2017年08月21日
9月は横田基地へ!『日米友好祭・フレンドシップフェスティバル』の見どころ紹介
普段なかなか入れない米軍基地に2日間だけ立ち入るのが許される『横田基地日米友好祭(YOKOTA AIR BASE JAPANESE-AMERICAN FRIENDSHIP FESTIVAL)』。米軍と自衛隊による航空機の展示のほか、音楽などエンターテイメントステージや、パラシュートの降下イベントなどが用意されています。そして日曜日には打ち上げ花火が。もちろん、アメリカグルメや雑貨などの販売も!見どころが盛りだくさんの横田基地日米友好祭をご紹介します。
今年も9月中旬に開催される日米友好祭、普段の生活ではなかなか米軍基地に入ることは難しいので、一部だけでも入ることができるこのイベントは飛行機好きだけでなくても、足を運んでほしい!
16歳以上は国籍が確認できる「写真付き身分証明書」の持参を忘れずにしてください。マイナンバーカード、写真付の住民カードでも可能。持ち物検査も実施されます。大きな手荷物は持ち込み禁止なので、ご注意を。
※ほかにも、持込規制があるので、公式サイトでぜひ確認を!そして、軍服では入場できません。迷彩柄には気をつけて。
例年9月中旬に開催されるので、まだまだ暑さの厳しいころ。会場は航空機の誘導路として使用されている場所なので、足元はコンクリート。とくに晴れた日はともかく暑い!屋根があるところは、屋内ステージとして使用される格納庫のみ。飲食ブースの一部でテントを用意してくれていれば、ラッキーなぐらい日陰は少ないので、天候によって暑さ対策は必須です!
米軍基地に入る機会も少ないのに、さらに輸送機内に入れるチャンスでもある友好祭。コックピットは、ほんの数人しか入れないため、見学するまでに時間がかかります。
約15万人もの入場者数を誇るイベントでもあるだけに、もちろん食事の購入も並びます。熱中症にならないためにも、水筒やソフトドリンクのペットボトル飲料の用意はしておいてください。なお、アルコール飲料は持ち込み出来ません。ビールは売店で購入できます。
ゲートから会場に向かう途中、地上展示エリアの近くなど、数か所に簡易トイレが用意されています。
地上展示の内容は毎年変わりますが、在日アメリカ軍をはじめ、在韓米軍、陸海空の自衛隊からも輸送機や、最新鋭の戦闘機が展示されます。
展示されている機体によっては、機内公開や操縦席に座れるものもあります。ただし、基地に着いた時間によっては並びます。ともかく並びます。やっと順番が回ってきたときに座った操縦席から見る景色は最高ですが、朝一番に訪れるのをおすすめします。
オスプレイが展示されたときもありました。機内公開時には、とても長い行列ができ、3時間待ちだったとも。
コックピット見学列に並べば、必然的に機内を通るので、さまざなものを見ることができます。なお、照明が消えたら、送風機も止まります。機内の温度が上がるので気をつけてください。
米軍の戦闘機前にはパイロットがポーズをつけてくれて、撮影もできます。基地内を歩いているパイロットや軍人さんも、写真撮影のお願いをすると気軽に応じてくれる場合もあるので来場記念にぜひ!
“友好”が目的のお祭りなのでアクロバット飛行は行われていませんが、パラシュート降下が楽しめます。時間を気にしておかないと、機内を見るための行列中に終わってしまうこともあるので、事前に確認してください。
Tシャツなどの記念グッズの販売も行われています。横田基地のオリジナルグッズをぜひ!
機内公開している輸送機や、地上展示されている機体のそばでも、それぞれの部隊によるオリジナルグッズが販売されているので、こちらも要チェック!部隊によってシンボルマークが違うので、見比べてみるのも楽しいですよ。
日曜日の夜には、友好祭のフィナーレに花火が打ちあがります。約20分ほどの打ち上げ花火なので、見終わってからゆっくり帰ってもいいし、混雑する前に少しずつ帰りながら見るのも手です。基地内で見る場合は、レジャーシートなど敷物を用意しておくのをおすすめします。
格納庫と野外にステージが用意され、ロックをはじめ、さまざまなアーティストやダンスパフォーマンスが開催されます。厳しいオーディションを勝ち抜いた出演者のステージも必見です。
友好祭での楽しみといえば、アメリカフードの数々。ビックサイズのステーキ、ハンバーグ、ホットドッグ、パンケーキなど、さまざまな料理が並びます。お店によって同じステーキでもサイドメニューが違ったりするので、見比べてから購入がおすすめ。ほかにも、焼きそばなど、定番の屋台グルメもありますよ。
食事を購入した人向けにテーブルやイスを用意してくれるブースもありますが、そう数は多くありません。レジャーシートなどの敷物の持参しておくと楽です。ただし、晴れた日には、熱をもったコンクリートの上に敷くことになるので、タオルや小さな座布団があると便利です。
アメリカといえば、冷凍食品が豊富ですよね。なかでも、手軽な冷凍チーズケーキはおすすめ。1ピースでも購入できるので、味を確かめてからホール買いを。ジャンクフードの定番、ポテトチップスもお土産にぴったりな小袋の詰め合わせで販売されています。
MONSTERやゲータレードなど、アメリカのエナジードリンクも販売されています。しかも日本未発売のもの!小銭の用意をしておいたほうが無難です。ゲータレードは格納庫の売店などで売られています。
横田基地だけ楽しむのではなく、国道16号線沿いにある「福生ベースサイドストリート」もオシャレなショップやレストランがあるので、ぜひ帰りに寄り道しながらどうぞ。
入場できるゲートは「第5サプライ(牛浜)ゲート」のみ。JR青梅線の牛浜駅から徒歩で約10分ほどですが、牛浜駅が最寄なので一番混みます。ほかに、JR・西武拝島駅とJR五日市線熊川駅からは約20分、JR青梅線福生駅とJR八高線東福生駅だと約25分とだいぶ時間が違いますが、向かう路線によって下車する駅を変えるのがおすすめです。
レジャーシート(できれば小さい座布団も)、帽子や日傘、汗拭き用のタオル、携帯用扇風機、ウェットティッシュ、1000円札と小銭、そしてカメラは必須です。
いかがでしたか?一時期は開催延期の発表で開催が危ぶまれた「横田基地日米友好祭」ですが、時期が変更になって毎年開催され続けています。駅からも歩くし、何をするにも並ぶし、基地だから日影もないし、暑いし……。毎回帰り道には今年で最後にしようかなと思いながらも、ついつい足を運んでしまうのは、普段入ることが出来ない米軍基地や輸送機内に入れたり、戦闘機を間近で見たり、アメリカのジャンクフードを味わったりと、さまざまな魅力が盛りだくさんだから。ぜひ、アメリカらしいフレンドリーな雰囲気を味わいに横田基地へ足を運んでみてください!
Friendship Festival — AIRLIFT MAGAZINE
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