10種類の福のご利益がある！京都の「出世稲荷神社」に行こう♪

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2012年7月に千本旧二条より大原に移転してきた「出世稲荷神社」。出世稲荷神社は、公家や大名の上流階級の方々や、庶民に至るまで、さまざまな方に福を授ける神様として信仰され、江戸時代には300本以上の鳥居があったと言われています。

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出世稲荷神社は、豊臣秀吉が自身の邸宅・聚楽第に勧請した稲荷神社で、農民から天下人へと出世した秀吉の功績にちなみ「出世稲荷神社」と名付けられたことから歴史が始まります。しかし、そんな由緒ある神社も時代の流れには逆らえず、財政難の危機に陥り、移転を余儀なくされました。

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こちらは移転前の出世稲荷神社となります。移転前にあった場所は映画の町として栄えていて、日本映画の父とも言われる牧野省三、日本初の映画スターである尾上松之助が寄進した鳥居もありました。

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財政難の危機に陥りながらも、存続する道を選んだ「出世稲荷神社」。場所を大原へと変え、移転前とは雰囲気が異なりますが、社殿をはじめとする鳥居や狛犬、雲龍図など、移転前にあった出世稲荷神社の象徴は一緒に移されていますので安心して下さい。

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移転したことにより参拝客が以前より増え、節分祭では参道で豆まきが行われ、参拝客の列が出来たそうです。

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参道を登って行くと、以前の神社にあった石柱や鳥居がお出迎え。以前の出世稲荷神社を訪れたことがある方は、格別の思いがあるのではないでしょうか？

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出世稲荷神社は10種類もの神徳があるとされています。出世以外の福もいろいろとありますので、ぜひ参拝してみてはいかがでしょうか？

【10種類の福をご紹介】
1,開運出世
2,衣食住
3,地位名望
4,衆人愛敬
5,農工商その他一切の生業に大繁栄
6,延命長寿と病気平癒
7,千客万来
8,武運長久
9,善知識
10,金銀財宝

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参拝後はお守りや御朱印を戴くために社務所に立ち寄りましょう。以前とは雰囲気が異なるでしょうが、いい味を醸している建物です。

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参拝客に絶大な人気を誇る「出世鈴」。白地の鈴に赤字の出世の文字が可愛らしい♪二対になっているのは、神様と自分に出世を誓うことから来ているそうです。秀吉の出世話はとにかく有名で、その出世にあやかろうとこの鈴を求める人が全国から押し寄せるほどの人気があったので、出世稲荷神社を参拝される際は忘れずに購入しておきましょう。

出典：toshiakiさんの投稿

出世稲荷神社へ行くなら、公共交通機関を利用するのがおすすめです。

京都駅から京都バスに乗車。C3乗り場から17系統大原行きに乗り、大原バス停で下車し、そこから徒歩で約10分。

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お車で訪れる場合は、神社に駐車場がないので、近隣のコインパーキングをご利用ください。