2016年04月09日
日本橋グルメで老舗の味は外せない!創業100年以上の名店8選
日本橋に来たら、江戸や明治の頃から続く伝統の味を一度は食べておかないと!うなぎにそばに、寿司に天ぷら。江戸の城下町として全国から物が集まり、人々が行き来し、商業の中心として栄えてきた日本橋には、日本の食文化の歴史を今に伝える老舗が点在しています。東京に住んでいるなら、一度は訪れたいお店。また、東京へ旅行に来た方には是非立ち寄ってほしいお店です!日本橋で100年以上続く老舗の中で、特にオススメのお店を集めました。
華のお江戸・日本橋は、日本の主要街道の終着地として、全国から沢山の人と食材が集まる食文化の中心地でした。今から400年前、日本橋の川岸には幾重にも魚河岸が軒を連ね、そのため鮮度のいい魚が手に入る町として、多くの料理屋が誕生しました。今に受け継がれる伝統の味。江戸前のうなぎ、寿司、天ぷら、そばなどから、100年を超える老舗の味を紹介します。
創業200年。進化を続けるうなぎの名店
うなぎの老舗中の老舗「うなぎ割烹 大江戸」。1800年に創業した200年を超えるうなぎの銘店です。10代目主人・涌井浩之氏は代々続くうなぎの味を後の世代に残せるように、時代にマッチした進化を続けています。現代人は疲れているから甘めのタレが好みだとか。ふっくらとした蒲焼の身がお重いっぱいに敷き詰められるうな重は贅沢な味わいです。
名物「いかだ」は脳裏に焼きつく味
馥郁(ふくいく)たる香りにカリッとした皮……ふっくらとした身が口に入れるまで崩れないのは新鮮なうなぎを使っている証拠ではないでしょうか。土曜日限定の名物「いかだ」は、開いたうなぎを半分に切らず、そのまま並べた様がいかだに似ていることから名づけられたそうです。
うなぎ割烹 大江戸の詳細情報
うなぎ割烹 大江戸
新日本橋、小伝馬町、三越前 / うなぎ、日本料理
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町4-7-10
- 営業時間
- [月] 11:00 - 22:00 [火] 11:00 - 22:00 [水] 11:00 - 22:00 [木] 11:00 - 22:00 [金] 11:00 - 22:00 [土] 11:00 - 21:00 [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
- ¥10,000~¥14,999
うなぎの素材選びからこだわりを持つ老舗の蒲焼
うなぎ蒲焼割烹「高嶋屋」。創業から130年。明治8年から変わらぬたれが蒲焼の香ばしさを引き立てます。全国で30数件のうなぎ店でしか食べられない、大切に育てられた大井川ブランド「井水鰻」を使用しています。紀州備長炭で焼き上げられた蒲焼はあっさりとした味わいの中にうまさが凝縮された逸品です。
色つやが見た目にも美味しさを予感させます
高嶋家の詳細情報
高嶋家
小伝馬町、人形町、三越前 / うなぎ、鍋、焼き鳥
- 住所
- 東京都中央区日本橋小舟町11-5
- 営業時間
- [月] 11:30 - 14:00(L.O. 13:45) 17:00 - 21:30(L.O. 21:00) [火] 11:30 - 14:00(L.O. 13:45) 17:00 - 21:30(L.O. 21:00) [水] 11:30 - 14:00(L.O. 13:45) 17:00 - 21:30(L.O. 21:00) [木] 11:30 - 14:00(L.O. 13:45) 17:00 - 21:30(L.O. 21:00) [金] 11:30 - 14:00(L.O. 13:45) 17:00 - 21:30(L.O. 21:00) [土] 11:30 - 14:00(L.O. 13:45) [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥5,000~¥5,999
- ¥5,000~¥5,999
創業130年を超える老舗の江戸前寿司を食す
これぞ江戸前寿司。創業明治12年(1879年)、「吉野鮨本店」は創業以来江戸前の流儀にこだわり、寿司職人が手間を掛けて丹念に仕上げた寿司を提供しています。まぐろの脂身であるトロを最初に利用したお店として知られています。寿司が元来庶民の食べものであることを忘れずに、お手頃な価格で伝統の江戸前寿司が味わえるのも魅力です。
寿司職人の仕込みがものをいう江戸前寿司
毎朝河岸でネタを選び、丁寧に仕込んだ寿司は、「美しさ」も楽しんでもらいたいとの心を込めて握られています。酢飯にもこだわったお寿司を是非堪能してください。
吉野鮨本店の詳細情報
吉野鮨本店
日本橋、京橋、宝町 / 寿司、海鮮
- 住所
- 東京都中央区日本橋3-8-11 政吉ビル 1F
- 営業時間
- [月] 11:00 - 14:00(L.O. 13:45) 16:30 - 21:30(L.O. 21:00) [火] 11:00 - 14:00(L.O. 13:45) 16:30 - 21:30(L.O. 21:00) [水] 11:00 - 14:00(L.O. 13:45) 16:30 - 21:30(L.O. 21:00) [木] 11:00 - 14:00(L.O. 13:45) 16:30 - 21:30(L.O. 21:00) [金] 11:00 - 14:00(L.O. 13:45) 16:30 - 21:30(L.O. 21:00) [土] 11:00 - 14:00 [日] 定休日 [祝日] 定休日 ■ 営業時間 [土]なくなり次第終了
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥3,000~¥3,999
- ¥15,000~¥19,999
老舗の寿司店はシャリにも伝統の味が受け継がれています
明治22年創業。120年の歴史を持つ老舗寿司「蛇の市 本店」。文豪・志賀直哉が通い続け、屋号の「蛇の市 本店」を命名しました。シャリに砂糖を使わず、酢と塩だけで味を調えあとは煮切りで調節する、蛇の市本店ならではの伝統の味です。
江戸の気風がお店に溢れています
今では「日本橋でお寿司」と言うと敷居が高いイメージがします。でも江戸時代のお寿司は、屋台で出される庶民の食べ物でした。その江戸の風俗を守るように、こちらのランチは1000円~食べられます。厳選された日本酒が、常時30種程度置いてあるので、夜の会席もオススメです。
蛇の市 本店 (じゃのいち) - 三越前/寿司 [食べログ]
閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
日本橋でそばを作り続けて140年
明治5年(1872年)創業の日本そば「室町砂場」は5代受け継がれた名店。そのそば作りの伝統と味はまさに、日本橋食文化の象徴です。名落語家・古今亭志ん朝の行きつけで、そばの前にまず一杯。つまみを1~2品。ほどよく体が火照ってきたところでそばを食する。こんな江戸町人の粋な風景が今もこの店に息づいています。
喉越しがたまらない室町砂場のそば
今では馴染みのある『天ざる』や『天もり』はこちらの「室町砂場」が発祥です。胡麻油100%で揚げられた天ぷらは、濃いめのつゆに入れた状態で出てきます。のど越しの良いざると、香り高いもりの二種類の江戸前そばが食べられます。
室町砂場 日本橋本店の詳細情報
室町砂場 日本橋本店
新日本橋、神田、三越前 / そば
- 住所
- 東京都中央区日本橋室町4-1-13 砂場ビル
- 営業時間
- [月] 11:30 - 21:00(L.O. ドリンク20:00) [火] 11:30 - 21:00(L.O. ドリンク20:00) [水] 11:30 - 21:00(L.O. ドリンク20:00) [木] 11:30 - 21:00(L.O. ドリンク20:00) [金] 11:30 - 21:00(L.O. ドリンク20:00) [土] 11:30 - 16:00(L.O. 15:30) [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
そばの香りを大切に手打ちそばを作り続けています
薮そばの本流を受け継ぐ「薮伊豆総本店」は創業は明治15年(1882年)。香りをそこなわないよう朝夕と1日2回、石臼で挽いたそば粉を使用しています。だし汁も手打ちのそばに合うものを造るこだわりがこめられています。庶民が気軽に食べたそば文化を先代から受け継ぐ、店主の思いが伝わる美味しさです。
代々受け継いだ薮そばの味を堪能できます
創業当時から伝えられてきたそば職人の技が堪能できます。歯切れのいいそばと相性が抜群のつゆの組み合わせはのど越しさわやか。
薮伊豆総本店の詳細情報
薮伊豆総本店
日本橋、茅場町、宝町 / そば、天ぷら
- 住所
- 東京都中央区日本橋3-15-7
- 営業時間
- [月] 11:15 - 14:30 17:15 - 20:15 [火] 11:15 - 14:30 17:15 - 20:15 [水] 11:15 - 14:30 17:15 - 20:15 [木] 11:15 - 14:30 17:15 - 20:15 [金] 11:15 - 14:30 17:15 - 20:15 [土] 11:30 - 14:30 17:15 - 19:30 [日] 定休日 [祝日] 11:30 - 14:30 17:15 - 19:30 【10月〜11月の営業のご案内】 10/14(月祝)休業 10/21(月)〜23 (水)臨時休業 11/4(月祝)休業 11/11(月)臨時休業 11/23(土祝)営業致します
- 定休日
- 日曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
老舗の作るカレーそばが絶品です
明治35年創業のそば老舗「日本ばし やぶ久」は創業時から日本橋の同じ場所で店を構え続ける数少ないそば店です。そばは香り豊かで、切れにくくのどごしの良さが特徴です。厚切りの本枯節と宗田節をふんだんに使用した濃厚なつゆがそばの旨さを存分に引き出してくれます。
やぶ久ならではの外二そば
よく耳にする「二八そば」より、そば粉の使用量が多い外二そばは、それだけ風味豊か。そば本来の豊かな香りと、切れにくくのど越しのいいそばを楽しくことができます。北海道産の最高級のそば粉をはじめ、厳選された素材でつくった本物の味を堪能できます。
日本橋 やぶ久の詳細情報
日本橋 やぶ久
日本橋、三越前、東京 / そば、日本料理、鍋
- 住所
- 東京都中央区日本橋2-1-19
- 営業時間
- [月] 11:00 - 16:00(L.O. 15:20) 17:00 - 22:30(L.O. 22:00) [火] 11:00 - 16:00(L.O. 15:20) 17:00 - 22:30(L.O. 22:00) [水] 11:00 - 16:00(L.O. 15:20) 17:00 - 22:30(L.O. 22:00) [木] 11:00 - 16:00(L.O. 15:20) 17:00 - 22:30(L.O. 22:00) [金] 11:00 - 16:00(L.O. 15:20) 17:00 - 22:30(L.O. 22:00) [土] 11:00 - 16:00(L.O. 15:30) 17:00 - 21:30(L.O. 21:00) [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥5,000~¥5,999
胡麻油で揚げる日本橋老舗の天ぷら
明治18年初代奥田茂三郎は日本橋に屋台を創業。120年を超える「てん茂」は日本橋では数少ない老舗天ぷらのお店です。江戸前の魚介や季節の野菜を、創業以来胡麻油で揚げるこだわりを今も引き継いでいます。戦後に建てられた木造建築のお店は、今も昭和のレトロな雰囲気を保っています。
サクッとした歯ごたえが職人技
季節の味覚がそろった江戸前天ぷら。地産地消に取り組むお店にのみ許された「とうきょう特産食材使用店」に登録されています。「てん茂」では東京都青ヶ島産の塩や寺島ナス・馬込半白(まごめはんしろ)キュウリなどが味わえます。
てん茂の詳細情報
てん茂
新日本橋、三越前、神田 / 天ぷら
- 住所
- 東京都中央区日本橋本町4-1-3
- 営業時間
- [月] 12:00 - 14:00 17:00 - 20:00 [火] 12:00 - 14:00 17:00 - 20:00 [水] 12:00 - 14:00 17:00 - 20:00 [木] 12:00 - 14:00 17:00 - 20:00 [金] 12:00 - 14:00 17:00 - 20:00 [土] 12:00 - 14:00 [日] 定休日 [祝日] 定休日
- 定休日
- 日曜日、祝日
- 平均予算
- ¥15,000~¥19,999
いかかでしたか?100年を超える日本橋老舗の味。激動の時代をくぐりぬけ、代々受け継がれた技と味を伝え続けています。素材にこだわり、昔ながらの手間を惜しまず守り続ける老舗店の味を是非お楽しみください。