2024年06月24日
江戸時代から続く老舗旅館。歴史好き必見の山口「松田屋ホテル」
江戸時代に創業してから、深い歴史を刻み続けてきた「松田屋ホテル」。代々続いてきた心のこもったおもてなしに定評のある山口県の老舗旅館です。数々の歴史にも深く関わりがあり、歴史好きにも欠かせない宿でもあります。静かにゆっくりとした時間を堪能できる「松田屋ホテル」をご紹介しましょう。
1675年創業、300年以上の歴史がある「松田家ホテル」は山口県の湯田温泉にある旅館で、山陽自動車道・小郡ICから車で約15分の所にあります。
山口県は幕末から明治にかけて活躍した志士たちを多く輩出した地域でもあり、旅館自体も古い歴史を持っています。
本館は木造2階建ての数寄屋風造りで、お部屋からの眺望が魅力的。新館は木をふんだんに使った和の風情あふれる和室で広さが3タイプあり、さまざまな人数に対応しています。グレードの高いお部屋は本館にありますよ。
最大6人まで宿泊できるお部屋で、窓からは湯田温泉街を一望♪段差が少ないバリアフリー対応のお部屋なので、お身体が不自由な方でも安心して利用できます。
最大4人まで宿泊できるお部屋で、本館の客室の中で最上級。窓からの景観が素晴らしく、眺めが良いと評判です。内風呂が付いており、源泉かけ流しなので、人目を気にせずゆっくりと湯浴みを楽しめます。
平成25年5月にリニューアルされた、比較的新しい客室。パンフレットや雑誌の撮影で利用されることが多い客室で、宿泊してみるとその理由が分かります。こちらの露天風呂も源泉かけ流しなので、ゆっくりと湯浴みを楽しみましょう。
窓が大きく開放感のある大浴場・花柏(さわらぎ)の湯。岩の湯が岩で造られているのに対し、こちらは桧材を使用したお風呂となります。お風呂全体に桧の香りが漂い、湯浴みをしながら森林浴気分に♪岩の湯、花柏の湯は、時間帯で男女入れ替えとなります。
花柏の湯に併設する露天風呂・白狐の湯。白狐の親子が出迎えてくれます。
1860年に造られた維新の湯。時代を大きく動かした明治維新で活躍した高杉晋作や木戸孝允、西郷隆盛らが密議をするときに使用したと言われています。幕末の歴史好きなら入っておきたいお風呂です。
地元の食材や旬の素材をふんだんに盛り込み、色彩豊かな料理の数々。食べるのがもったいないと思ってしまうほど綺麗ですね。山口県は山海の幸に恵まれた土地なので、提供される料理は山海の幸をメインにした会席料理となります。コース料理以外の別注料理も興味を引くものばかりですので、余裕がある時に注文してみてはいかがでしょうか?
明治維新に関わる史料が展示されている資料室。貴重な品々が展示されていますので、それらを見ながら当時に思いを馳せてみてください。幕末好きにはたまらないスポットです。
高杉晋作が松田屋ホテル(当時は松田屋旅館)に生えていた楓の木に文字を刻み込んだ「憂国の楓」。「盡国家秋在焉」(国家に尽くすのときなり)と書かれているこの木は、大正時代に偶然発見されたもので、歴史的な遺物です。
庭園内にある西郷・木戸・大久保会見所。ここは、薩長同盟と討幕の計画を練っていた場所です。松田屋ホテルには、歴史に思いを馳せるスポットが多くあり、いろいろと考えさせられますね。
公式詳細情報
湯田温泉 松田屋ホテル
山口県 / 湯田温泉 / 旅館
- 住所
- アクセス
- JR山口線 湯田温泉駅から徒歩約10分/中国自動車道 小郡ICより湯田市街へ15分
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 10:00(OUT)など