はじめての登山にもおすすめ☆筑波山を遊び尽くそう！個性ある登山コースを紹介！

筑波山は、「西の富士、東の筑波」と昔からいわれ、人々に愛されてきた山です。万葉集でも多くの歌が詠まれ、筑波山自体がご神体の由緒正しき山でもあります。一方で、筑波山登山口まではアクセスもよく、登山道も登りやすく、登山初心者でも挑戦しやすい山です。山頂には多くのお店が構えられており、蕎麦やカレーライス、ソフトクリームなどが食べられます。また、ロープウェイやケーブルカーが整備されているので、それらを利用すれば軽装でも筑波山を楽しむことができるのです。

筑波山には、「男体山」と「女体山」の２つの峰があり、頂上に向けていくつかのコースが用意されています。それぞれ個性があり、違う魅力があるので、色々なコースに挑戦してみてくださいね。頂上へ向かう以外のコースも、もちろんあります。
筑波山は、比較的短い時間で登ることができますが、コースを組み合わせて、長い時間歩くことにもチャレンジしてみましょう。それでは、筑波山の登山コースを紹介していきます。

筑波山には大きく３つのコースがあります。登山口は「筑波山神社」もしくは「つつじヶ丘」になります。どちらにも、つくば駅から出ているバスの停留所があります。また、筑波山神社付近からはケーブルカーが、つつじヶ丘からはロープウェイが出ているので、利用するのも◎。

一番ベーシックな約90分のコースで、筑波山神社から御幸ヶ原までを男体山を目指して登ります。杉の木からあふれる木漏れ日が美しく、とても気持ちよく歩くことができます。ケーブルカー沿いに道があるため、山の中を力強く登るケーブルカーをみんなでワイワイ見るのも楽しいですよ。

約110分の筑波山神社から女体山まで登るコースです。男体山より歩く時間も長く、少し高低差があるのが特徴。また、弁慶七戻りや母の胎内くぐりなど、名前が付けられた奇岩・怪石を足しむことができるコースでもあります。

約40分の、つつじヶ丘から弁慶茶屋跡までのコースで、途中から白雲橋コースに合流して女体山を目指します。よく整備された見晴らしが良い道で、登山初心者におすすめのコースです。すぐに山頂に到着してしまうので、景色を楽しみながら歩きましょう。

男体山頂付近を周遊する、約60分のコースです。至る所に筑波山の動植物についての看板が設置されていて、筑波山について深く知ることができます。ゆっくりと歩きながら、筑波山について学び、自然を観察してみましょう。筑波山は比較的短い時間で登れてしまうので、動き足りない人にもおすすめです。

筑波山神社とつつじヶ丘を結ぶ、約40分のコースです。山頂を目指すコースではないので、傾斜がゆるやかで歩きやすいです。また、利用者も少なく、静かなコースです。体力がなくて山頂まで行くのが心配という人は、このコースだけでも歩いてみませんか？山頂まで行かなくても筑波山の自然の清々しさを充分に感じられますよ。