2017年09月22日
沖縄本島から日帰りOK！『阿嘉島』はじめて訪れる人におすすめな観光＆グルメ13選
沖縄の離島『阿嘉島（あかしま）』は、国立公園に指定される慶良間諸島（けらま）の島のひとつです。透明度の高い海とサンゴが美しいエメラルドグリーンは、まさしく南国パラダイス……。阿嘉島の港からは、徒歩圏内で行けるビーチも豊富なので、沖縄本島から日帰りでも十分楽しめます。しかも、人が少ないプライベート感を味わいたい人には打ってつけ!そんな阿嘉島にはじめて訪れる人に、島の観光スポットやグルメなど見どころをたっぷりご紹介します♪
プライベート重視派にぴったりな穴場の離島
出典：
zew0704さんの投稿
沖縄本島からおよそ40km程度の近場に、国立公園にも指定されるほどの美しい海で有名な慶良間諸島。20以上の島群から構成されるひとつに、『阿嘉島（あかしま）』があります。島の周囲はおよそ11km、人口300人程度の小さい島ながらも見どころがたくさん!なんと言っても、車を使わなくとも島遊びができること。港に隣接した集落周辺で、ビーチでのマリンアクティビティー、展望や観光スポット、飲食店やレンタルショップなどが充実しているのでとっても便利。コストを極力抑えたいファミリーや、車の運転を気にせず昼間からお酒を飲みたいニーズにも◎。
出典：K@YAさんの投稿
格別な海の美しさは“ケラマブルー”とも呼ばれ、一目見ようと世界各国からダイバーが訪れます。その魅力を知ってしまうと年に何回も行きたくなるリピーターがあとを絶ちません。夏になると隣接する座間味島（ざまみじま）にたくさんの観光客が集まります。そんな中、阿嘉島は7～8月のサマーシーズンでも比較的人が少ないので、とっておきの穴場空間でのんびりとした時間を満喫できます。
阿嘉島への交通アクセス
出典：
阿嘉島には、沖縄本島・那覇市にある泊港（とまりこう）から座間味島（ざまみじま）行きの船でアクセス。船は2種類あり、“フェリーざまみ（1日1往復）”で約90分、“高速船クイーンざまみ（シーズンによって1日2～3往復）”ならたったの50分で阿嘉港（あかこう）に到着します。終点ではないので乗り過ごさないようご注意を!高速船は、阿嘉島に経由しない便もあるのでくれぐれも事前確認をしましょう。また、サマーシーズンにはすぐに満席になってしまうので、事前にネットからの予約がおすすめです。クレジット決済も可能なのでとても便利。
ダイビングツアーなら初心者でも安心
出典：エリーさんの投稿
はじめての阿嘉島なら海水浴やシュノーケリングでも十分エンジョイできますが、折角のチャンスを活かすなら阿嘉島の海中をのぞかなくては損ですよ。思い切ってダイビングツアーに参加してみては?
出典：ウミスキーさんの投稿
海の中は、まるで幼いころに絵本で見た“竜宮城”のような神秘の世界。晴れの日には「海の中ってこんなに明るかったの?」とビックリするほど！カラフルなのは熱帯魚たちだけではありません。生きたサンゴは様々なカラーバリエーションでわたしたちの目を楽しませてくれます。これぞ目の保養、そして身も心も浄化してくれそう。
素敵な沖縄風の雨小屋でのんびり過ごすのもいい
出典：bigxさんの投稿
赤瓦屋根のレトロさにシビれてしまう“あずまや”でゆったり過ごすのも沖縄感たっぷり。外は太陽の陽ざしがギンギンでも、ちょっと日陰に入るだけで汗がひいてしまうから不思議……。澄み切った空気と涼しい風がなんとも癒されます。沖縄の醍醐味を五感で堪能しましょう。
ケラマジカ（天然記念物）が普通に歩く離島
出典：
鹿と言えば奈良が有名ですが、阿嘉島にも国の天然記念物に指定されている“ケラマジカ”が数百匹ほど生息しています。日中なら日陰で沈む光景が見られるかも。比較的、気温が下がる夕刻あたりになると島の所々でみかけることができるそう。
阿嘉島でビーチを満喫しよう!
①前浜ビーチ
出典：
『前浜ビーチ』は、港のすぐそばにあるので、日帰りで時間があまりない人でも十分楽しめます。宿泊施設や飲食店などがある集落からもすぐなので、散歩感覚で気軽に利用できます。マリングッズなどをレンタルショップで借りて、海水浴やシュノーケリングで遊んじゃおう。
出典：
女性心を釘づけにしてしまうカラフルな貝殻がたくさん!オリジナルアートを砂浜に描いて遊んでみては?
②阿嘉ビーチ(真謝浜)
出典：
『阿嘉ビーチ(真謝浜)』は、港から前浜ビーチとは反対側にある徒歩圏内のビーチです。およそ200～300mほどの長さがあります。ビーチの景観は正直なところそれほどキレイとは言えないものの、海に潜れば別世界が……。シュノーケリングならショップでライフジャケットも一緒にレンタルすれば、スイスイ泳げて楽ちん!泳げない人でも夢の世界が広がるはず。
出典：
阿嘉ビーチ(真謝浜)はウミガメの遭遇率が高いことでも有名です。タイミングさえよければ、ビーチから30m程度のところでもウミガメが見られるとか。ウミガメは体が大きい割りにとってもデリケート。ウミガメと並んで泳ぐこともできそうですが、決して触ったりプレッシャーをかけたりする行為だけは慎んでくださいね。また、水着に着がえたりシャワーなら、徒歩5分の阿嘉港にある施設の利用が便利です。
阿嘉ビーチ (真謝浜)の詳細情報
③ニシバマビーチ（北浜ビーチ）
出典：
『ニシバマビーチ』は、北浜と書いて“ニシバマ”と読みます。阿嘉島で最もポピュラーということもあり、他のビーチに比べて多くの人で賑わいます。阿嘉港からはおよそ2kmほど離れているので、レンタバイクやレンタサイクルでのアクセスがおすすめです。
出典：エリーさんの投稿
ニシバマビーチの珊瑚は、沖縄でもとびきり美しいと言われています。魚もたくさん泳いでいます。海は遠浅で監視員も常勤しているので、小さなお子さん連れのファミリーでも安心して泳ぐことができるのが嬉しいですね。
出典：
透明度抜群の海はまるで天然のプールのよう。美しいケラマブルーの海とその先に広がる開放的な水平線の景色はいつまで見ていても飽きません。
阿嘉港からニシバマビーチまで公共交通機関が無いため歩きかレンタサイクルかダイビングショップの送迎しか無いので、徒歩20分を選択。
— diary (@IiiiiisaNo) 2017年7月14日
とてものんびりした所です。 pic.twitter.com/adZueRbedz
ニシバマビーチの詳細情報
④ヒズシビーチ
出典：
『ヒズシビーチ』は、人も少なくのんびりと過ごせる穴場ビーチです。昼間は魚やサンゴが見れるのでシュノーケリングもできます。ただし、日陰がないので女性はくれぐれも日焼け対策を!
出典：
島の西側にあるので、夕日がキレイに見えるスポットでも注目されるビーチです。水平線に沈む夕日を見ながら、沖縄の地ビール“オリオンビール”で乾杯するのも格別です。阿嘉港のある集落から歩いて行けます。
ヒズシビーチに沈む夕陽…🌅😢帰り道、前浜ビーチでケラマジカに遭遇～#阿嘉島 pic.twitter.com/SBdHJbYRps
— ほえたろ〜 (@hoetaro) 2017年7月19日
ヒズシビーチの詳細情報
⑤クシバルビーチ
出典：
『クシバルビーチ』は、ヒズシビーチよりもさらに奥にあり、穴場中の超穴場ビーチ!天然でできた囲いによって、海が多少荒らくとも透明度抜群がキープされているそう。クマノミなどの熱帯魚もたくさん泳ぎ、生きたサンゴもとてもキレイ～。無人島気分を味わいたいならもってこいのビーチです。
クシバルビーチで、これ拾ったよ(*ﾟ▽ﾟ)ﾉ#阿嘉島 pic.twitter.com/ERd3cDVBot
— Moani (@Moani26598356) 2016年10月29日
クシバルビーチの詳細情報
阿嘉島の観光スポットならココ!
⑥天城展望台（あまぐすく・てんぼうだい）
出典：
『天城展望台』は、阿嘉集落から徒歩圏内にあるので気軽に訪れることができます。島の西側に位置し、夕日のスポットとしても人気が集まります。天城展望台からは、阿嘉港や阿嘉大橋、遠くに渡嘉敷島（とかしきじま）などが一望できます。
天城展望台の詳細情報
⑦中岳展望台（タキバル展望台）
出典：
『中岳展望台』は、島の中央にあり、舗装している道までは車でも行けますが、そこからは歩いて登らなくてはいけません。道を歩く途中には、離島ならではの植物や生き物などの観察ができるのもポイント。そこそこ険しい道なので、歩きやすい服装と靴がおすすめです。
出典：
頑張ってたどり着いた展望台にある“あずまや”からは、晴れの日には360度のパーフェクトな青い海と座間味島（ざまみじま）などの周辺の島々を眺望することができます。
坂道を片道徒歩45分、中岳展望台へ。誰もいなく誰にも会わず。絶景!!!!だけど疲れた… pic.twitter.com/I7z5DZroAo
— Nika (@yu2_2ka) 2013年7月20日
⑧阿嘉大橋
出典：
『阿嘉大橋』は、阿嘉島と慶留間島（げるまじま）を結ぶ1998年に開通した530mほどの大橋です。さらに慶留間島からは慶留間橋によって外地島（ふかじしま）へとつながっています。この3つの島を、ドライブやサイクリングで楽しむのもおすすめです。阿嘉大橋は阿嘉港からもすぐそばにあり、公園から階段でのぼることができます。時間が許せば橋の上を散歩してみましょう。橋の上から海をのぞき込むと、海を泳ぐウミガメの姿を見ることができるとか。
阿嘉大橋の詳細情報
⑨シロの像
出典：
『シロの像』は、実際に存在した犬の像です。映画「マリリンに逢いたい」の主役にもなったことでも知られています。隣の座間味島にいる恋人のメス犬“マリリン”に逢うため、およそ3kmの海を泳いで渡ったという実話を元にしたストーリーです。像を目の前にすると、思わず涙ぐんでしまう人や抱きついてしまう人もいるとか。ちなみに座間味島にはマリリンの像があって、ちょうどシロの像と向き合うように建てられたそうです。
座間味島で見つけた「マリリン像」、マリリン何した子なのーって調べたら、阿嘉島に住むシロって犬が座間味島にいるマリリンに会うために泳いで渡ったという逸話があるそうで…阿嘉島にはシロ像があるらしい pic.twitter.com/IqRrWKmg19
— りゃん (@pinLiang_h) 2015年9月24日
シロの像の詳細情報
⑩離島の醍醐味は夜の星空
出典：beachbarさんの投稿
島は夜になると照明も少なく、満天の星が最高です。特に、島にあるヘリポート付近は周囲に何も無いので、島の人たちが口をそろえてすすめるスポットとか。
阿嘉島のグルメならココがおすすめ!
阿嘉島の飲食店は阿嘉港の近くにある阿嘉集落にあるので、アクセスがとても便利です。何店かご紹介しましょう。
⑪パーラーみやま
出典：
dosannkoさんの投稿
『パーラーみやま』は、前浜ビーチの目の前にある食堂です。料理もおいしいけれどもなんと言っても海の見えるテラス席がとっても気持ちいい。キレイな海の景色を目の前に、開放的なロケーションで食べる料理は何よりのスパイスです。
出典：桑畑三十郎さんの投稿
お店の営業時間はランチのみです。「タコライス・沖縄そば・カレーライス」など、単品で沖縄の島ごはんを注文できます。メニュー品目は少ないものの、どれもボリューミー!しかも、その優しい味に懐かしさを求めてリピートする人も多いとか。
食べログに店舗情報が存在しないか一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。
⑫はぁなcafé
出典：たべえさんの投稿
『はぁなcafé』は、冷たいスムージーやパスタ・ピザなどのイタリアンが味わえる女性に人気のお店です。特に「ふうちばぁー」や「島らっきょう」など、沖縄素材を具材にした一風変わったピザをぜひお試しあれ!ちなみにふうちばぁーとは、沖縄そばのトッピングでも使われる苦みがインパクトの“よもぎ”のこと。
出典：samasamaのココロさんの投稿
「パッションフルーツストレートスムージー」は、沖縄ならではのフレーバー。夏の暑い日のクールダウンにチョイスしたい一品です。濃厚な味わいが疲れた体にしみこみます。ランチから生ビールも飲めるので、お父さんは旅の乾杯ドリンクにいかが?
はぁなcafeの詳細情報
⑬ヨナミネハウス
出典：dosannkoさんの投稿
『ヨナミネハウス』は、赤瓦の古民家とオシャレがコラボした人気のバーです。店内は南国ムードが満喫できて人にも勧めたくなってしまうほど。「泡盛・ワイン・カクテル・ビール・ウイスキー」とアルコールの種類が充実しているのも嬉しい。
出典：ぶびたさんの投稿
「ゴーヤのおひたし」は、泡盛と相性抜群だとか。沖縄ならではを楽しみたい人にふさわしい島の肴です。
出典：dosannkoさんの投稿
カクテルは、本格的なテイストとその美しさがステキなムードを演出してくれます。トロピカルなお酒に酔いながら、南国の夜に話もはずみます。
ヨナミネハウスの詳細情報
阿嘉島廻りいかがでしたか?
出典：K@YAさんの投稿
超穴場なのに沖縄本島から1時間以内でアクセスできる離島『阿嘉島』。日帰りでも十分楽しめますが、民宿やペンションなどの宿泊施設を利用して、ゆっくりのんびり離島の贅沢な時間を過ごすのもおすすめです。そんな阿嘉島の観光スポットやグルメなどをしっかり予習して充実したプランを組み立ててから出かけてみましょう。
