅からも近いです。
日本橋 芋屋金次郎 | ギフト販売・揚げたて芋けんぴの芋屋金次郎
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お店の前はガラス張りになっており、芋けんぴを揚げている姿を見ることが可能です。外観もシックな装飾となので、創業27年のお店が本店だという重厚感が漂います。芋けんぴを調理しているところを見るのは初めて、という人もいるのではないでしょうか。
以前、お客様に買って来て頂いて、美味しかった日本橋だけの揚げたて芋けんぴ。忘れられなくて東京からの帰りに寄り道しました!硬いけど、硬すぎないのがいいですね????#芋屋金次郎#日本橋 pic.twitter.com/3hvBlug2hV
— Texasmuffin mohican (@mohican_muffin) 2015, 7月 31
この段階だと、ポテトフライを揚げているようにも見えますね。お店も目につきやすい場所にあるため、実演販売を見ているような感覚で、ついつい立ち止まってしまうお店です。
I ❤️ 芋けんぴ❗️
#芋屋金次郎 #芋けんぴ pic.twitter.com/gSTNmXzdnk
— rieko (@Die_Faden) 2015, 11月 12
「芋屋金次郎の基準」では、揚げてから十二時間以内を揚げたてと定義しています。実際に食べてみた人の意見だと、少し時間をおいた方がカリカリ感が出るという声もありました。ちなみに日本橋店限定でオリーブ油が配合されており、油っぽさはなく後味はサッパリとしています。パッケージもさつま芋の皮のような色をしています。
ポップコーンのように、目の前でできあがっているイモけんぴを袋に詰めてくれます。出典:『優しい甘さのイモけんぴ、一袋500円也。』by kokonoe : 芋屋金次郎 日本橋店 - 三越前/和菓子 [食べログ]
イートインスペースは設けられていませんが、コレド室町に設置されているベンチで食べたり、時には食べ歩きというのも楽しそうです。日本橋周辺には多数の観光地があるので、おやつタイムに立ち寄るのも良いですね。
今日は、東京国立近代美術館で藤田嗣治さんの絵を観てから、皇居のお庭をお散歩して、芋屋金次郎で、揚げたて芋けんぴを買って、満足しながら帰っているところだよ( ^ω^ )????
— miemon (@miemon_) 2015, 12月 6
何と芋けんぴにチョコレートをかけた「チョコがけけんぴ」という商品もあるのです。チョコが溶け出してしまう夏を除き、10月から5月限定での発売となります。ビターチョコ味にはクーベルチュールチョコレートが使用されているなど、チョコレートにもこだわりを見せる「芋屋金次郎」です。
芋けんぴだけでなく、芋チップや芋せんべいを購入することも可能です。さらにソフトクリームまで用意されているというから驚きです。牛乳と紫芋のミックスソフトクリームであり、甘さが見事にコラボレーションした逸品です。
紫芋の濃厚な味と牛乳ソフトクリームの味がマッチしていて紫芋と牛乳ソフトのミックスだったので濃すぎずいい加減な味わいでした。長いいもけんぴが1本ついていて嬉しかったです。出典:『いもけんぴ好きにはたまらない♡』by ぶうぶう1124 : 芋屋金次郎 日本橋店 - 三越前/和菓子 [食べログ]
アイスもとっても美味しかったのであります。
#芋屋金次郎
#できたて pic.twitter.com/6j6MnC9jwR
— bot。 (@gracefully333) 2015, 8月 23
日本橋周辺や四国に住んでいない…でも「芋屋金次郎」の芋けんぴを食べたい!という人に朗報です。実はインターネット通販でも購入することが可能であり、人気の芋けんぴを自宅で味わえます。揚げたてという訳にはいきませんが、それでも一度は食べてみたい芋けんぴです。
芋屋金次郎オンラインショップ
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「芋屋金次郎」の定休日等はコレド室町に合わせているため、意外と遅い時間まで営業しています。そのため、会社帰りや飲み会の帰りに立ち寄ることも可能であり、建物のライトアップや夜景を眺めながらお店を訪れてみて下さい。
芋屋金次郎 日本橋店の詳細情報
芋屋金次郎 日本橋店
三越前、新日本橋、日本橋 / 和菓子、ジェラート・アイスクリーム
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町2-3-1 コレド室町2 1F
- 営業時間
- [月] 11:00 - 20:00 [火] 11:00 - 20:00 [水] 11:00 - 20:00 [木] 11:00 - 20:00 [金] 11:00 - 20:00 [土] 11:00 - 20:00 [日] 11:00 - 20:00
- 平均予算
- ~¥999
- ~¥999
砂糖と芋の甘さが、ホッコリとした気分にさせてくれる「芋けんぴ」。緑茶はもちろんのこと、紅茶やコーヒーとの相性も良いというから不思議です。「芋屋金次郎」の芋けんぴや芋チップ、そしてチョコがけけんぴなどを、3時のおやつにいかがでしょうか。贈り物やお持たせとしても最適です。