2017年08月15日
大相撲の観戦に行こう!チケットの取り方&席の種類をご紹介!
人気が高まり盛り上がる大相撲。生で見ると一段と迫力があります。そんな大相撲は実際に観戦するのがおすすめですが、それにはやっぱりチケットが必要!ということで、大相撲観戦初心者でも安心のチケットの取り方をご紹介します。チケットの種類、席の種類もいろいろとあるので、「どこで見るのがおすすめなんだろう…?」という疑問にも全部お答えしちゃいます!
2017年には新横綱・新大関が誕生し、若手力士の活躍などで「土俵の充実」がすすみ、元来の相撲ファンだけでなく新しいファン層も魅了している大相撲。人気がアップしていき、テレビなどのメディアやSNSでも取り上げられる機会が増え、相撲に興味を持ち本場所や巡業に足を運ぶ人が増えています。
そんな人気もあり、チケットの入手が難しくなっている大相撲。こちらでは席の種類やチケットの取り方をご紹介します。初めて行く人でもその種類の多さがわかりますよ!
大相撲が開催される会場は土俵を中央にし、土俵を囲むように座席が配置されているという構造です。座席の方向は、正面(しょうめん)・向正面(むこうじょうめん)・東(ひがし)・西(にし)の4方面あります。
正面側はテレビで見る角度と同じ側で、普段から見慣れている相撲の模様を実際に感じられるので、初心者にはぴったりです。向正面は正面側の向かい側、行司さんの背中側から相撲を見る形になります。行司さん目線で勝負の行く末を見届けるのもおすすめです。
東・西側ともに正面側から見ると側面側ということになります。土俵上の力士の背中と正面側なので、力士の表情やしぐさなどを特に見ることができる場所です。テレビでは見ることができない表情もばっちり見られて、新たな相撲の魅力を見つけられる席とも言えます。
座席の位置にも種類がいくつかあります。両国国技館は1階、2階に座席があり、土俵の一番近くから溜席(たまりせき)・マス席・イス席となっています。
土俵に最も近い場所で相撲を見ることができる溜席、通称「砂かぶり」と呼ばれている席です。座布団1枚分が1人分のスペース。メリットはいちばん土俵に近い場所でド迫力で取組を楽しむことができる点です。座席での飲食、写真撮影、携帯電話使用ができず、土俵から落ちてくる力士にぶつかってしまうかもしれないので気をつけましょう。
マス席は1階の溜席の後ろから続く場所に、鉄パイプで区画ごとに区切られたスペース(マス)を利用できる席です。靴を脱いでマス内に入って座ります。飲食や写真撮影もできるので、取組を楽しみつつも食事などもできて1日中過ごせる席です。
マス席は前から1~8列目が「マス席A」、9~12列が「マス席B」、12~15列が「マス席C」と設定されています。また、マス席は基本的に4人用ですが、ほかに1~6人席がそれぞれ設定されているので、いろいろな人数で楽しめます。(上記画像は1人マス席)
4人用のマス席を2人で使用できる「特別2人用マス席」は、知る人ぞ知る人気の席のひとつ。ゆったりと足をのばして観戦できるのが最大のメリットです。デメリットとしてはマス席B、Cのそれぞれ最後列に設定されている席のため、より前で見たい人には不向きとも言えます。
マス席ではファミリーやシニアを対象とした、割安や6人マス席の設定があります。家族みんなでお得に大相撲を楽しむにはぴったりの座席です。
イス席は国技館2階席すべての座席をさします。1階席に比べると土俵からは離れていますが、土俵を上から見るという普段とは違う雰囲気を感じることができます。また、料金がおとくな点もメリット!
イス席は前から1~6列目が「イスA」、7~11列目が「イスB」、12,13列目が「イスC」と設定されており、料金とシート形状が違います。イスAはゆとりあるイスと背もたれに小さめのテーブルがついているので、ちょっとした飲食が気軽にできます。イスB、Cとなるにしたがってイスのグレードが変わり、テーブルがつかないものになっています。そのぶん料金がリーズナブルなのがメリットです。
2階席の最後列、14列目は「自由席」として設定されています。チケットは取組当日に販売されます。大人は2,200円、4歳〜15歳までが200円ということで非常にリーズナブルなのが最大のメリットです。最近の相撲ブームによりチケットを求めるために発売時間前から多くの人が並んでいる状況のため、入手困難な状況になっています。
1場所15日間、同じ席のチケット「通し券」は知る人ぞ知る人気チケットです。席種はイスBで、気軽に毎日大相撲を楽しめる相撲大好きな人にはぴったりなものです。
マス席同様イス席にもファミリー・シニア席の設定があります。イス席Bで4人でお得なチケットが販売されているので、気軽に家族で大相撲を楽しみたい人にはぴったりです。
マス席(おもに4人マス席)には親方や力士と記念撮影、赤ちゃんと一緒に記念撮影などといったオプションがついたチケットが販売されています。価格は通常の席と同額であることがほとんどですが、日にちに限定があったり、日程などにより撮影できる親方や力士が違うという点が注意点です。また、非売品グッズなどが入ったおみやげセットがついた「お楽しみ袋付き」チケットもあるので要チェックです。
<明日より、大相撲九月場所前売り開始!>新発売の「赤ちゃん抱っこと撮影4人マスC席」は関取に赤ちゃんを抱っこしてもらえる入場券!ご家族で記念撮影も。https://t.co/ulnRRl0I85 #sumo pic.twitter.com/wz8TIZ3uSb
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) 2016年8月5日
当日にお茶屋さんやおみやげ屋さんで直接おみやげやお弁当を購入することができますが、事前に予約しておくことも可能。観戦に集中したい場合や混雑を回避したい場合などにおすすめです。インターネットや専用の電話で予約できます。
国技館で開催される大相撲の切符販売致します。「相撲案内所」
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2017年よりチケットの窓口での一般発売は行われなくなり、インターネットと電話でのチケット販売のみになりました。「チケット大相撲」のHPまたは専用ダイヤルや、各種チケットプレイガイドが取り扱いをしています。一般発売の前に「チケット大相撲」では先行販売がおこなわれ、一部のチケットは先行販売のみというものもあるので、日程など早めにチェックしておくことをおすすめします。
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各旅行会社が催行する「大相撲ツアー」を申し込むというチケットの入手方法もあります。「大相撲ツアー」とは行き帰りの交通や食事やおみやげなどもセットになったものです。少し割高ですが、はじめての大相撲観戦などにはおすすめです。
相撲ブーム再来!両国国技館のお土産とお楽しみポイント♪
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いかがでしたか?大相撲観戦の座席にはいろいろな種類があり、席によってさまざまな楽しみ方ができます。現在はチケットを入手するのは非常に困難ですが、こちらを参考にしてぜひ大相撲観戦デビューに役立ててください!