2017年11月20日
はじめての沖縄離島なら神秘の島『久高島』へ!おすすめ観光スポット&グルメ15選
神が宿ることでも知られる神秘に満ちた離島『久高島(くだかじま)』。島がまるごとパワースポット、美しい海の絶景、レトロ感たっぷりの沖縄集落の景色、心あたたまる島ごはんや名産品などが盛りだくさん!沖縄本島からレンタカーを借りずにアクセスしやすいのも最大のポイントです。はじめての離島観光を計画しているならぜひ候補に。そんな久高島の魅力に迫ります♪
『久高島(くだかじま)』は、琉球の始祖“アマミキヨ”が降臨したと云われ、「神の島」としても名高い由緒ある島です。また、古き琉球王朝時代から、五穀発祥の地として神事がおこなわれ、歴代の琉球国王は欠かすことなく久高島を参詣しました。島人たちに守られてきた神聖なる島は、パワースポットでいっぱい!
沖縄本島からは5kmしか離れていませんが、海の透明度とその美しい光景はなんとも素晴らしい。「船が苦手でも手軽に離島を楽しみたい!」という人に超おすすめです。周囲は8km程度とコンパクトなので、自転車でも数時間程度で、島を廻ることができます。島はほとんど平坦なので坂道が心配な人にも打ってつけ。手つかずの自然がそのまま残された島は、都会では感じられないローカルムードが満点です。
久高島へは沖縄本島から船でアクセスできます。船が出発する南城市知念の安座真港(あざまこう)までは、レンタカーか路線バスで向かってください。安座真港から船に乗ってしまえば、久高島の徳仁港(とくじんこう)はすぐそこ。ちょっとした快適クルーズでレッツゴー!
那覇空港周辺から“安座真港”までおよそ50分です。安座真港には無料駐車場があるので便利です。
那覇空港からは、那覇都市モノレール(ゆいレール)でおよそ10分の“旭橋駅(あさひばしえき)”で乗り換えます。旭橋駅に隣接した那覇バスターミナルから、“安座真サンサンビーチ入口”までおよそ1時間です。バス乗り場は、ターミナルから少し離れている「上泉(かみいずみ)」というバス停(徒歩1~2分くらい)です。ターミナルで係員に38番バスの乗り場を訪ねれば間違えありません。38番バスは1時間に1本~2本の間隔で運行しています。
安座真港フェリーターミナル クチコミガイド【フォートラベル】|知念・玉城・八重瀬
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船は2種類、フェリーくだか(1日3便)でおよそ20分、高速船ニューくだか(1日3便)でおよそ15分です。値段も所要時間もさほど変わらないので、次に出発する船を利用するのが賢いでしょう。
ホーム(料金・時刻表) - 久高島フェリー 定期航路(定期船)久高海運
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※島でのマナーや禁止事項もこちらのサイトから確認しておきましょう。
フェリーで車ごとアクセスすることもできますが、島内の交通手段は、こまわりのきくレンタサイクルがおすすめです。船の待合所をはじめ、数か所でレンタルすることができます。澄み切った空気と青空を思う存分楽しみましょう。
船を降りた周辺の集落には、沖縄独特の石垣や古民家がたたずむ景色がなんともレトロ。のんびりした生活を肌で感じてみて。大きな声や音をたてずに、「おじゃましまーす」という気持ちを忘れずに!
集落を離れれば、プライベート感たっぷりの一本道が続きます。のどかな雰囲気の中、快適サイクリング。そうは言っても木蔭が少ない場所もあるので、とくに暑い夏にはタオルや帽子は必需品です。
島には、優しい住民たちと触れ合って育ったためか、愛嬌のある猫たちがたくさん。都会の猫とはひと味違ったふれあいが満喫できるかも!?
『イシキ浜』は、その昔、海底にある理想郷として信じられていた“ニライカナイ”から、神様を乗せた船がやってきたと云われる場所です。この浜に五穀が入ったツボがたどりつきました。久高島から沖縄本島へ穀物を作る生活のきっかけとなった伝説の場所でもあります。 琉球王朝時代には国王が訪れた神聖な浜とされ、現在でも遊泳禁止となっているのでくれぐれもご注意を!
浜へ出るまでの小道にある拝所(神を拝む場所)などを廻りながら、歴史とご利益を感じましょう。
イシキ浜へはこの看板が目印です。
農業発祥の地、イシキ浜です( ˆoˆ )/
— さきほ∞ ((((`・ω・) (@Child1218Earth) 2017年9月24日
今のわたしがあるのはここのおかげですねきっと( ˆoˆ )/ pic.twitter.com/np2J9Fq4r8
イシキ浜の詳細情報
『ウパーマ浜』は、島の東側にある久高島でもっとも広い砂浜です。岩場が多いので海水浴向きではありませんが、ずっと海の景色を見ていても飽きません。プライベートな海を満喫できるスポットです。
“星砂”を拾う事ができる場所でも有名です。遠い離島に行かなくてもこんなに近場で見ることができるなんて感激!なんでこんな形になったのだろう。自然の神秘に思わずドキドキ。
久高島最高ですわ
— renkorn (@RrhkkTr) 2015年9月10日
ウパーマ浜、プライベートビーチです#最長片道切符の旅 pic.twitter.com/8le0jd2d79
【アクセス】徳仁港から自転車でおよそ9分
『メーギ浜』は、イラブー(ウミヘビ)の漁場でもある「イラブーがま」に隣接した透明度の高いキレイなビーチです。海水浴も楽しめます。港からもっとも近い場所にあるのでアクセスも簡単!船が出発するまでの待ち時間に利用するのもヨシ!ロッカーやシャワーは船の待合所や集落の施設を利用できます。
【アクセス】徳仁港より自転車でおよそ2分
島の最北端にある岬『カベール岬』。この岬は、琉球の神“アマミキヨ”が地上に降り立った場所と云われる神聖な岬だそう。周辺には神秘的な洞窟があり、引き潮の時にはくぐりぬけることができます。海のパワーを全身で感じてみて!
パワースポットの『カベール岬』
— やすさん。 (@haisaiojisan325) 2017年7月15日
とりあえずパワーを得た気分に😏 pic.twitter.com/SVqZXUhRhi
カベール岬の詳細情報
島の西側におよそ600mの『ロマンスロード』と呼ばれる遊歩道があります。沖縄本島も眺望でき、ブルーのグラデーションがステキな海の景色に圧巻!
遊歩道の途中には、沖縄の瓦屋根が特徴の思わず立ち寄りたくなる東屋が。木蔭はとても涼しいのでクールダウンするのにもってこい。
久高島の様子②
— ゆーた@神奈川から日本自転車旅(完) (@CharitabiYuta) 2017年4月5日
ロマンスロードを行く
どこがロマンスかと思わせる入口だが、途中から舗装された道に変わり、ユリの花が綺麗に咲いていた!
展望台から見える島の北西側の海が超綺麗!!
『ロマンス』の名に納得(^^) pic.twitter.com/LMCHpYCyCu
ロマンスロードの詳細情報
『ヤグルガー』は、水が貴重だった時代の生活に欠かせなかった井戸(湧水)です。ここから見下ろす海の眺めがキレイと観光客が足を運ぶスポットです。現在でも水が湧き出ていて、神事の前に行うみそぎ(体のお清め)などに使われているそう。イシキ浜にあり、五穀のツボがたどりついた神聖な場所と言い継がれています。
ヤグルガー pic.twitter.com/ErCzvwAmxX
— kazumi (@karumiw) 2017年10月8日
ヤグルガー (ヤグル川)の詳細情報
大里家の詳細情報
『久高殿』は、12年に一度“イザイホー”という祭りがおこなわれていた神聖な場所です。ちなみにこの祭りは1978年以降は行われていません。建物の裏は聖域とされ、現在立ち入り禁止となっているのでくれぐれもご注意を!現在でも神聖とされるこの場所でウミヘビをくんせいにする作業が行われています。運が良ければ島人たちの作業光景が見られるかも!?
イザイホーの祭場になる久高殿御殿庭(うどぅんみゃー)
— 🐢坂本レイコ🦉LUMBINI🐢 (@rei05ko) 2015年5月19日
巳の方角を向いて建っているらしい。
祝女は辰巳から入場するらしい。
右の建物に島の始祖シラタルが祀られている。 pic.twitter.com/DnVCsXrYvk
久高殿の詳細情報
『クボー御嶽』は、沖縄の七御嶽のひとつです。久高島では第一の聖域、沖縄全体でも重要な場所とされているため、立ち入りが禁止されています。優しい感謝の気持ちで祈りをささげましょう。
クボー御嶽の詳細情報
ここからは、島のグルメをご紹介!気取ったものはないけれども優しい味にリピーターも絶えません。きっと島のパワーが料理に注ぎ込まれているのかも!?
久高島のランチは食事処「とくじん」さん。久高島特産苦菜(ニガナ)和えにオリ生!カジキと鮪、島ダコ等島魚の海鮮丼!ん〜しみじみ旨し〜。 pic.twitter.com/NSj8JWz4CV
— たびあざらし (@ooqihama1) 2015年5月6日
とくじんの詳細情報
とくじん
南城市 / 海鮮、薬膳、沖縄そば
- 住所
- 沖縄県南城市知念字久高249-1
- 営業時間
- ■ 営業時間 11:00~21:00(L.o.20:00) 冬季間 11:30~ ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
- ¥1,000~¥1,999
けいの詳細情報
けい
南城市 / 食堂、沖縄そば
- 住所
- 沖縄県南城市知念字久高223
- 営業時間
- [月] 09:00 - 16:00 [火] 09:00 - 16:00 [水] 09:00 - 16:00 [木] 09:00 - 16:00 [金] 09:00 - 16:00 [土] 09:00 - 16:00 [日] 09:00 - 16:00
- 平均予算
- ~¥999
今回も楽しかった沖縄(ФωФ)東京国際映画祭前のリフレッシュ(笑)
— 谷中の黒猫サダハル君&茶トラのエリー (@nekotaimu) 2017年10月20日
さばにのぜんざいは評判通りの旨さでした!#久高島#さばに#ぜんざい pic.twitter.com/V8iXD07sl0
さばにの詳細情報
さばに
南城市 / カフェ、沖縄料理、沖縄そば
- 住所
- 沖縄県南城市知念字久高39-1-1
- 営業時間
- [月] 09:00 - 16:00 [火] 09:00 - 16:00 [水] 09:00 - 16:00 [木] 09:00 - 16:00 [金] 09:00 - 16:00 [土] 09:00 - 16:00 [日] 09:00 - 16:00 ■ 定休日 不定休
- 平均予算
- ~¥999
『宿泊交流館』は、島ではもっとも大きいリーズナブルに宿泊できる宿泊施設です。団体客などの大人数にも対応しています。館内には「久高島民俗資料室」があり、島の歴史を学習することができます。また、屋上にも登れるので、こぼれおちるようなキレイな星空を気軽に楽しむことができます。朝食がワンコイン程度というのも嬉しい♪
久高島には三軒(たぶん)の民宿に加えて、NPOが運営する宿泊交流館という施設がある。先月は民宿に泊まったので今日は交流館へ。一昨年辺りに三泊したので、二度目の宿泊になる。修学旅行の施設のように最低限のものしかないけれど、せっかく島で泊まるのだからむしろその方がうれしい。 pic.twitter.com/oztXWdvKy9
— Hiroki Yamagishi (@justkiddddding) 2017年3月28日
久高島宿泊交流館
閉業や休業等の理由により施設情報が存在しないか、一時的な障害で施設情報が取得できませんでした。
せっかくの久高島をもっとディープに!という人にはツアーがおすすめ。聞かないとわからない歴史や伝説など、より詳しい島の移り変わりを知ることができますよ。蚊が多い場所にも訪れるので、とくに夏場は“虫よけスプレーや長袖”などの持参がいいでしょう。沖縄は冬でも草木が枯れないので、年中蚊がいると思った方が無難かも。
ホーム - 【公式サイト】久高島ガイドツアー申し込みのご案内
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久高島にもシュノーケリングやダイビングのツアーがあります。ひとりではなかなか行けなスポットを効率よく連れて行ってもらえます。とくに右も左もわからないはじめての沖縄ならツアーの参加が安心!
久高島シュノーケル・体験ダイビングを楽しもう!【久高島ダイビングサービス】
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のんびりとゆっくり流れる島時間の癒しが味わえる『久高島』。島の歴史をあらかじめ予習してから訪問すれば、もっとディープな旅を満喫できるはずです。古き琉球王朝時代から島人たちによって根強く守られ続ける伝統が、今でもこの島にはあります。「土地は神様から借りているもの、皆で利用させていただくもの」という考えがあるそう。一日の始まりは感謝と祈りから、その謙虚さが聖域として島を守り続けた原点にあるのでしょう。そんな由緒ある離島の素晴らしさを、ぜひじっくり感じてほしい!
久高島の詳細情報
久高島
- 住所
- 沖縄県南城市知念字久高
- アクセス
- 安座真港 船 20分 那覇バスターミナル バス 60分 東陽バス 38番 志喜屋線 バス停サンサンビーチ入口下車 那覇空港 モノレール 15分 旭橋駅下車 那覇バスターミナルへ(徒歩5分) 那覇空港 車 60分 那覇空港自動車道南風原北ICから国道329・331号線を知念方面へ 安座真港 船 20分